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【NBA】2020 #KKFantasy Review (1)

おひさしぶりです。Kaeru Kingdom Fantasy(以下、#KKFantasy)コミッショナーのカエル王でございます🐸                   今季も例年通り4週1ピリオドとしてレビューを書いていきたいと思います。昨季はNoBAusaが圧倒的な強さでRSを制し、そして優勝を達成しました。年々レベルが上がり続ける当リーグで序盤のうちに勝ち星を貯金できるかどうかは非常に重要な優勝へのファクターです。今季のNoBAusaに代わる存在はどこになるのか。序盤、リーグの形勢がいまだ混沌とする中で各チームがいかなる戦いぶりを見せたのかを振り返りたいと思います。構成もいつもどおりリーグ概観、そしてチーム戦評へと続きます。

なお、今季の参加者と各チームのアイコン(コミッショナー独断)は以下の通りです。


【1.#KKFantasy 第1週~第4週順位変動】

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それでは、まずは第1ピリオドの大勢を俯瞰していきますが、上掲グラフを見ての通り未だに混沌とした状況を呈しています。そんな中で第4週終了時点で首位に立ったのは、ドラフトで最下位指名からのスタートを切ったBUTAKUMANMO'sでした。主力で注目すべきは、なんといってもドンチッチ。DALでKPとともにダイナミックデュオを形成するかと思われましたが、すでにドンチッチの主役感がすごいです。30PTSオーバーやトリプルダブルを量産し、尚且つファンタジー的には3ポジション兼務可能という柔軟性まで備えており、新たなスタッツモンスターの誕生といった感じで、BUTAKUMANMO'sを首位に押し上げる原動力となっています。

次に昨季の強豪たちのスタートを見ていきましょう。昨季は第1ピリオドのうちから3度1位を経験したNoBAusaは、今季も一時1位にも躍り出ましたがその後下降し、第1ピリオドは5位でフィニッシュしました。これには主力のカイリーの負傷が大きく響いており、またコリンズのサスペンションも計算を狂わせていることは間違いないでしょう。また昨季のファイナリストであるat_sushiはヤニスだけでなく先発に昇格しラウリー不在を埋めて余りある活躍を見せるFVV、OKC移籍後も昨季の好調さを維持しているガロなど、分厚い選手層を活かして首位を窺う位置につける好スタートを切りました。

最後に、第1ピリオド終了を待たずしてPO圏外の下位に沈んだチームを見ていくと、FOREVER 23やDeros Mavericksといった常連組の名前が開幕時の順位から右肩下がりで落ちていったことが確認できます。年々優勝チームの成績が上がり続け、それに伴いリーグのレベルも高まり続けているので、序盤といえども下位に沈むのは優勝を狙う上では痛い躓きです。ここから第2ピリオドの捲土重来を果たせるかどうか、常連組の奮起に期待しましょう。

※第1ピリオド各週モーメント



【2.チーム別各週レビュー】

①The Kingdom

第4週終了時順位:10位(27-32-1)

昨季は開幕4連勝と最高のスタートを切った我が軍ですが、今季はあろうことか3連敗を喫してシーズンの初めからコケてしまいました。コケた原因としては、以下のことが思い当ります。

①ヨキッチ、KPのツインタワーが不安定
②全体的に確率系がひどい
③ラバート、ゴードンが期待外れ

①は、ヨキッチはW杯で夏も間もプレイしたデメリットとして疲労があるかと思いますが、メリットとしてはオフの間も体が弛む暇はなかったため、体を絞った状態でシーズンに入れると考えていたのですが、開幕前の写真で見た所では、開幕に合わせてきっちりぽっちゃりして帰ってきたように見受けられます。KPはレストのリスクがあるのを承知で取りましたが、現状で問題なのはレストではなく、出場していても存在感が不安定だという点です。この点はコンビの相方であり、ボールの供給源でもあるドンチッチとのケミストリー醸成がうまくいけば、改善されるかもしれません。ただ、現状ではチームの主力二人が頼りない状態であると言わざるを得ません。

②については、第4週終了時点でのスタッツランキングでは、

FG%:15位
FT%:14位
3PT%:13位

というように、3部門全てでお話にならない状態でした。ただし、これでも当初よりは改善しました←。チーム編成上、確率系はさておき圧倒的なトータル系で勝ち越していくようなスタイルでもないので、3部門のどれか一つでもまともに戦えるレベルに改善する必要があります。

③は、ドラフトにおいてドラ1ドラ2ではビッグマン、3位~5位ではPGを指名した後でウィング系を取りにいったため、必然的にドラフト上位に指名されるようなレベルのウィングの選手が取れなかったツケともいえるでしょうが、それでも下位指名でのラバート、ゴードンは悪くなかったと思います。ただ、ラバートはカイリーにボールを占有されている煽りを受けてかスタッツが安定せず、AST/TOが36/31とほぼ同じという有様だったので、個人的には抱えるべきウィング系としては不合格だと見なしました。ゴードンはプレシーズンではシュートタッチもよかったのですが、開幕してみると、3ptの本数、確率ともに期待値以下でした。また、二人とも早々に怪我をしてしまったので、ロスターの健康状態を維持するためにも戦力の入れ替えが必要でした。

以上、開幕から早くも問題点の多いロスターであることが明らかとなったので様子を見つつテコ入れのタイミングを計っていかねばならないでしょう。

②NoBAusa

第4週終了時順位:5位(36-24-0)

我が軍に続いて、昨季王者の序盤の戦いを振り返ってみます。NoBAusaは第3週にインサイドの核であるジョンコリンズを失うという痛手を負いはしましたが、その週も勝利して結局第1ピリオドを無傷の4連勝で終えました。BKNに移籍したカイリーは思う存分得点力を発揮して、数の暴力の特攻隊長といった感じですが、そのカイリーを含むNoBAusaのPGの選手層は目を見張るものがあります。ドラフトにおいて、4巡目でブログドン、7巡目でセクストンを取り、誰を出していても相手にとっては脅威でしょう。さらにブログドンはMILでブレッドソーと先発していた時はPGとしての色は薄かったと思いますが、INDに移ってからは二桁ASTを捌き、新天地でもすでに司令塔然としたプレイぶりを見せています。

その主力たるPG陣やヒールド、ウーブレ等の点を稼げるウィング系の活躍あってか第4週終了時のスタッツランキングでは、得点関連部門7つのうち4つでベスト3に入っており、今季のNoBAusaも数に物を言わせて相手を殴り倒すスタイルを継続しています。ただし、REBは13位、BLKは11位とこれらにはジョンコリンズ不在の影が感じられるため、つけ入る隙はありそうです。

③BUTAKUMANMO's

第4週終了時順位:1位(37-18-5)

ドラフトは最下位スタートながらもいざ開幕してみると好スタートを切り、第4週には首位に立って豚王朝開幕と調子乗ってるのがBUTAKUMANMO'sです。チームの中心はやはりドンチッチですが、チームとしての強みはスタッツランキングでリーグの首位に立つPTSを初めとする攻撃力です。第3週の対Deros Mavericks戦では、224FGM、109FTM、そして今季初となる600PTS越えの608PTSでDeros Mavericksを粉砕しました。さらに上記3部門に加えて141ASTも捌いており、これらのスタッツは第3週のベストスタッツでした。

その第3週でチーム最多となる120PTSを記録がしたのが、今季本格覚醒の感のあるウィギンズでした。スコアラーとして定評のあるウィギンズですが、実際のドラフト1位指名選手として見ると、同じチームに同じくドラ1だったKATが毎シーズン鬼のようなスタッツを残すため印象は薄く、また得点以外はあまり期待できないためファンタジーのドラフトにおいても高順位では敬遠されがちな選手でした。実際、BUTAKUMANMO'sがウィギンズを指名したのも5巡目でしたが、今季のウィギンズは過去2シーズン平均得点が20点を下回っていたその汚名を払拭するかのような得点力を発揮し、輝きを取り戻す勢いを見せています。ウィギンズがこの調子で得点を積み上げていくならば、BUTAKUMANMO'sが再び600PTS越えを達成するのも時間の問題といえるでしょう。

④B.peenats

第4週終了時順位:2位(38-21-1)

先述のBUTAKUMANMO'sは現在の所得点力を中心とした数の暴力団でありましたが、B.peenatsは第4週終了時のスタッツランキングのポジティブ系においてFT%以外は全て一桁順位に位置しており、数の暴力という観点から今リーグで最も凶暴なチームであるといえます。しかも、TECHも5位とここでもポイントを取れるため、12部門を席巻し得る力がありとても危険でマジ DANGERです。高いレベルで平均的に強いとなると、ポイントをできるだけ確保し、ダメージを最小限にして負けるという術も使いづらいということになります。事実、第2週は先に言及した12部門を支配して大勝し、続けて第3週も12-2-1と相手に手も足も出させない無慈悲さで連勝していました。

チームの主力を覗いてみると、得点力ではリラード、ミドルトン、さらに今季が躍進の年となりそうなSGAがおり、REBとBLKではドラモンドとアデバヨが軸となって稼いでくれています。またアデバヨは、ASTもそこそこ稼げる器用さがあり、PF/CからでもASTが稼げるため、B.peenatsの高め安定のスタッツ構成において貢献度が高そうです。また他の脇役としてはラム、プリンス、アイマスが所属チームの主力不在の穴を埋める役割を十分に果たしており、本来ならばベンチプレイヤーだったかもしれない選手が今季PTを得られる条件にあることをうまく活かしたロスターになっていると思います。特にKDやウォールは今季の復帰はなさそうなので、プリンスとアイマスのPTが減ることはないでしょう。

先に触れた2チームはオフェンス偏重型の数の暴力でしたが、それとB.peenatsのハイバランスな数の暴力がぶつかった時、どんな結果になるのかは大変興味をひくところです。今季の日程では現在首位のBUTAKUMANMO'sとの対戦が第3ピリオド最終週に控えているので、これがシーズンの行方を占う大一番になりそうです。


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2018年12月23日 有料設定を変更しました。記事内容は無料にてご覧いただけます。記事を読まれた上でご購入いただける方は、100円にてご購入をお願いします。

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