占いへＧｏ

突然だが、占いに行ってきた。
偶然立ち寄った神社で占いイベント的なものが開催されており、15分1,000円ということだったので、ものは試しにと占ってもらった。

私を占ってくれたのは、40代くらいのふくよかなおばちゃんだった。
「何が知りたい？」と訊かれたので、「私はちゃんとパートナーに巡り合えるかどうか知りたいです！」と答えた。
おばちゃんはおもむろにタロットカードのようなものを取り出し、机の上にぶわーっと並べた。
何をどのように見るかわからないのだが、自分を示すカードと相手を示すカードがあるらしく、その二つがえらく離れた位置にあるのを見て、おばちゃんは「う～ん…遠いなぁ…５年…」などと恐ろしいことをおっしゃる。
ごっ・・・５年！？５年先ってこと！？

続けておばちゃんは「ちょっとあなたのガイドさんにも聞いてみるね…」と、私の後方の空間に視線を漂わせた。
そして「ビジョンを持ちなさいと言っている」と、私のガイドとやらが言ったらしいアドバイスを伝えてくれた。

おばちゃん「お相手に求めるものとか、条件が多いのかな？」
私「いや…何も考えてなくて、流されるままというか…」
おばちゃん「う～ん、逆に何も条件考えてないパターンか」
私「あっ。よく考えたら、相手に嫌だと感じるポイントはたくさん持ってるかもです」
おばちゃん「なるほど、嫌なポイントははっきりしてるわけね！そしたら、理想を求めていくよりは嫌なポイントをはっきりさせて相手像を具体化したほうがいいかもねぇ」
私「なるほど！！」

このおばちゃんの助言は非常に役に立った。
私はお相手の理想像を考えはじめると地に足が着かなくなり、考えがまとまらなくなるきらいがある。（それこそ白馬の王子様的な存在しない相手を思い描いてしまう）
現実的に考えるのであれば、極力「嫌」なポイントを排除して、残った要素を組み立てていったほうが良い気がする。
ナイスおばちゃん！！
たった15分の鑑定だったけど、とてもためになる助言をもらえたと思う。占い師すごい。

せっかくの機会なので、人として付き合うにあたり「こんなやつは嫌だ！」というポイントを列挙してみようと思う。

・暴力をふるう
・金銭管理ができない
・不機嫌で人を操作しようとする
・家事（掃除・料理）ができない
・見栄っ張り（ブランド好きとか）
・自信がなく卑屈
・嫉妬に基づいた皮肉ばかり言う
・自分の意見がない
・感情の起伏が激しい
・四六時中一緒に居たがる
・思いやりがない
・意見の相違があったとき対話できない
・課題に直面した時私を置いて逃げる
・社会問題に関心がない
・弱者に手を差し伸べられない
・笑顔がない
・ありがとうが言えない
・意見を表明せず察してもらいたがる
・高圧的
・他責思考
・相手によって態度を変える
・自分が一番注目されないと気が済まない
・スキンシップを嫌がる
・くさい、不潔

すらすら出てきて笑った。過去の恋愛で「うわぁ嫌だ」と思ったことが役立った。
しかし、これは条件が多いのだろうか。
みんなここまで考えて恋愛しているんだろうか。

他にもためになったアドバイスとしては、おばちゃんに「ビジョンを持ちなさい」と言われた時「ビジョンってどうやって持つんですか？」と訊いたら、「憧れの人はいる？憧れをつくるっていうのが一つの方法だよ。こんな生活をしたいなぁと思い描いている生活をしている人がいたら、現実的な目標ができやすいでしょ？目標から逆算して今やるべきことを考えることができるじゃない。」
おばちゃんにそう言われて、憧れの人がいないことに気づく。良くも悪くも尊大な私は、I am meを貫き通してここまで来た。その割に「こうなりたい」という目標がなく、流されるまま気づけば３２歳になろうとしている。やばい。

とりあえず、まずは憧れの人を見つけてみようと思う。

いやぁ、役に立ったよ占い。おばちゃんありがとう。