『人生の味付け』雑感400_69
毎日の読書から、だいたい400文字の雑感を。
どんなに悪い出来事の中にもよいことが隠されている
私が知るある偉大な起業家は、失敗経験がないという。そう語る背景は2つある。1つは、成功するまでやるから失敗はいつでも途中経過だという。もう1つは、失敗から成功のヒントを抽出するからそれは失敗ではないらしい。
この話をきいて、世間でいわれる失敗とは、単なるものの見方にすぎないのだと気づいた。
人生で起こることは、どう反応するかで結果が変わる。そして、どう反応するかは、他でもない自分が選択するのだ。
上手くいかなかったことに落胆すれば「失敗」となり、上手くいかなかったことからヒントを得られれば「成功のプロセス」となる。ただそれだけだ。
私たちは、あらゆる出来事に「よいことが隠されている」という信念で生きることができる。分析や反省をしても、最後には"よいこと"を都合よく抽出する力がある。
最後は著者の表現を借りる。
物の見方というのは、いうなれば味付けのことだ。人生は味付け次第で甘くもなれば酸っぱくもなる。
絶妙な味付けをしながら、人生を楽しみたい。
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