『リード・ザ・セルフというゼロ地点』雑感400_78
毎日の読書から、だいたい400文字の雑感を。
リーダーシップの旅は、「リード・ザ・セルフ(自らをリードする)」を基点とし、「リード・ザ・ピープル(人々をリードする)」、さらには「リード・ザ・ソサエティ(社会をリードする)」へと段階を踏んで変化していく
『リーダーに関する唯一の定義は、つき従う者がいるということである』。
"マネジメントの父"と呼ばれるP.F.ドラッカー氏の言葉から、リーダーの条件はフォロワーがいることだとわかる。
表面だけを捉えると、導く者(リーダー)と従う者(フォロワー)の構図が見える。するとどうだろう。従う者がいない限りリーダーではないとなり、途端にリーダーという概念が他人ごとに思えてしまう。
私は、リード・ザ・セルフのセルフリーダーシップという考え方が好きだ。それは自分に対して発揮するリーダシップであり、自らを自らでリードするリーダーシップのゼロ地点だ。
1人目のフォロワーは自分であるとも表現できる。まずは己を信じることから始まる。それがゼロ地点だと認識できれば、リーダーシップは誰にとっても自分ごとにせざるを得ない。
フォロワーは、リーダーが信じるものに共感し、共に歩んでくれる仲間だ。仲間との歩みが、社会から認められた結果、リーダーは影響力を高めていく。種火なく、炎が燃え上がることはない。
あなたは、あなたをどのようにリードするだろうか。本当の自分は、どんな種火を静かに燃やしているのだろうか。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?