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家庭と仕事の狭間に開いた新たなトビラ(Mikaさん)

仕事と子育ての両立期のキャリアのカタチをデザインするオンラインのグループ型キャリアコンサルティングプログラム「キャリア・デザイン・ラボ(Career Design Lab)」(※以下、CDL)。CDL Storyでは、当プログラムに参加された方々のインタビューを紹介しています。
今回は、トライアルプログラムに参加されたMikaさんにお話を伺いました。

Mikaさん
離職中、2児の母(第一子4歳、第二子8ヶ月)、友人からの紹介で参加

ーまず、Career Design Lab(以下、CDL)のプログラムに参加したきっかけを教えてください。

参加に至ったそもそものきっかけは、第二子の育休中に、夫の長期の海外赴任の可能性があることが分かったことでした。赴任をするなら家族みんなでという思いがありましたが、そうなると自分のこれまでのキャリアも一度絶たなければいけない。

そんなジレンマが同時にありました。家族と自分自身のキャリア、この2つを両立させながら進めていくにはと悩んでいたところ、知り合いの方からCDLについて教えてもらったんです。グループセッションなどを通し、自分自身の将来のビジョンについて明確になりそうだと考え、受講しました。


「CDL」と通常のキャリアコンサルティングとの違いとは?

―キャリアコンサルティングというと、ハードルが高いというイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、CDLはいかがでしたか?

CDLは良い意味で「キャリアコンサルティング」という感じがしませんでした!楽しみながらワークを進めることで、全部終わった後に「あ、自分は実はキャリアコンサルティング受けてたんだ」って気づく感覚でしょうか(笑)。フランクに受講し、あっという間の時間を楽しみながら、気づけばモヤモヤした気持ちが晴れていました。

講師の方々も最初に雰囲気をほぐしてくれたことも大きいと感じます。きちんと「グループのルール」も設定されていて、ポジティブな雰囲気中でみんなが本音で喋れていたように思います。お陰で、私も順を追うごとに心地よい時間を過ごすことができました。

ーCDLのプログラムは、どんなものに例えることができますか? 

2つイメージが浮かびますね。1つ目は、「飛行機」みたいなイメージ。ちゃんと目的地が用意されていて、そこに向かって仲間と乗って行く感覚がありました。

2つ目は、「花が開いていく」イメージ。つぼみがCDLを通じて開き始め、5年後などに咲いているイメージでしょうか。


自分の価値観に初めて出会える貴重な場

ー参加のきっかけにも挙げられたグループセッションでは、どのような部分に魅力を感じましたか? 

自分自身の価値観が具体的に理解できたことです
特にオンラインでは、住んでいる場所も、職種も経験も全く違う方々が同じ場に集まることができます。そうした様々な方々の言葉を通して、「この人はこういう風に考えるけど、自分は違うな」「私はこういうことは気にならないな」と、周りの意見が価値観の比較対象となって、自分自身の価値観に気づくことができました。これは、1対1のコンサルティングやコーチングではなかなか体験できない魅力かと思います。

ー計4回のセッションがありましたが、最も印象に残ったワークにはどのようなものがありましたか?

最も印象に残ったワークは、「ビジョンコラージュ」と「バランスチャート」の2つですね。

「ビジョンコラージュ」は、オンラインツールを使いながら、3~5年後のイメージを画像やテキストで作成していくワークです。元々、私は5年後や中長期的な未来がなかなか見えずにモヤモヤしていました。そうした中で、このワークでは自分のイメージが画像によって可視化されていったので、とても役立ちました。

画像を選んだり、貼り付ける中で、「あ、これは違う。私は本当はこうしたかったのか」ということをキャリア・家庭・自分自身という3つのカテゴリーごとに俯瞰して見ることができたので、今まで気づかなかった発見が多くあったと感じます。楽しみながら、不透明だった自分の将来への解像度を上げることができたという感覚でしょうか。

もう一つ印象的だったワークは、産前産後の満足度の変化をあらゆる生活カテゴリーを踏まえて可視化する「バランスチャート」です。自分自身の満足度の変化にはどのような要因が関わっているのか。意外と気づかないポイントをワークを通して初めて捉えることができ、自分の満足度をあげるためにできるその後の工夫につながりました。

例えば、私の場合、「学び」が自分にとって大事だということに気づかされました。そこで、本を読む時間を意識的に増やした結果、日々のストレスを減らすことができました

Mikaさんが作成したビジョンコラージュ

「家庭」「仕事」ではない“あなた”でいられる場所を求める方へ

ー今回のCDLでの学び・気づきを今後どのように生かそうと考えていますか?

5年後、自分がなっていたい姿と、そのために何をすればいいのかがかなり明確になったので、今はそこに向けて小さな一歩を踏み出しているところです。

また、家族との時間がやっぱり自分にとって大事だということにも気づけたことが大きな収穫になりました。「子どものため」と思っていた時間も、実は自分にとってこれが大切でやりたいからやっているんだと捉え直すようにもなれたので、これから仕事をするにしても、家族とのバランスが保てる方法を模索していきたいと思っています。

ー参加されたCDLは、どんな人に勧めたいですか?

私のように自分と向き合いたい方や、考える時間を求めている人には良いと思います。

普段、ここまでキャリアや生き方について話す機会がないので、それが話せる場というのは貴重です。日常では、仕事だと「会社員の私」、地域だと「誰々のママ」のように、それぞれに交わることのない肩書の上にいるのが当たり前になっていますが、CDLのセッションの中では自分の名前で、ひとりの人として向き合うことができます

そして、将来や本当にやりたいこと、そのために何をしていくべきかを真剣に考えるきっかけにもなります。とても安心・安全な場で話せるので、家庭や仕事ではない「第三の場」を求めている方にお勧めしたいです。


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次回は、6月よりスタート!詳しくは、Peatixにてご確認ください。

<Career Design Labについて>
Career Design Lab(CDL)とは、「両立期をともに、もっとハッピーに!」をモットーに、家族も、仕事も、自分自身も大切にするサステナブルな生き方・働き方を、パートナーや仲間とともにデザインしていくためのキャリア支援プログラムです。キャリア支援に特化したグループセッション、個別・夫婦メンタリング、イベントなどを提供しています。