3Dプリンタのプラグアンドプレイ環境とマイクラのオンラインマルチプレイ環境(CoderDojo神山 #44 開催のご報告)
鮎喰川コモンを会場にするようになってから、コーダー道場の準備をしていると普段からコモンで遊んでいる子供たちが好奇心いっぱいにパソコンを触りに来るようになりました。
道場に来ているニンジャたちと区別しても仕方ないので、飛び込みの子たちもパソコンに触れる環境を用意するようにしています。そんな未就学児もたくさん参加してくれているコーダー道場神山です。
さて今回は12月回ということで昨年に引き続き、Tinkercadを使ってクリスマスオーナメントを作りました。
昨年までは、道場が終わったあとでも自宅のパソコンでモデリング遊びができるようにと、Tinkercadのクラスルームにアカウントを作り、ニックネームを設定し… と手順を踏んだうえで、短縮URLを書いたカードを渡していました。
学校開催であればともかく、面倒な手順で間口を狭めてしまっては本末転倒です。自分でもまだるっこしいことをしているなぁと思っていたので、今回は誰でもすぐに触り始められるようにしました。
共通アカウントを、ニンジャ1、ニンジャ2、ニンジャ3、と作り、ログイン済みのパソコンを3台用意。椅子に座ってマウスを握ればすぐにモデリングして遊べる、プラグアンドプレイ環境です。
Tinkercadを使ってモデリング
ブラウザからモデリングできるtinkercadならスペック弱めな道場のPCでもサクサク進めることができました。
Tinkercadはクラスルームの概念があり、生徒アカウントで作ったデータを先生アカウントからSTLでダウンロードして、スライサーにかけてプリントする、というフローをネット経由で通すことができます。
もちろん、クラスルームのURLと登録したニックネームさえ控えておけば家に帰ってからも自宅のパソコンでモデリングの続きができます。
加えて、こんなのモデリングできたよ!と連絡してもらえたら、僕のほうでプリントしておきますのでぜひ挑戦してみてください。
Tinkercadを使った3Dプリンタワークショップについては別途記事化しておいても良いかも。準備しておきます。
スライサーとプリントは大人が担当
さてモデルを作るのは簡単にできたとしても、3Dプリンタの難しいところはスライサーの設定と機械自体の扱いです。そこは大人が手伝ってあげます。
作品たち
こんな作品が出来上がってきていました。tinkercadには球体や立方体、星やハートなどプリミティブ図形がいくつもあるので組み合わせていくだけでもかわいい図形を作れます。
最後のジャックオランタンはSTAG.Bさんのサイトにあるデータを使わせていただきました。
スパイラル花瓶モードなら頭にかぶれる大きさも3時間ほどあればプリントできてしまいます。
マイクラ勢も進歩している!
マイクラ勢は3Dプリンタよりもいつものマイクラに夢中でした。
そして今回はネット経由のマルチプレイにも成功しており、鬼籠野の友達とマルチプレイで遊んでいたようです。
いまいち安定しなかったマイクラのマルチプレイですが、その情熱でもって着実に進歩していてとても頼もしい! 今度教えてもらおうと思います。