優しい人のその向こう側へ
私は誕生日にとってもとっても大きいプーさんのぬいぐるみを、友人からプレゼントされた事がある。
その頃の私はそんなにプーさんは好きじゃなかったし。実用性重視の私にとって、それは要らない物だったから、、、それはどちらかと言うと友人が大好きな物だったし。
つい「いらない」と言ってしまって、大喧嘩になった事があった。
ある日の母親の誕生日に、悩みに悩んで渡したプレゼントも「いらない」と言われて、、、ショックだった。ようやくその時の友人の気持ちが分かった。私のたった一言にどんなに傷ついたのかと、物凄く後悔した。
【 人間ってたったの一言でこんなに傷つくだ。これからはそうだと思って、一言を大切に紡ごう。】そう思った。
そんな時に聴いたBUMP OF CHICKENの「ひとりごと」という曲が、胸に沁みてきて泣きながら誓った。
【私も彼のような優しい人間になるんだ】と。
今までの私は。
ただ優しい人になることに精一杯だった。
自分を犠牲にしてでも、人に優しくしてきた。
だけど。
だけどさ。
それももう、しんどくなってきた。
優しさを優しさで返してくれる人も居れば。
優しさを「利用」してくる人間もいるんだなってようやく気づいた。
そんな時はだいたい「自分の心が嫌だ!これ以上はもう無理!」そう叫んでたんだ、、、
本音を言えば、断る事で嫌だと言うことで他人から嫌われる事が怖い。
だけど、それももう今日ここで終わりにする。
私は嫌だと伝える事で自分を守るんだ。
あぁ、これからはもっと自分にたくさん優しくしようと思う。
そう。
これからは「優しくて強い人になる」
理想像を「凛とした女性」に設定する。
そうしてこれからの私は、美しい女性になれるように努力し続けようと思う。
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