2020/7/24 外壁仕様決定
午後から、TRUNKにおじゃましてわが家の外壁を決定することになっている。
丸ちゃん松ちゃんと、増子家3人。うちの外壁は塗り壁×板張り×ガルバリウムの三つ巴仕様なので、それぞれ決める必要がある。
まずは板張り。張り方も色々あるが、妻の希望で縦張りの本実に。本実は板の側面にオス・メスの凹凸を作ってはめ合わせていく張り方。
さらに本実にもぴっちり張っていく方法(名前忘れた)と、敢えて隙間を空けて張っていく目透かしというやり方がある。
木は温度や湿度によって伸び縮みするから、ぴっちり張っても隙間はできてしまう。それを見越して、目透かしは初めから隙間を作っておくそうな。わが家は、本実×目透かしという張り方になりました。
次に、板張りの塗装について。当初、色を塗って仕上げる予定だったけど、色々と板張りの参考画像を見ているうちにあまり変に色をつけずに、そのままの板の色が綺麗なんじゃないか、というのが夫婦の共通見解になった。
つまり、無塗装かクリア塗装かの2択。クリア塗装にした場合、塗り替えの手間は少しかかるが板がシルバーグレーに変化するまでの時間を少しだけ長く稼げる。雨や紫外線の影響をすこ~し抑えられる。
無塗装はつまり板のまま。一番自然な状態。雨の当たる箇所は色が抜けてシルバーグレーに変化し、軒がかぶっている場所は比較的もとの木肌の色を保って、少しずつ変化が進む。
妻的には、このグレーの部分ときれいな部分の境目ができるのがあまり好きではないらしい。気持ちは分かる。ちょっと汚れて見えるんだよね。全部シルバーグレーになっちゃえばすごく綺麗なんだけどね。
ということで、わが家はクリア塗装になりました。
さて、板張りはまだ要素がある。板は杉を使うことが決まっているけど、次は、赤身を使うか、白太を使うかを決める。
赤身は木の中心近く、その名の通り赤っぽい色をしている部分で、オイルが多く含まれるため耐久性が高いそうな。けれど、一本の丸太から取れる量が少ないから、全て赤身を使おうとすると価格が跳ね上がる。だから実際には赤身と白太のミックスで使うらしい。
一方の白太は、木の周辺の若い部分。その名の通り白っぽい色をしている。白太は木一本あたりから取れる面積が大きいから、全部白太に揃えて使うことができる。
こちらも妻の好みから、わが家は全部白太で綺麗に見せることにした。クリア塗装もするから、そこまで腐りも気にしなくて良いのかな~と。僕は板張りが採用できれば、それで満足。
板張り:杉板×白太×縦張り×本実×目透かし×クリア塗装
ふう。これでようやく板張りが決定。次に、ガルバを決める。
ガルバの色は、塗り壁の白に合わせて白系でいくことは決まっていた。とは言え、白にも色々ある。ブルーがかった冷たい白とか、ベージュっぽい白とか。更にガルバは山の数も色々ある。ベージュ白系×6山 or 8山というところまではすんなり決まった。
塗り壁は欧州壁という漆喰系の塗り壁を採用する。漆喰との相性から、ブルー系よりもベージュ系の方がしっくりくるのでは、となった。問題は山の数だ。
山の数が多くなるほど、スマートに、モダンに見える。気がする。一方で凹凸の深さが浅くなるから、陰影は生まれにくく、のっぺりとした印象にもなる。
4山はかなり幅が広く、妻の好みではないらしい。ということで却下。6山と8山を比べる。外に出て、自然光の下で比較。影の感じとか、TRUNKのご近所さんの外壁と比較してイメージする。
ん~~。難しいけど、8山は濃色系なら似合いそう。黒とかネイビーみたいな。けど白でやるとどうものっぺり感が強くなる気がする。ということで、わが家は6山に決まった。
ガルバリウム:ベージュ系白×6山
さて、最後は塗り壁。こちらは一番すんなり決まった。白×塗りっぱなし仕上げ。色は着色せず、漆喰の白をそのまま活かす。塗り方も刷毛跡を残さず、平らに仕上げる。
塗り壁:欧州壁×白×塗りっぱなし
よし、外壁全て決定!パチパチパチ
徐々に家の仕様が決まってくるな~。楽しみ。次回の打合せは、造作家具系。作り付けの棚とか、収納周り、キッチンあたり。イメージしておこう。
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