週刊セブ島留学&起業日記(第90回)
この記事は2020年7月5日に配信されたメルマガのバックナンバーです。
<今週のトピック>
・コロナについてはこれで最後にしたいのでズバッと書きます
・コロナによる経済地獄はこれから始まる
・タイの開国の見通し
・振り込み済みのフィリピン留学、キャンセルした方が良いですか?
・マックブックのバッテリー交換、オススメ店
・ジム通いは格安の公共ジムから始めましょう!
<コロナについてはこれで最後にしたいのでズバッと書きます>
東京では3日連続で新規感染者が100人を超えた、全国では200人超、とマスコミがとっても喜んでいますね。ほんと、日本のマスコミって日本や日本国民にとって良くないことが起こると異常に元気付きますよね。
メルマガ読者の皆さん、もう地上波のニュースを見るには本当にやめましょう!
ということで、ここでは地上波のニュースでは報じられない数字を簡単に説明します。
武漢肺炎(コロナとも言う)の現在の重症者数
全国:32名
東京都:9名
入院治療等を要する人
全国:1224人
東京都:346名
ソースは下記です。
https://toyokeizai.net/sp/visual/tko/covid19/
https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/
愚かなマスコミは庶民を煽るために「累計」といった大きな数字を報じたがりますが、いいですか、重症者数は全国で人口1億2千万のうち、たったの32名なんです。人口1千万人の東京ではたったの9名です。つまり、現在のコロナでの重症者って100万人に1人もいないのです。
さらに最近、東京での新規感染者が増えている理由、それはPCR検査数が増えているから。そして、感染していそうな夜の街の人たちを集中検査しているのです。つまり、潜在的な感染者数は現時点報じられているよりも遥かに多いのです。しかし、ここで注意すべき問題があります。それは、感染者と患者の違い。
感染者:ウイルスに感染している人
患者:感染している上、症状が出て医師の治療を必要とする人
Wikipediaによれば、
患者(かんじゃ)とは、なんらかの健康上の問題のため、医師ないし歯科医師や専門の医療関係者の診断や治療、助言を受け、(広義な意での)医療サービスの対価を払う立場にある人。
勿論、感染するのは僕も嫌やですが、症状が出なければ別に問題はありません(他人に移したくないという点を除いては)。正確なデータは見つかりませんが、マスコミの報道が正しければ、最近の感染者の多くは若年層でしかも無症状だそうです。
以上から、コロナってほぼ収束、勝利宣言で良いのではないでしょうか?既に経済活動は再開してきているので、政治家に上から目線で言われる前に、庶民は既にウィズ・コロナの生活を送っているのです。
それでもまだ、コロナ怖い!第2波が〜!!と言う人は下記のツイートのグラフを見て下さい。どう見ても最近の「都内100人超え」なんて誤差の範囲ですよね。
https://twitter.com/Cebu_Eigo_Club/status/1279555005029089280
勿論、僕も注意はしています。マスクもしてるし、手洗いもしてます。うちの母親なんて東京は危ない!と連呼してますが、えーと、あなたの息子(私の兄)って都内に住んでるんですけど。それと街を歩けば、子供もたくさんいます。そう、既にコロナは収束していて、世の中は次の段階に突入しているのです。
<コロナによる経済地獄はこれから始まる>
6/30の日経新聞の記事によると、
『完全失業者、緩やかに増加 5月の休業者なお423万人』
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO60958420Q0A630C2EE8000/
・5月の完全失業率は2.9%と前月比0.3ポイント悪化
・完全失業者数は197万人と同19万人増えた。
・4月に600万人近くまで膨らんだ休業者の約7%が5月に職を失った。
・潜在的な失業リスクを抱えた休業者は423万人
これすごい数字ですよね。しかし、ほぼ3ヶ月間、経済活動が停止していたので止むを得ない数字です。自営業者や零細企業って自転車操業のところが多く、3ヶ月も収入がなくなれば、家賃も払えなくなってしまうのです。
大半の経営者は最後まで従業員の雇用を守ろうと、給料を払い続けようと頑張りますが、3ヶ月も無収入が続けば力尽きてしまいます。そう、文字通り、無い袖は触れないのです。
日本の労働人口は約5600万人と言われています。現在の完全失業者が約200万人なので、上記の記事の言う通り「失業リスクを抱えた休業者」の423万人が仮にそのまま失業したら、日本の失業率はざっくり10%になります(失業者の計算は実際にはもっと複雑です)。
あのリーマンショック後の完全失業率ですら最高で5.5%だったのです。ガチでやばいですよ。10%は行かないと思いますが、リーマン超えはほぼ確実でしょう。
当然に企業の倒産や廃業も増えますね。悲しいですが、フィリピンにある英語学校(私の同業者)が閉校するというケースが最近増えてきています。本ブログでは何度も書いていますが、セブ留学は年内再開すら危ういので、冷静に分析してこれからもっと多くの学校が危機に晒されることが予想されます。
留学業界にとって『7月中〜9月中の夏休み』にビジネスができないことは死活問題なのです。この2ヶ月は大学生を中心に留学が殺到するので、極端な話、この2ヶ月で年間の半分の利益が生まれるのです。そして、これが今年はゼロです。留学業界は、大きな括りで言えば「観光業」なので、コロナの影響を最も受ける業界なのです。
観光業同様に飲食業もきついですね。ソーシャル・ディスタンシングで、席数&テーブル数を減らしても、まだ満席にはほど遠いのです。私は今週、都内で4件のお店で会食しましたが、どこもキャパの半分も埋まっていませんでした。金曜日の夜の銀座で半分以下です。悲惨です。あるお店のご主人は、客足が元に戻るのに年内いっぱいかかりますね、と仰っていました。
いま僕たちにできること。それは、行きつけの、常連のお店に行って食事することです。今年の夏休みは、お気に入りの宿や、これまで行ってみたいと思っていた日本の観光地に足を運ぶことです。皆さん、政府から1人10万円もらいましたよね。そのお金ってこういうふうに使うのです。まさか貯金とかしてませんよね(笑)。
私は海外在住なので10万円は貰えていません(昔は結構税金払っていたんですけどね)。経営する会社もフィリピンで登記している法人なので持続化給付金等も一切貰えません。まあ、僕は根本的にヒト様に頼る気は一切無いので問題ありませんが、もし給付金を得られていたら、全額社会に還元したと思います。
つまり、「使う」ということです。皆さんの消費が、皆さんが食べるラーメン1杯が、ラーメン屋の店員さんの給料を支えるのです。是非そう考えて、少し余分な出費をして下さい。
そんな訳で、僕は生き残りをかけて、今夏は長野県の白馬で英語合宿を開催します。友人知人からは、「ごめん、どうしても日程が合わない」「1週間は無理だね」といった連絡を頂くのですが、合宿参加は3日からOKです。
というか、極端な話、英語学習はなしでも、2泊3日くらいで白馬の大自然を楽しみに来て下さいと言っています。そうすれば、白馬の宿に売上が生まれるのです。白馬最高ですよ!もし、今夏の家族旅行の計画がまだの方は、是非白馬を検討してみて下さいね。
『夏合宿 in 白馬(2020)』
https://cebuec.com/hakuba/
<タイの開国の見通し>
タイについて書く理由の一つは、フィリピンの状況がとっても悪いからです。累計感染者数は4万人を超え、医療機関のキャパは逼迫しほぼ医療崩壊に近い状態にあります。我らがセブシティは、なんといまでも絶賛ロックダウン中です。市中には軍隊が展開し不要不急の外出を取り締まっています。
ということで、くどいですが年内は無理です。仮に外国人受け入れを開始したとしても、お客様(留学生)に「もう安心なのでいつでもいらして下さい!」と笑顔で言えるようになるには、どう考えても時間がかかると思うのです。
そこでタイです。もともとタイ好きの人は多いですし、同じ東南アジアのタイはフィリピンの穴埋め地としても格好の国です。フィリピン留学に行けない人は、タイ留学というオプションまであるのです。ということで、タイの最新情報です。
7月1日から、タイへの外国人の入国規制が緩和されます。
<従来、入国が許可されていた外国人>
労働許可証所持者
<7/1に入国が新たに許可された人>
1. 労働許可証所持者の家族
2. 政府間の取り決めに従い日本、韓国、シンガポール、中国、香港から渡航するビジネスマン、技術者(1日200人)
3. タイでの医療目的の渡航者――原則として14日間の検疫隔離などが条件
かなりの緩和ですよね。さらに特筆すべきは、上記2の場合は、14日間の隔離措置等が免除されるということです。
次に観光客の受け入れについて。
現在、下記の条件で検討が進んでいます。
・1日1000名まで
・指定の6−7日間のツアーパッケージの顧客のみ
・5つの観光地に限定:プーケット、サムイ、パタヤ、チェンマイ、クラビ
・2週間の隔離措置等なし
・8月開始
・2週間後に正式決定
・日本、台湾、中国限定
・これは全3段回の第1段階。最終段階=以前の状態
『Travel bubble scheme drawn up in 3 phases』
https://www.bangkokpost.com/business/1944336/travel-bubble-scheme-drawn-up-in-3-phases
いや〜、嬉し過ぎますね。上記は実験的に実施するので、これにより感染が拡大しなければ順次拡大という流れです。
現時点では10月〜、一般の外国人観光客受け入れというのが定説ですが、少し早まる可能性もありますね。そうすれば、タイ英語留学も可能なので、留学ビジネス再開の突破口にもなりえます。
個人的には11月の渡タイを密かに企んでおります、フフフ。
1. 読者さんからの質問
Q. Sさんからの質問
KGさん、私はセブ島ではないのですが、ある英語学校に4月から留学する予定でいたのですが延期になってしまい、キャンセルするかどうかで悩んでいます。学校はキャンセルする場合はすぐに返金すると言ってくれているのですが、返金されたらすぐに使ってしまいそうで怖くて。。どうしたら良いでしょう?
Q. KGの回答
一旦キャンセルして返金して貰った方が良いでしょう。
残念ながら返金問題を抱える学校がある中、良心的に対応している学校もあるので過度に神経質になる必要もないと思いますが、一旦返金が良いと思います。そして、実際に行ける状態になったらまた申し込めば良いのです。
個人的には、外国人の受け入れがフィリピンで再開されてから、1ヶ月くらい様子を見てから決めた方が良いと思います。とにかく、フィリピンはドタバタの国なので笑。明日試行の法律が、今日の夜11時に発表されたりするので、現場は大混乱なのです。
私は労働ビザを持っているので、観光客(留学生)よりは早くフィリピンに入れるはずです。ですから、皆さんよりは早めにセブに入って、私が大丈夫と思ったら、集客を再開したいと思っています。新しいルールが決まって現場に浸透するまで相応の時間がかかるのがフィリピンなのです。
ということで、焦らないことが肝要ですね。
2. フィリピンのビジネス&生活あるある
今週はこのコーナーはお休みです。
3. セブのレストラン
今週はこのコーナーはお休みです。
4. 今週買ったもの
今週は少し趣向を変えて、マックの修理店の紹介です。
実は僕のMac Book Airは前回の日本帰国時の最終日(1月末)に異常をきたしてしまいました。トラックパッドが効かなくなったのです。理由は、バッテリーの膨張。バッテリーの保ち時間が2時間弱まで減っており、そのような状態になるとバッテリーが物理的に膨張してしまうそうなのです。
ということで、6月中旬の帰国まではマウスを使用していました(とっても面倒)。そして、ようやく帰国し、2週間の隔離生活が終わったので、恵比寿にある下記のお店に行ってきました。
『Smart恵比寿本店』
https://s-mart.shop/access/smart-ebisuhonten/
感想は、大満足!料金は12,800円(確か)。修理時間は10分弱(要事前予約)。おそらく、マックのバッテリー交換をこれだけ安価に素早くやってくれるお店は他にありません。
勿論、万が一のリスクを取りたくない人はアップルストアに行った方が良いと思いますが、時間も費用かかかるので僕はリスクを取りました。このお店、一応1ヶ月の保証書も出してくれます。
担当のお兄さんの対応も良く、なかなか感じの良いお店でした。
5. 筋トレ
僕は先週からジム通いを再開しました。僕が通うジムは市が運営するジムで1回300円です笑。器具等に多少の不満はありますが、この圧倒的な安さは本当に助かります。
https://twitter.com/Cebu_Eigo_Club/status/1278623362118414336
ジム通いを始めたい人は、まずはお住まいの自治体が運営しているジムを探してみることをオススメします。以前、新宿区に住んでいた頃は下記のジムに週2回、約10年通っていました。こちらも1回400円、庶民の見方ですね。
http://www.shinjuku-sportscenter.com/facility.html
久しぶりに写真みたら、懐かしくて涙がでますね。。
6. 経済&投資
日経平均 (年初来 -5.71 %)
ダウ平均 (年初来 -9.5%)
フィリピン平均 (年初来 -18.25%)
スミマセン、今回はデータのみ。