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【140字/空想】美しき木陰から見る世界

招き入れられたのはせせらぎ心地よいテラス。
葡萄の木陰で二人グラスを傾ける。
木漏れ日の揺らめきが
時間を幾つにも重ねていく中で彼が笑った。

ここから感じる世界は
本物が何かを教えてくれる。
嘘だらけの中に一つでも、
心からの微笑みがあったらそれでいい。

生きるとは何か、私はそうして教えられた。

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