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【NBA】2019 #KKFantasy Review (6)

おひさしぶりです。Kaeru Kingdom Fantasy(以下、#KKFantasy)コミッショナーのカエル王でございます🐸  

今回は既に新シーズン用のファンタジーリーグも立ちあがったあとですが、昨季を振り返るのに丁度いいタイミングだと思うので、昨季POについて振り返ります。また、昨季初めて実施された2018-19 Fantasy Awardsについて、#KKFantasy 参加者のみなさんにも候補を挙げてもらったものも見てみたいと思います。最後に今季のトレードを総括して、今季のレビューを締めくくります。

【1.#KKFantasy Championship Bracket】



①Quarterfinal

(1) NoBAusa                 9
(8) Deros Mavericks    6

(4) michael porter jr       6
(5) 女なの勝たせて       7

(3) at_sushi                   8
(6) B.peenats                  7

(2) The Kingdom           7
(7) MTAKU                   7

我が軍はここ2シーズントップ3フィニッシュを達成しており、今季もRSの成績も良かったことから今度こそ優勝を、と意気込んでPOに臨みましたが、まさかの一回戦負けでまたも道半ばにして挫折!上掲ツイートにもあるように非常に競った戦いでしたが、最後には力尽きてしまいました。この時点で上位シードの2/4が脱落する波乱の幕開けとなりました。

②Semifinal/Consolation

(1) NoBAusa                 10
(5) 女なの勝たせて         4

(3) at_sushi                    7
(7) MTAKU                      5

順位決定戦に回った我が軍ですが、優勝への道は閉ざされたものの通常通りのロスター調整を行い、無事に勝利することができました。PO二回戦の方は、上位シードが実力通りに勝ち上がり、RSのほとんどの期間で東西の首位だった2チームによる順当なファイナルとなりました。

③Final/Consolation

(1) NoBAusa                 11
(3) at_sushi                       4

今季記録的な強さを発揮してきたNoBAusaは、ファイナルでも暴力的な強さを振るって見事#KKFantasy 5シーズン目にして4人目の王者となりました。おめでとうございます。昨季王者FOREVER 23もずば抜けた成績で優勝をさらっていきましたが、早々とその記録を塗り替える好成績は圧巻でした。at_sushiもまたWESTを数の暴力で支配し、シーズン中の取り組み方も含めて素晴らしいシーズンをおくられました。年々当リーグのレベルが上がっていっていることを実感させる両軍の活躍だったと思います。来季優勝を狙うチームは、この双璧を超えなければ悲願達成は難しいでしょう。新しいシーズンどれほどのハイレベルな戦いが繰り広げられるのか、いまから楽しみです。

また優勝旗のため作品をご提供くださいました@aki_hunny さん、ありがとうございました。

@aki_hunnyさんの作品はこちら
(インスタグラムへのリンク)

※Playoffs各週モーメント



【2.2018-19 Fantasy Awards】

今季から投票が始まったファンタジーアワードについて、公式の投票のほか自軍についての推薦をお願いしたところ、数チームが応じてくださいましたので、以下にご紹介します。

投票結果では、MVFPにヒゲを推す声が大きく、たった一人で相手の計算を破綻させるファンタジープレイヤーとしては、実際のMVPヤニスよりも暴力的なところが評価されたように思います。

MVFPの選出はわかりやすいものですが、それに比してFPOYとFSOYは違いが分かりにくかったかもしれません。個人的には、FPOYとFSOYの違いを非ドラフト/ドラフトと仮定してFAで取ったハレルをFPOYに、ドラフトで取ったヤングをSPOYに選出しました。

これらで票を得たシアカムやヒールドは今後も人気株となることが予想されますし、次回のドラフトの傾向を読む上でもFPOYやFSOYの選出は重要な要素になってくるかもしれませんね。

ちなみに、以下が公式な投票結果ですが、当リーグの投票者で完全にこれとマッチしたのは女なの勝たせてでした。おめでとうございます。

FANTASY MVP: James Harden

PICKUP OF THE YEAR: Pascal Siakam

SLEEPER OF THE YEAR: Nikola Vucevic

【3.トレードレビュー】

今季のトレードについて、RS開幕以降の全件を以下にまとめました。それを基に集計、分析を行いたいと思います。

①今季全トレード件数一覧表

※下段→上段=旧→新。

今季の全トレード件数は11件でした。昨季は26件だったことから、大幅に件数が減少したことがわかります。これには、今季トレードの手続きを変更したことが影響しているかもしれません。


②各チーム・ピリオド別のトレード回数とRS順位(Total降順)

※赤セル=各列最多回数。                      ※黄色セル=PO圏内の順位。

今季トレード最多回数は4チームが3回で並びました。16チーム中12チームが1回以上のトレードを行い、PO圏内圏外関わらずトレードに参加したチームが多いシーズンとなりました。また、第4ピリオドはPOレースへの生き残りを賭けて、6チームがトレードを敢行しましたが、うち3チームがPO戦線に生き残り、結果は五分五分となりました。特に、この時行われたFOREVER 23⇔Doiken Dynastyのトレードは、今夏実際に実現したヒゲ+Russをファンタジーで現実に先立って誕生させ、PO戦線に波乱を巻き起こすかと思われましたが、Doiken DynastyはRS終盤に連敗を喫し、PO進出目前で沈んでしまいました。これが来季HOUの成績を占うものでなければいいですね(?)。

③RS順位とトレード回数の相関グラフ(RS Standing昇順)

さて、無論トレードはチーム成績向上のために行われるため、その成否はRS順位になって表れます。ここでは表の右端に付したRS Standingを交えて、トレード回数との相関性を見てみましょう。RS Standing昇順にてグラフ化してみていきます。

まずグラフから読み取れることとしては、上位8チームのPO進出組ではトレードを行ったチームは6チーム、そのうち3チームは3回のトレードを行い、上位4チーム内に位置しています。また下位8チームでトレードを行ったチームは6チーム、うち4チームは1回のトレードでした。上位の合計トレード回数13回に対する下位では同9回で、トレードに積極的なチームが多くPO圏内に位置しているようです。

下位のトレードに関して興味深いのは、9回のトレードのうち6回がシーズンも後半戦に差し掛かってきた第4ピリオド以後だということです。この間最も高い順位だったのはBUTAKUMANMO'sの7位で、それ以外はPO圏外に沈んだチームばかりでした。また、先述のFOREVER 23⇔Doiken Dynastyについて再度言及すると、このトレードはDoiken Dynastyの一人勝ちのトレードとなり、順位を13位から10位へと押し上げる効果はありましたが結果的にはPO進出はならなかったことから、順位をPO圏内に押し上げるには猶予が足らなかったとも言えます。このことから、RSの順位の形勢が固まりかけてくる後半戦でのカンフル剤としてのトレードは1回では不十分となる可能性が考えられます。

この点について証明してくれているのが、逆に第4ピリオド以前からトレードを行って順位を上昇させたat_sushi、michael porter jr、MTAKUの存在です。これらのチームはトレード後の勝敗でプラスの成績を残し、早い段階からトレードによってチームを軌道に乗せることに成功していました。それは①今季全トレード件数一覧表を見ても確認ができます。表右端のトレード後そのピリオド内でのWin-Lose-Drawを見てみますと、上述の3チームはトレード後のW-L-Dが常に勝ち越していることが判ります。いわばトレードの質量ともに上々で、チーム成績に追い風を齎すものであったといえそうです。

以上のことから、トレードは満を持してデッドライン付近で行うよりも早期に行い、順位上昇の猶予をチームに与えることが必要であるといえます。FOREVER 23⇔Doiken Dynastyの件を見ましても、順位上昇の猶予がもっとあったならば、PO戦線に異状ありとすることができたかもしれません。それは早期にトレードを行い成功した例からも裏付けられるでしょう。また、早期にトレードを行えば、一度のトレードが不発に終わったとしても修正の期間が持てるため、その意味でも早期のトレードほど効果的であるといえるでしょう。


これをもちまして、2019年シーズンの #KKFantasy レビューを締めさせていただきます。参加者のみなさん、シーズンを通してお付き合いいただきありがとうございました。新シーズン用のリーグもすでに開設しており、優先枠、招待枠、そして公募枠みなさんのご参加を心よりお待ちしております。

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2018年12月23日 有料設定を変更しました。記事内容は無料にてご覧いただけます。記事を読まれた上でご購入いただける方は、100円にてご購入をお願いします。

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