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発表コーナーと正月飾り3Dスキャンプロジェクト(CoderDojo神山 #56 開催のご報告)

こんにちは、コーダー道場神山の本橋です。

2024年1回目、1月19日のコーダー道場を開催しました。

今回は事前に鮎喰川コモンのスタッフの方からご相談があり、3Dスキャンの実験しつつの開催です。

今回のターゲットはこちら

ターゲットは、神山町で古くから作られていたという正月の松飾り。神山では玄関先に松の枝を下げて、そこに飾り付けをするというスタイルです。

松の枝にはおめでたい飾り付けをします。鯛や大黒天、えびすさんや米俵などなど。

この2つをスキャンしてみます

この飾りを作っていた職人さんはすでに引退されており、もう町内では作られていないそうです。今年の正月には現存している飾りを大切に保管されている方からご提供があり、コモンで展示していました。

正月飾りは米粉細工で作られており、中身は空洞です。手に取るとモナカの皮みたいな手触りでした。写真を見ると真新しいピンク色の部分があります。破損した箇所を補修された部分とのこと。

なにせ米粉です。長年の乾燥や虫食いで崩れて行ってしまうのも避けられません。この正月飾りを3Dスキャンして残せないか、というコモンのスタッフさんからのご相談でした。

こうしてスマホで写真を取って
えべっさん
ディテールは均されてますが、プリントしても面影は残りました
テクスチャありだといけるか…?
こちらは鯛

写真に見えていない鯛の反対側は実はすでに割れてしまっていました。幸い左右対称なので正中線で分割して…

半分ずつプリント
張り合わせれば復元できました

この3Dスキャン&プリントプロジェクトは、今年の年末に向けて少しずつ進めていく予定です。年末にはたくさんプリントした正月飾りにみんなで色を塗って、2025年の正月に飾ることを目標に活動していきたいと思います!

活動発表!

大人たちで3Dスキャンをしている横ではニンジャたちも自分の遊びに取り組んでいました。今回から道場の終わりの時間に自分たちのプロジェクトを発表してもらう時間を設けることにしました。

遊んでいたゲームについて発表
棒人間のアクションゲーム
Tinkercadで途中まで作っていた3Dモデル

やや照れくさそうにしながらも何人かのニンジャが発表をしてくれました。発表コーナーの試みは来月からも続けていきたいと思います。

それではまた、来月2月16日のコーダー道場神山でお待ちしています!

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