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2020/5/23 本物と偽物の狭間で
休日の定番となりつつあるホットサンド&ブラジルコーヒーで朝食を済ませて、工務店との打ち合わせに向かった。
今日は水周りの検討と、予算の調整。
あと50万ちょっとどこかを削減しないと、僕らの家は建たないみたい。
内装にメスを入れるなら、LDKの珪藻土塗り壁をやめて珪藻土クロスにする。外装にメスを入れるなら、玄関ドアを木製引き戸からアルミ製引き戸にする。
どっちもこだわりたい部分で残したいけど、どっちかを犠牲にする必要がある。
帰りの車の中で妻と話しながら思ったのは、僕は偽物がいやだ、ということ。違う素材が表面だけ取り繕って、さも本物のような顔をしているのが、いやだ。
アルミ製なのに、木製の顔をしている。
ビニール製なのに、漆喰の顔をしている。
いくら取り繕っても、本物の素材感は出せない。経年変化もできない。僕はそれを好きになれない。
でも待てよ?アルミ製がアルミの顔をしていたら良いのでは?と、気づいた。
取り繕うことなく、素材そのもので成り立っていれば、それはきっとカッコいいはず。
ということでわが家の玄関ドアは、アルミの顔したアルミ製になりそう。
いい選択だと、我ながら思う夕方でした。