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140字の空想世界

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色々な140字の世界があると思いますが、自分らしくファンタジーの世界を詰め込みました。おやすみ前にのぞいたら素敵な夢がみれるような、そんなお話を中心に。時々、切なさや寂しさもあふ…
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#空想

【140字/空想】その糸をそっと + 【日記】雪のNY小さな世界でふと願うこと

世界に張り巡らされた糸は 上になり下になり 絡んで絡んで 誰もが誰かを想って だけど多くが…

クララ
2週間前
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【140字/空想】青きオアシスの夢 + つぶやきと言うか......

砂漠の奥の青き泉は 秘宝などではない 残される悲しみだ 美しさを誉め称えても 翼を休めた誰…

クララ
1か月前
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【140字/空想】私の愛をもらってくれますか? & 新年のご挨拶

皿の上の花を切る 切っても切っても湧き出して 決して姿は乱れない 願望かしらと嗤 えば 彼は…

クララ
1か月前
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【140字/空想】堕天使の秘密+【ちょっぴり日記】

重い首飾りを窓から投げれば あなたがさっと左手を振る ママ虹よと女の子の声 帰った時どうす…

クララ
3か月前
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【140字/空想】永遠の夏 + 日本滞在日記をちょっぴり

籠いっぱいに夏花を摘む 揺れる青は遠き日の優しさ 揺れる赤はまだ見ぬ未来のときめき あなた…

クララ
4か月前
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【140字/空想】今、出発するよ & 【日記】この青は特別な青、そう彼女は言った

歓声と空砲に僕らは飛び出した 白波を蹴立てて前へ前へ 百万の帆が ひしめき合ってざわめいて …

クララ
4か月前
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【140字/空想】耳の底のさかな & 【日記】9/11 メモリアルに寄せて

遥か遠くからやってくる音に空を仰げば 途方もなく愉快な驚きに満たされた。 あれはなんの曲だったろう。 雨上がりの窓辺、 ご機嫌なメロディに 小さな僕らの残した落書き。 ちっぽけな水溜りのおたまじゃくしが今、 鱗を煌めかせて悠々といく。 雲をかき分けるその音に僕らは笑った。 世界がここから始まるよ。 アメリカ、晴天の9月11日の夕方です。 あの日も、晴れていました。 ブルックリンのサンセットパークから 何もなくなったロウワーマンハッタンを見ました。 パークには人がいっぱいで、

【140字/空想】それはとても優しい音

雨音を閉じ込めました 彼が小瓶を掲げ 私は耳を傾けた 何も聞こえない 彼が静かに笑う 人の数…

クララ
5か月前
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【140字/空想】夜と僕と、いつかきみと

夜は仮面をつけて僕を訪れる 底なし沼のような色の 黙ったまま僕を抱いて ただ沈み込むから …

クララ
6か月前
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【140字/空想】白い花の午後

君が胸一杯に 白い花を抱いてやってくる   瞬間の連続が永遠なら 瞬間と瞬間の間は?   そん…

クララ
6か月前
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【140字/空想】秘密の秘密、秘密の喜び

私はね 彼女は片目をつぶって見せた 青い夜明けが忍び足でやってきたら すぐにベッドを抜け…

クララ
6か月前
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【140字/空想】ある夏の、夕刻の、いとけなさ

右の乳房の上には赤い金魚を。 左の乳房の上には黒い金魚を。 真昼の頃には汗ばんだ肌の上、 …

クララ
7か月前
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【140字/空想】青い白昼夢の唄

さざ波みたいな君を抱く ひんやりと甘くて極上 アンニュイな午後だから ユニコーンの回転木馬…

クララ
7か月前
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【140字/空想】ある夏の日の浜で

海からの風は容赦なかった。 何もかもがしょっぱくなって絡みつく。 お気に入りのドレスが 千切れんばかりにはためいた。 これじゃあ、飛べませんね。 ええ、吹き飛ばされますね。 ああ、と彼が楽しげに笑い声を上げた。 いいですね、それ。 ただただ吹き飛ばされる、いいですね。 空はどこまでも真っ青だった。 連載中で画像が青続き。 ちょっとアクセントが欲しくて 140字を取り上げたのですが、 季節を気にして選んだら…… ビーチの話で…… これは…… とりあえず砂と風にフォーカス! ど