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【NBA】2019 #KKFantasy Review (5)

おひさしぶりです。Kaeru Kingdom Fantasy(以下、#KKFantasy)コミッショナーのカエル王でございます🐸                   第5回レビューはいつもよりはがんばって早く仕上げようと思いましたが、気づいたらシーズンが終わってしまいました。構成はリーグ概観、チーム戦評に加えて、今回はトレードレビューを行います。POの望みを断たれてもうファンタジーに興味がない方もいらっしゃるでしょうが、最後までお楽しみいただければ幸いです。

【1.#KKFantasy 第17週~第22週順位変動】


※第22週終了時点のスタッツランキング


※第5ピリオド各週モーメント

ついにRS全日程が終了しました。RSで抜群の成績を残して全体の首位及び東の第1シードとしてPOに進出したのはNoBAusaでした。振り返ってみると、全22週のうち21週で首位に立ち、第3週からは一度もトップを譲ることなく順位グラフでひたすら平行線を描き続けた、向かう所敵なしの強さでした。

その強さは過去の成績と比べてもずば抜けており、上掲ツイートに見るとおり、#KKFantasy 史上最多勝・最高勝率を打ち立てるほどのものでした。

しかし、不動の首位とは打って変わって、この第5ピリオドはこれまでの凪の状態から終盤に順位変動が相次ぎました。その一つは我が軍が第22週にしてようやくat_sushiに奪われて久しかった全体2位、西の第1シードを取り返したことが挙げられます。また、Deros Mavericksが一旦9位から10位に後退したものの、結局はPO圏内の8位圏内にジャンプアップし、BUTAKUMANMO'sを蹴落としてPO進出を確定させました。これはILに温存し続けてきたラブやディンウィディの復帰が順位上昇を後押ししたようです。

さらにその下に目をやると、前回のレビューで触れた大型トレードを敢行したDoiken DynastyがPO圏内を目前にして力尽き、RussとヒゲがPOで暴れる姿を見る可能性はなくなりました。第21週に2-13-0で敗れた影響が大きかったものと見られます。

ともかく、ここにPO進出8チームが確定し、#KKFantasy 5シーズン目の王者を巡る争いが幕を開けました。


【2.チーム別各週レビュー】

①The Kingdom

第22週終了時順位:2位(190-115-10)

第5ピリオドは全勝で締めくくりましたが、ファンタジーの日程上の5週間のうち3週間はエンビー不在であり、そのハンデを考えるとより価値のある5連勝だったと思います。これを可能にしたのは2月から平均得点が20点台に乗ってきたヤングの活躍であったと思います。上掲ツイートにもあるとおり、ヤングが多くのFTMを稼いでくれたことは、エンビーが稼いでくれていた部分が欠場で失われるところを補う形となり、我が軍の強みでもあるFTMで好成績を上げ続ける要因となりました。

また、ヤングの覚醒は3PTMでも好影響を及ぼし、第16週からの3PTMの40本越えが第5ピリオドも継続されて、結果4週連続の40本越えを達成し、最終第22週に至っては今季ベストの51本を積み上げることができました。我が軍の3PTM及び3PT%はシーズンを通して足枷であったので、RS最終盤にきてこの足枷から解放されたことはPOに向けての弾みとなるでしょう。主砲はヤングでしたが、週ごとにFAで取ったウェイターズやトレードで得たノックスなど複数の供給源を活かすことができたのが改善の要因でしょう。なにしろ、主力ウィングのデロ山に3ptがないという変則ロスターなので、そのへんはやりくりが大変ですが、そのやりくりがここにきて当たってくれたというところでしょうか。ちなみに、この第5ピリオドの3ptの改善が功を奏し、3PTM及び3PT%は各ランク最下位から15位にジャンプアップできましたw。

②michael porter jr

第22週終了時順位:4位(170-134-11)

ファンタジーの安定した本命であるレブロンのほか、昨季 #KKFantasy 王者等強豪のロスターを範にとって作られた戦力は、やはり計算通りの力を発揮し、michael porter jrをPO進出に導きました。

その陣容は、キング&プリンス(ベンシモンズ)を中心とするロスターでしたが、キングの方はLALの成績不振に伴い、PT制限や欠場がスタッツの伸びを阻害してしまいました。またトータル系を強みとするmichael porter jrですが、中心であるシモンズはFTM、FT%、そして3PTMへの貢献が望めないことがチームスタッツにも如実に表れ、第5ピリオド終了時点でFTM11位、FT%16位、3PTM13位とシュート力や精度に関わる所に響いているのが見て取れます。

しかし、FAから機能する選手を複数獲得し、主軸をうまく支えて終盤戦を乗り越えました。第17週ツイートの選手評にあるように、アイザック、セクストン、そしてウェイドによる補強が効果的にはまっているようです。特にアイザックはmichael porter jr自軍のFantasy Pick-up of the Yearにも推薦するほどであり、PTSも伸ばしつつディフェンシブスタッツを稼いでくれるというありがたい存在に成長しているのが素晴らしい点です。セクストンはPGとしてはASTに見劣りしますが、その点はシモンズがいるため目を瞑ることができ、セクストンの得点力を仕入れる上でのデメリットを気にせず起用できます。ウェイドはこれがキャリアのラストイヤーなのか疑いたくなるほど6thマン起用で活躍しており、尚且つPGとSG兼任可能です。michael porter jrがドラフト時に得た昨季強豪を範にとったロスターに今季のタイムリーな補強が重なり、昨季13位に沈んだチームが今季はRS終了を待たずにPO進出を決定させることができました。


③Femount's

第22週終了時順位:10位(143-165-7)

Femount'sは、シーズンの早い時点で3ポジション兼務となり、結果キャリアベストのシーズンを過ごしたPG13とドラ2カイリーを擁して、自身でも言及するように3PTMはリーグベストの成績を残しましたが、チームの成績は振るわず10位に留まりました。昨季の後半戦での怒涛の快進撃からのPO進出は記憶に新しいところでしたが、今回は第5ピリオドで3連敗を喫して上位陣を脅かすことはできませんでした。

とはいえ、今季絶好調のPG13に牽引されて、Femount'sは2度自身最高位の6位を経験しています。また、先述の3PTMのほかSTがリーグ2位と好成績を収めており、下位チームの中で強みと呼べるものを持ったチームでもありました。ただし、REB11位やBLK14位など、PG13やカイリーが目立つ隣でビッグマンの頑張りが乏しかったような印象を受けます。

ロスターを見てみると、ドラフト時に獲得した選手でFemount'sでシーズンを終えた選手は3名で、そのうちの一人はビッグマンであるガソル弟ですが、MEMはドアマットに沈み、途中でTORに移籍するなど安定した成績を残せる状況ではなかったため、ローテの軸として期待通りの活躍を仕入れることはできなかったように思います。その元々のロスターを構築したドラフトは13位スタートで、むずかしさもあったように思いますが、今季のPO進出チームは下位からも4チーム、しかもFemount'sより後の順位に甘んじた2チームがPOに進出していることを考えると、ファンタジー経験者として今季の結果は次回の奮起の材料とすべきではないでしょうか。

【3.トレードレビュー】

第5ピリオドは例年通りトレードデッドラインを含む期間でしたが、意外にも駆け込みトレードは少なく、4件に留まりました。そのうち目を引いたものに言及します。

※下段→上段=旧→新。

①Femount's⇔at_sushi


今季絶好調のat_sushiがPOに向けてさらにレベルアップを目指したトレードは、ここまでILで温めてきて、ようやくアクティブになったカズンズのトレードの価値を高めたうえでマッカラムとのパッケージでカイリーを獲得するというものでした。これにはルーキーのエイトンが計算が立つようになったというのが、カズンズ放出を後押ししたように窺えます。

またFemount'sにとっては、先に触れたようにガソル弟だけでは心許ないビッグマンの拡充を得られる上にカイリーをマッカラムに据え代えても得点力という点では遜色がないというこの上ない提案だったように思います。このトレードに先立って我が軍からクリスダンッを獲得していたのも、このトレード敢行を容易にしたようです。

しかしながら、at_sushi獲得直後のカイリーは状態が不安定だったようで、思ったほどのブースト効果はなかったかもしれません。とはいえ、元々自力に勝るat_sushiなので、トレード後は順調に勝ち星を連ねました。Femount'sにとっても、第4ピリオドは1勝3敗でうち2敗が二桁の負けであったことを考えると、2勝を稼いで敗れても僅差でシーズンを終えることができたというのは、補強の効果があったといえるでしょう。

②michael porter jr⇔The Kingdom

これが今季最後のトレードとなったもので、我が軍が今季満を持してドラフト指名したハリスほか、ダブルダブルを見込めるデアンドレをCLEとNYKというドアマットチーム2つの若手と入れ替えようというものでした。選手の格からいえば、我が軍が出した選手の方が上で釣り合わないかもしれませんが、ハリスは怪我明けから調子は微妙でしたし、デアンドレはNYKに移籍してスタッツの変動があるかもという状態で出したので、それぞれトレード価値が下がったところで見切りをつけたとも言えます。

この件は、トレードの影響という点ともはやPOの望みのないドアマットチームの若手が残務整理の中でスタッツを稼ぐ伸び代という点を考慮したものでした。NYKはようやくカンター放出にも舵を切って、デアンドレはそのまま先発に居座る可能性もあったので、デアンドレのNYK行きは悪い話ではなかったと思います。しかし、その後ミッチェルロビンソンが台頭してきて、デアンドレの価値は微妙なものになりました。一方、我が軍が獲得したジジッチは、何故かこの終盤になって復帰してきたラブやトリトンに出番を奪われてしまい、期待するほどの伸びはありませんでした。

ハリスについては、DENベンチからマリクビーズリーが先発に移り活躍しだしたので、処遇が読めない中で差し出しましたが、結果ハリスはまた先発に復帰。とはいえ、michael porter jrとしても期待するスタッツが得られなかったのか、デアンドレは最後までロスターに残ったもののハリスはFAとなり、他所に拾われていきました。我が軍のノックスも一時は放出し、また拾い直しましたが、ジジッチは行方知れずとなり、駆け込みトレードとしてPOプッシュの一手というよりも、結果論的に最後の最後で微妙なトレードが成立した形となりましたw。

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