『自分との人間関係』雑感400_67
毎日の読書から、だいたい400文字の雑感を。
人生で最も重要な人間関係は自分との関係である
「関係をつくる」というと、対象にはどのようなものが思い浮かぶか。多くの場合は「社会」、そして親や友人・後輩・上司などの「他者」など、自分の外側との関係が浮かぶのではないだろうか。
なぜ関係が必要か。その理由の1つは「調和」するためだろう。私たちは自分を、自分の外側と調和させていくことで社会生活を送る。だから、社会や他者との関係が必要かつ重要なのだ。
もう1つ視点を付け加えたい。自分との調和だ。それは、本当の自分との調和だ。
社会や他者との調和により、社会生活を送りやすくなり、生存しやすくなる。だが、生存するだけが人生ではない。豊かで欲張れる今の時代では、どのような自分で生存するかの方がよほど重要ではないか。
社会との調和と自分との調和は、二項対立ではない。どちらかに偏り、幸せに生きている人を私はあまり知らない(極まれに"自分との調和"に振り切って幸せそうな人はいる)。
人生で最も重要な人間関係は自分との関係である。自分との調和が疎かになりがちな社会だからこそ、自分との人間関係を見つめなおしたい。
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