「気持ち」と向き合いながらグループワークで掴んだ自分軸(Akiさん)
仕事と子育ての両立期のキャリアのカタチをデザインするオンラインのグループ型キャリアコンサルティングプログラム「キャリア・デザイン・ラボ(Career Design Lab)」(※以下、CDL)。
CDL Storyでは、当プログラムに参加された方々のインタビューを紹介しています。今回は、トライアルプログラムに参加されたAkiさんにお話を伺いました。
ーCareer Design Lab(以下、CDL)に参加された時の状況を教えてください。
離職してから7年が経ち、家事と子育てに軸を置いた生活をしていました。
離職前は、子供向けの教材の開発や、営業・マーケティングに携わる仕事をし、産後に離職。一度復職を試みましたが、夫の海外赴任のタイミングも重なって実現できずにいました。
数年後には復職したいと思いつつも、子供を3人抱えているので具体的な行動をおこせず、漠然とした不安やモヤモヤ、そして焦りを感じていました。そんなとき、CDLについて知りました。
―参加したきかっけは?参加前に期待していたことは何ですか?
以前参加した育休女性向けボランティアプログラムのFacebookグループで、CDLを紹介する投稿をみて、参加を申込みました。
1対1のコーチングセッションを受けたことはありましたが、その形だと未来を描くことが難しかったため、グループという違う切り口できっかけの糸口がつかめたらいいなと思っていました。もともとグループワークやチームワークが好きだったので、素敵なつながりができたらいいなとも思っていました。
仕事や出来事だけでなく気持ちや満足度を可視化するワークが新鮮
―4回のセッションの中で最も印象に残ったセッションやワークは何でしたか?
「イベント・ノンイベント」と、「バランスチャート」のワークです。「イベント・ノンイベント」のワークは、「転機の理論」のフレームワークに基づき、産前と産後の変化を分析し、自分の捉え方や気持ちを俯瞰するワークです。
これまでキャリアや仕事を振り返ることはあっても、「想定していた・いなかった転機」というフレームワークで、出来事やそれに対する自分の気持ちをあわせて振り返ることはなかったので、とても新鮮でした。
「バランスチャート」のワークは、産前産後の満足度の変化をあらゆる生活カテゴリーを踏まえて可視化するワークです。自分の変化を可視化し、満足度の上下をマッピングしながら、関連する出来事を振り返り、「あの頃きつかったなー」とか、感情を受け止めることも同時にできました。
心理的安全性のある温かい仲間とグループで取り組むからこそ得られる気づき
―グループワークにも期待されていましたが、実際の雰囲気はいかがでしたか?
やはり、他の方々のシェアやフィードバックを通じた気づきが多かったです。最初のセッションで質問やフィードバックの仕方、グループのルールをきちんと共有していたこともあり、温かい心理的安全性のある雰囲気の中で進めることができました。
とても素敵なメンバーが参加していたため、センシティブな内容も、ここなら言って大丈夫だ、きっと受け止めてくれる、温かい言葉がかえってくるだろう、という安心感がありました。
また、私自身も、この雰囲気をつくっていくために、うなずく・相槌をうつなど、特にオンライン環境下で自分がしてもらっていいと思うことをして、安全・安心な場づくりを心がけていたと思います。
沢山のワークをやるので、セッション中はとても忙しかったのですが(笑)、限られた時間の中でも、相互コーチングを通じて色々と気づく範囲が広かったです。正直、ここまで「気持ち」も含めてキャリアを考えるとは想定していませんでしたが、それがむしろ気づきに繋がり満足度が高まりました!
あとは、セッション前後の「雑談の時間」がよかったです。オンラインだと対面で休憩時間にされるような他愛もない雑談がなかなかできないですが、そのような時間もちゃんと用意されていて、場が温まったのがよかったです。
「気球」に乗って、仲間と見つけた自分軸と自信
―今回のCDLでの学び・気づきを今後どのように生かそうと考えていますか?
私は、好奇心が旺盛なところがあるので、やりたいことが多い半面、本当にやりたいことを絞れない人生だったなと思います。自分軸をもつとはどういうことなのかが分からずにいたのですが、一連のワークを通じて、改めて自分にとって大切なことに気づきました。
また、メンバーから新鮮かつクリティカルな突っ込みをもらえたことで、自分は沢山のものをもっているのに、自信がなさすぎたということにも気づきました。未来に対して、「自分はできるのかも」という自己効力感というか、自信をもらうことができました。
今回のCDLを通じて、自分の仕事や出来事だけでなく、その時の気持ちや充実度等の感情面もあわせて振り返ることができたので、大事にしたいもの(自分軸)がより明確になった気がします。今後も、自分の大事にしたいものを軸に、生き方や仕事などを決断していきたいと思います。
―CDLの体験を一言で表すと?
もので例えると、「気球」でしょうか? 地上(子供たち)から離れて、仲間たちと楽しく、過去・現在・未来を俯瞰していくイメージです。終始楽しい雰囲気の中で、これまで向き合いづらかった過去を振り返り、目指したい方向も見えてきた気がします。
―どのような方にこのプログラムを勧めたいですか?また、CDLを通じて得られるものは何だと思いますか?
現状に疑問を感じている人や変わりたいと思っている人、また、どうやって変えていくかの方向性を考えたり、少し立ち止まってしまっている方などに勧めたいです。本は読んでいるけれどなかなか前に進めないという方にもお勧めです。
沢山のワークを爆速でやっていくのですが(笑)、その中で、自分を振り返りつつ、他メンバーから具体的なアイデアや気づき、アドバイスがもらえると思います。また、ワークはオンラインでできて、ダウンロードもできるので、成果物が残り、今後、立ち戻り振り返ることのできる拠り所ができるので、これからも生かしていきたいです。
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次回は、6月よりスタート!詳しくは、Peatixにてご確認ください。