やることがない日々
仕事を辞めたら辞めたで、やることが何もなくなるのである。
何もしない、ということは人間にとってストレスだ。
何もしない日があってもいいが、何もしない日ばかりでは気持ちが落ちていく一方である。
一人暮らしで何もしない日があるのは、まぁ良い。
私は今、祖父母宅で暮らしている。ゆえに、私が何もせず日々過ごしていることを祖父母は知っている。自分が何もしていないことを、誰かが知っているというのはきつい。
先日タカシくんから電話が来て、仕事を辞めた話をしたら、「資本主義への反抗だね」と、よく分からないことを言われた。
タカシくんは続けて、「もういっそ、2~3年くらいニートやったら?おじいちゃんおばあちゃんに2~3年養ってもらったって、人生を振り返ったとき面白くない?」と、助言にならない助言をくれた。
私は面白い面白くないで人生を生きているわけではない!!
家にいることが億劫な私は、「就活行ってくる」と祖父母にウソをついて、水族館やら美術館に出かけている。
◆マリンワールド海の中道◆
平日の水族館は最高。大水槽前がほぼ貸し切り。
ゆら〜っと泳ぐ魚たちをぼ〜っと見て癒された。
マリンワールドは地味にバイト先候補だったが、行ってみて「ここで働くのはなんか違うな」と我にかえった。
◆福岡県立美術館◆
めちゃくちゃ穴場だった。
とくに図書館が最高。美術関係に特化した蔵書にワクワク。
髙嶋野十郎という作家を知り、その絵に惚れてしまった。
写真を撮りそびれたので、県美のバーチャル美術館を楽しんでほしい。
髙島野十郎の世界 | 福岡県立バーチャル美術館 (fukuoka-kenbi.jp)
◆福岡市立美術館◆
「キースへリング展」にお邪魔してきた。
あまり関心を寄せたことのないアーティストだったけど、展示を見て「なんか好き」となった。良い出会いだった。
そして福岡市美に来たら、ぜったいに外せない常設展。
ショニバレの「桜を放つ女性」何度見てもよき
大濠公園でぼ~っとした。暑い。
◆Nayuta◆
旧・久山温泉跡地にできた施設。ビーガンが寄ってきそうな店舗がたくさん入ってた。
展望カフェが素晴らしかった。ここは永遠に居れる。
つい先日温浴施設もOPENしたらしく、せっかくなので入ってみた。
薪サウナや露天風呂を楽しんだ。お値段はちょっと高めかもしれない。(1,320円)
というわけで、無職生活をそこそこエンジョイしているように見えるが、楽しい時間を過ごしていても常に焦燥感がくすぶっていて、ふとした瞬間に罪悪感が襲ってくる。
仕事しなきゃ…と思うけれども、週5日・毎日9時間を仕事に取られるって、なんのために生きてんだ?と絶望する。
↑ 典型的(?)無職の言い訳
自分がどうしたいか分からん…。
何の仕事もしたくない気もする…。
じゅげむと遊ぶ仕事がしたい。(逃避)