PR: 「地球の歩き方」の再建物語、カンブリア宮殿も紹介
不滅の旅行ガイド、地球の歩き方の再起
皆さんは「地球の歩き方」という名の旅行ガイドブックをご存知でしょうか。これは1979年に初めて発売され、海外旅行をする際に欠かせないアイテムとなりました。しかし、かつての出版元、ダイヤモンド・ビッグ社は経営難により清算開始命令を受けてしまいました。その結果、一部のニュースでは「地球の歩き方がなくなる」という誤解が広まりましたが、実際には2021年より地球の歩き方事業はGakkenに譲渡され、引き続きガイドブックの出版が続けられています。
コロナ禍でも揺るがず
新型コロナウイルスの影響で多くの産業が打撃を受ける中、「地球の歩き方」も例外ではありませんでした。しかし、彼らはそれを逆にチャンスに変え、2020年9月に発刊した『地球の歩き方 東京』は11万部超を売り上げる大ヒットとなりました。さらに、『旅の図鑑シリーズ』や『地球の歩き方 arucoシリーズ』も好調で、新たな試みとして人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』とのコラボレーションも行い、大ヒットにつながりました。
一度潰れたからこそ
出版不況の中でも、"時代の歩き方"を模索し続けてきた地球の歩き方。その逞しさからは、一度経営難に陥った経験が背後にあるように感じられます。「一度潰れているから、あとはもう、意地です」とは編集長の宮田崇さんの言葉。彼らの挑戦心と柔軟性、そして何よりも本を出す喜びが、この逆境を乗り越えた原動力となったのかもしれません。
個人的に、地球の歩き方のリブートには深く共感し、尊敬の念を抱きました。逆境に立ち向かい、自身を再定義し、時代の変化に対応し続ける。これは、我々一人ひとりが生きていく上で学ぶべきことではないでしょうか。また旅が自由にできる日が来たら、ぜひ「地球の歩き方」を手に取って、その情報と共に旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。