CoderDojo神山 #8 “play on a device!” 開催のご報告
今月のコーダー道場神山
こんにちは、JAビルを絶賛改装中のため神山コンプレックスで移転営業中のコーダー道場神山です。JAビルの方はスペースをお貸しいただいているモノサスさんのアイデアも膨らみつつ、キャンプの雰囲気を感じられるスペースを目指そうと画策しています。もうしばらく神山コンプレックスでお待ち下さい!
高校生が3Dモデリングを勉強中
城西高校の高校生から3Dプリンタでロボットを作りたい!というリクエストを頂きました。ちょうど移転営業中でハイスペックPCがコンプレックスに来ていましたので、夏休みの期間中こちらを学習用として開放することにしました(見出しの写真がそうです)
何はなくともモデリングができないとプリントまでたどり着けません。僕もモデリングを学習するときに参考にしたこちらの本を渡して、パソコンもパスワードを教えて自由に使えるようにしてあげました。
神山メイカースペースでは高校生・高専生まで、自作のモデルに限り無料で3Dプリント代行サービスを行っています。なのでモデリングができるようになればオリジナルロボットまであと一歩…は言い過ぎですがスタートを切ることはできました。夏休みを費やせば僕なんかあっという間に追い越してかなりのことができるようになるはず! がんばれ!
緑の星を探せ! GreenFinder by Halocode
Makeblock Halocodeを使ったゲームデモを作ってみました。このゲームは本体を回転させて緑の星を探し、全体で5つの星を見つけ出すまでの時間を競います。
仕組みとしては概ねこんなロジックです。
- 加速度センサーで回転角度Rを検出
- R/30して1時~12時の位置Tを算出
- TがアタリならLEDを緑に、ハズレなら白く光らせる
- アタリのときに中央のボタンを押せば星を獲得!
今回は常に一方向のLEDを光らせていますが、ルーレットのような使い方もできそうです。12個並んだLEDはアイデアが広がりますね!
GreenFinderのコードはこちらに公開しておきます。よかったら覗いてみてください。
Makeblockさんは全国のCoderDojoに向けて、Halocodeを合計200台も提供するという太っ腹な企画を行っています。その中で神山にも4台のHalocodeをご提供いただきました。
ニンジャたちにも面白い、と好評! Scratchでプログラミングできるよ、と伝えると興味を持っていました。micro:bitと並んで遊んでもらいたいと思います。
進行中のプロジェクトとコンピューターが楽器になった瞬間
さて、今月のニンジャたちはこんなプロジェクトに取り組んでいました。
viscuitの本をなぞりながら、自分で書いた絵で水族館。いつもはお兄ちゃんがプログラミングしているのを見ているだけでしたが、いよいよ挑戦。
こちらは前から作り続けているステージクリア型のゲーム。途中でシューティングゲームを作ったりなどしていて、別のテクニックを獲得できるこういう回り道はプログラミングを学習する上でとても大切です。
拡張機能のことを教えたところ、音楽機能で『チューリップ』を演奏して作成中のゲームのBGMにしていました。コンピューターが楽器になった瞬間です。
例によって徳島大学で開催中のコーダー道場徳島とも中継開催していたので、今回はGreenFinderをデモしてみました。
今年の冬に徳島でも開催予定のWeb×IoT メイカーズチャレンジでは多拠点をテレカンファレンスでつなぐ予定です。テレカンも1対1ならともかく、多対多で繋げる場合は勝手が異なってきます。日常使いして少しでも慣れておかないと。