週刊セブ島留学&起業日記(第89回)
この記事は2020年6月27日に配信されたメルマガのバックナンバーです。
<今週のトピック>
・皆さん、都知事選で小池だけはいれてはいけません!
・都知事候補、小野泰輔という男について
・順調にいけば秋?タイの開国の可能性について
・ドラッカーの名著:マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則
・ジム難民におすすめ:プッシュアッパー
<皆さん、都知事選で小池だけはいれてはいけません!>
私は1000%小池不支持です。彼女は史上最悪の東京都知事と言っても良いでしょう。しかし、なぜか日本のマスコミは小池支持なので(少なくとも正しい批判すらしない)、それに流されてしまう『小池脳』の人が大勢、彼女に投票するのでおそらく当選してしまうのでしょうね。
日本のマスコミの罪は本当に重い。
まあ愚痴ってばかりでも仕方ないので、感情ではなく、客観的事実で小池の無能ぶりを解説したいと思います。小池は前回の都知事選で『7つのゼロ』という耳障りの良い公約を掲げて当選しました。その7つのゼロとは下記です。
1. 待機児童ゼロ
2. 残業ゼロ
3. 満員電車ゼロ
4. ペット殺処分ゼロ
5. 介護離職ゼロ
6. 都道電柱ゼロ
7. 多摩格差ゼロ
皆さん、残業ゼロになりました?電車って座れます?えーと、都内電柱だらけですが(別にそれでも良いと思いますが)。。。『多摩格差ゼロ』なんてそもそもどうやって検証するのか?
間違いなく、公約達成率はゼロです。そんな嘘つき都知事を再選させるなんてありえません。小池の何が酷いかというと、絶対達成不可能なことをしれっと言い切ってしまう人間失格レベルの人格です。
嘘つきは小池の始まり。。
だって、満員電車ゼロに至っては、電車を全て2階建てにするとかいうファンタジーを語っていたのです。そして、そのファンタジーは築地市場の豊洲への移転問題へと引き継がれ、数千億円をドブに流してしまったのです。
そして、これもマスコミは報道しないのですが、小池は約1兆円あった都民の貯金である財政調整基金を4年間で95%使い果たしてしまったのです。実は、昔は都の財政は赤字だったのですが、石原都政時代に大改革が行われ、東京都は盤石の財務基盤を築いたのです。
万が一、コロナ第2波が来た場合、都にはもう予算は残っていないのです。
一体、約1兆円もの予算を何に使ってしまったのか?おそらく、都の会計報告を見ればわかると思うので、どなたかがしっかり調べて説明してくれたら、またこのメルマガでも紹介したいと思います。例えば、「東京アラート」とかいうライトアップショーにはいくら掛かったんでしょうね?
すみません、彼女の失政および不作為を挙げればキリがないので、この辺にしておきます。東京都民のメルマガ読者の皆さん、どうぞ賢明なご判断をお願いします。それと、上記の事実を、身近にいる東京都有権者の最低1人に是非お伝え下さい。もちろん、この「事実」を知った上で、小池に投票するのであればそれはご本人に自由ですが。
<都知事候補、小野泰輔という男について>
3回ほど前のこのメルマガで書きましたが、小野君は僕の元同僚です。約6年、同じ職場で働き、よく議論もしたものです(彼も私も議論大好き)。
彼は優秀です。そして、筋の通った人間です。嘘もつきません。とことん相手に付き合う根気も持ち合わせています。それと、彼が感情を乱したのを見たことありませんね。もちろん、悪いものは悪いと批判していましたが、常にロジカルで冷静でした。
ということで、私は彼が同僚だから支持するのではなく、信頼できる男だから支持します。
私は政治家には正しい国家観が必要と考えます。それは、都知事や地方議員にも求められるべきです。たとえ国政選挙であっても、こうした国家観が語られることは稀なのですが、小野君が昨日、彼の国家観が垣間見えるツイートをしていたのでご紹介します。
まずは、支持者さんからの質問。
#こたえて小野たいすけ
・外国人参政権についてのお考えを教えてください
・地方公務員の国籍条項についてのお考えを教えてください
そして、小野君の回答。
外国人参政権には反対です。正職員には日本国籍が必要と考えます。
https://twitter.com/taisukeono/status/1276415008407076866
小野くん、とっても当たり前のことをストレートに言ってくれています。言うまでもなく、外国人参政権とは、日本に住む外国人に選挙権が与えられることです。そんな国、世界中探してもどこにもありません。
しかし、いいですか皆さん、立憲民主党はこれに賛成なんですよ。蓮舫とか、蓮舫とか、蓮舫とか。それから、今回都知事選に出馬している山本太郎もこれに賛成です。日本のことは日本人が決めるのが当たり前です。差別とかそういう問題ではありません。
以前のメルマガでも書きましたが、国境を廃止したEUがコロナ危機で最初にしたことは、「国境封鎖」なのです。完全に矛盾していますが、これが正解なのです。まずは自国ありき、それが当然であって、トランプ大統領が『アメリカ・ファースト』と言っているのって当たり前のことなんです。
そう、小野くんは当たり前のことを、市民が分かる言葉で語ってくれています。この一点だけにおいても、彼は今回の都知事選候補者の中で頭一つ抜けていると言っても良いでしょう。
小野くんに投票して下さいとは言いません。ただ、できれば下記の大阪の吉村知事との会談動画を見てみて下さい。そして、ワイドショー好きで吉村ファンの『小池脳』のおば様達に是非見せてあげて下さい!
日本維新の会副代表 吉村洋文氏 × 小野たいすけ Live対談
https://www.youtube.com/watch?v=o3cZzm-a0FA&feature=youtu.be
<順調にいけば秋?タイの開国の可能性について>
私の本業はフィリピンのセブ留学なのですが、先週のメルマガで書いた通り、年内の再開は絶望的です。そこで私が期待しているのはタイなのです。私は『タイ留学ドットコム』というウェブサイトを運営しており、いくつかのタイにある英語学校と業務提携しています。
最近では、フィリピン留学を諦めてタイ留学を検討しているお客さんからの問い合わせも来だしています。結論から言うと、10月頃には留学可能かもしれません。以下、私がそう考える根拠を示します。
まずはタイのコロナに関する最新データ。
累計感染者数:3162人
累計死者数:58人
累計回復者数:3040人(98%)
つまり、現在進行形で今感染している人数は、122人。タイの人口って約7000万人なので、感染率は0.00017%。
そして、約1ヶ月に渡って(国内)新規感染者はゼロです。海外からの帰国者では陽性が出ていますが、国内ではしばらくないそうです。
完全克服と言っても良いですよね!
このような状況を踏まえて、タイ国内では7/1から新たな規制緩和がされる予定です。残念ながら、まだ外国人観光客の入国許可は含まれませんが、最近、議題に上がりつつあるのは確かなのです(フィリピンでは議題にすら上がる気配はありません)。
今週、日本人ビジネスマンのタイへの入国が許可される見込みであるとの報道がありました。
『日本人ビジネスマンからタイ入国を許可へ、ウィサヌ・クルアガーム副首相が言及』
https://www.thaich.net/news/20200625yf.htm
『来週から一部外国人にタイ入国を許可の方針、CCSAが発表』
https://www.thaich.net/news/20200624bs.htm
詳細はまだ発表されていませんが、短期滞在のビジネスマンに関しては2週間の隔離措置も免除される可能性があるそうです。
タイはコロナ収束から一気にではありませんが、じわじわと経済再開にシフトしつつありますね。タイのGDPの中で観光業は18%も占めるそうなのです(日本はたったの2%)。こうした産業構造もタイの開国を後押しする要因ですね。
おそらく、しばらくの間(少なくとも年内?)は、仕事があるか、よほど海外に慣れた人でない限り、海外旅行には行かないような気がします。それでも、どうしても海外に行きたいという(私のような)人には、アジア諸国がオススメです。
具体的には、タイの他に、台湾やベトナム、カンボジア(アンコールワットがありますね)やラオスです。残念ながら「フィリピンは除く」です。それとインドネシアも難しいですね(バリ島がある)。
下記が最新データです。本来は人口比にすべきですが面倒なので(すみません)、累計の数字のみ。それでも傾向はわかりますよね。
(負け組)
インドネシア:累計感染者51,427人 / 死者 2,683人
シンガポール:累計感染者42,955人 / 死者 26人
フィリピン:累計感染者34,073人 / 死者 1,224人
日本:累計感染者18,197人 / 死者 969人
(健闘組)
韓国:累計感染者12,602人 / 死者 282人
マレーシア:累計感染者8,606人 / 死者 121人
(勝ち組)
タイ:累計感染者3,162人 / 死者 58人
香港:累計感染者1,197人 / 死者 7人
台湾:累計感染者 447人 / 死者 7人
(神の領域)
ベトナム:累計感染者353人 / 死者 0人
カンボジア:累計感染者130人 / 死者 0人
マカオ:累計感染者 47人 / 死者 0人
ラオス:累計感染者 19人 / 死者 0人
過剰に怖がらずに、コロナについては正しく対処しましょう!
それでは、いつものコーナーに行きましょう。
1. 読者さんからの質問
今週はこのコーナーはお休みです。
2. フィリピンのビジネス&生活あるある
今週はこのコーナーもお休みです。
3. セブのレストラン
今週はこのコーナーはお休みです。
4. 今週買ったもの
ピーター・ドラッカー 『マネジメント[エッセンシャル版] - 基本と原則』
https://amzn.to/2BhaR5f
実は新規で購入したものではないのですが、実家の本棚にあったので、約10年ぶりに読んでみました。
素晴らしいですね。本書の価値は、どんなに年月が経とうと色褪せませんね。経営者必読の書です。私のような零細企業の経営者にもグッと刺さります。
『事業の目的は顧客の創造である』という名言を久しぶりに目にして、しばし考えこんでしまいました。それと、この言葉も大好きです。
“21世紀に重要視される唯一のスキルは、新しいものを学ぶスキルである。それ以外はすべて時間と共にすたれてゆく。”
さらに、勉強こそ最高のエンタメだと僕は思っています。
5. 筋トレ
僕はかれこれ3ヶ月半、ジムにいけていません。ジム難民です(悲)。いま何が恋しいって、ベンチプレスや、あの心地よい筋肉痛です。
このメルマガを書いている6/27が、実は僕の自己隔離の最終日なのです。そう、今日でセブから戻って2週間が経つのです。明日の解禁日には、床屋さんとジムに行こうと思っているのですが、日本に戻ってからの僕の筋トレライフを支えてくれたのは、下記のプッシュアッパーです。
『ボディテック(Bodytech) プッシュアップバー 2個セット』
https://amzn.to/2ZhA5st
普通に腕立て伏せをするよりも可動域が広いので、より広範な筋肉に効かせることができます。また、このような器具を使った方が格段に腕立てってやり易いんですよね。値段も安いので、オススメですよ。
6. 経済&投資
日経平均 (年初来 -4.84 %)
ダウ平均 (年初来 -12.34%)
フィリピン平均 (年初来 -21.80%)
今回は手短かに。
今が仕込み時なのか、2番底を覚悟した方が良いのか分かりません。ただ、僕の予想(期待)はずっと変わらず、11月にトランプ再選で株価フィーバーです。
最近、海外の政治経済について書いていないので、来週あたり書いてみますね。