「働くを考える」を続けていこう。 ~働くことと見ため(外見)~
こんにちは!
「鳥取で働くを考え支援する」を終の仕事にしたいと、ゆる~くキャリアコンサルタントをやってるくろちゃんです。
季節はすっかり冬到来です。先日は大山も初冠雪して、きれいな雪化粧を見せてくれました。
かくも見栄え(最近は「映え」の字か?)のよい姿も、季節や時間で折々に変化して我々を楽しませてくれます。
自然は自ら見栄えを意識することはないのだろうけど、人は意図的に見栄えを気にして人前に出ます。「人前に出る」とは僕にとって、冠婚葬祭の次に「働く場所に出る」とほぼ同義語。意識するお相手はお客様となります。
30年ぶりの刈上げスタイル
この夏、ほぼほぼ30年振りに刈上げにしました。もみ上げ0.3mmカットに始まり側頭部&後頭部はほぼ刈上げ。触るととても気持ちがいいし、洗髪の楽なことといったらこの上ない。刈上げすることに意を決して美容師さんに相談したら「だったらフェードですよ、お客さん!」
フェードってなに?
側頭部と後頭部をトップまで数段階に分けて、刈上げ長さを変化させることらしい。なるほど、曲のフェードインやフェードアウトのあの「フェード」か!と納得し、「それでいきましょう!お任せします!」
そもそもなぜ30年振りなのか
遡ること30年前、僕は相当短髪なヘアースタイルでした。30代である研修に参加した(というか会社から行かされた)時のこと。研修の肝は「人生今日が一番素晴らしい!」という、ビジネススキルやマネージメント理論などとは一味違った研修でした。3泊4日の長い研修の最終日、小グループメンバー同士で最後の仕上げに「お互いの長所短所をすべて指摘し合おう」という時間がありました。
数々指摘された中で一つ、「営業なのにその髪型は人相が悪く見えてプロとして失格」。まじで~~!初めて言われたその一言がきっかけで、それ以来今年64歳になるまで刈上げを封印してきたのです。刈上げても人相悪くない人はたくさんいます。が、僕は悪いのだそうです。もともとか!?
事実は小説よりも奇なり
自分でも意味の分からない小見出しですが、言いたいことは人相が悪く見えるのは刈上げのせいではなかった、という事実なのです。
それは美容師さんの一言が僕の30年の封印を解いてくれました。
「お客さん、人相悪いと言われたのは髪型のせいではなく、ずばり眉の薄さが刈上げと相乗効果(それは効果か?)を生んでしまったのです!」
そう、僕の眉は昔から薄いのです。眉頭にうっすら毛が生えていて、眉尻はほぼ無毛状態。大河ドラマでよくみるお公家さんの眉、あんな感じです。
たしかにお公家さんは表情が乏しく見えて、表情豊かな武士たちに比べて冷たい印象です。これか!眉からうろこ、いや眼からうろこでした。
64歳で眉を書き眼鏡の形を変えてみた
さらに美容師さんは言いました。「今どき男子も普通に眉書きますよ。書いちゃいましょうか~」と言ってさっさっと僕の眉を書いてくれました。
64歳で人生初の眉書き。少し気持ちがいいが、笑われないだろうか。
そんな不安を抱えながら、それから出勤日には眉を書いてから家を出ます。そして眼鏡の形を下半分が丸みのある形に変えました。今の僕の職業は相談業務。クライアントさんに圧を感じさせたり親近感を持ってもらえなかったりしたら効果半減です。刈上げても眉と眼鏡で人相は悪化しない、と信じて仕事に励むことにしました。
外見は仕事のツールと考える
若かりし営業時代、厳しい上司からは「営業のスーツはダブル厳禁、靴は黒の紐靴、お客さんより派手なネクタイはもってのほか!」などと外見について指摘されました。当時の僕の感覚は、受け止め半々という感じ。受け入れつつも好みのビジネススタイルで仕事をしていました。
でも、よれよれスーツの営業とは契約しずらいし信用もされずらい。顔や髪型もしかり。30代からの顔は自分の責任、その人の考え方や生き様が表情や外見に現れるというのはその通りだと思います。
いまの自分があるのは過去の自分の積み重ね。
謙虚さ忘れず自信をもって日々励んでまいりましょう。
ではでは。。。