【調査報告】現役大学生に聞いた!リアルなお金の使い方や購買行動について
こんにちは。
Z世代研究会(ゼトケン)です。
今年ゼトケンでは、Z世代の購買行動について調査を行い『ASISMA』という新たな購買モデルを提唱しましたが、よりリアルなZ世代のお金の使い方や購買行動を探るべく、現役大学生にアンケート調査を行いました!
調査概要
自由に使えるお金はいくら?
回答者の約9割がアルバイトをしているということもあり、自由に使えるお金は『2~6万円/月』と回答した人が約6割でした。
普段、何に一番お金を使うことが多い?
自由に使えるお金が限られている中でも、やはり『飲食(飲み会)』に最もお金を使っている人が多く、次いで『ファッション』という結果でした。
ただ、ボーリングやカラオケなどの所謂『遊び』と『推し活』がほぼ同率という結果となっており、推し文化が強い現代を象徴するお金の使い方となっていました。
この結果を見て、飲みやご飯へ行くと1回5~6千円はかかるので、私も学生時代はよく『金欠』と嘆いていたことを思い出しました(笑)
直近購入した最も高価なものは何で見つけて知りましたか?
実際に購入したものをどこで知ったかという設問に対しては、『店舗』、『Instagram』と回答した人が非常に多くいました。
店舗で知って購入した商品は比較的高価格帯(カメラやブランドの財布・バッグ・アクセサリー、時計など)のものが多く、Instagramで知って購入した商品は洋服やコスメ、ヘッドフォンなど中価格帯のものが多い印象でした。
商品を知った後どのタイミングで何を検索した?
商品を知った後、検索するタイミングは『興味や購入意欲が高まった段階』という人が半数以上で、検索内容は、『価格・デザイン・レビュー(商品性能や使用感)』という人が多いことがわかりました。
やはり月に使えるお金が限られているからこそ、購入意欲が高まった段階で価格やレビューを調べ検討しているのですね。
購入前に情報シェアする理由は?
店舗やSNSを通して商品を認知し、購入意欲が高まった段階で情報を検索する行動は一般的な購買行動といえるように思いますが、購入する前に情報をシェアするZ世代が一定数いることがわかりました。
これはASISMAで提唱している『Motivation』のフェーズになりますが、実際に購入する前に情報をシェアする理由は『商品に対する友人や周りの反応を知りたかったから』という回答が最も多い結果となりました。
さいごに
今回、現役大学生のリアルなお金事情と購買行動について調査をしましたが、使えるお金が限られている中で、より自分に合ったもの・自分が欲しいものを失敗なく購入するために念密に情報収集をし、周りからの意見や反応をも購入検討材料にしていることがわかりました。
今後もZ世代の行動やインサイトについて調査分析を行い、発信していきますので是非ご一読くださいませ。
▼以下記事にて『ASISMA』という新たな購買モデルについて書かれています。