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【実態調査!】インフルエンサーが与えるZ世代への影響

こんにちは!Z世代研究会です。
突然ですが、何かを欲しいと思ったとき、自分はどんな人の影響を受けがちだと思いますか?

Z世代では、やはりインフルエンサーの影響が強いことが想像できます。
ただ、家族やタレントの影響を全く受けないかというと、そうではないはず。

今回は「Z世代に影響を与える人・モノ」に着目していきます。

Z世代は誰に影響を受けるのか?

次のグラフは、
Z世代はどんな人に影響を受けているのかを表しています。

Z世代が影響を受ける人・ジャンル

男女で比べてみると、男性は「スポーツ選手」、
女性は「家族や友人、俳優やアイドル」が高く出ています。
女性の方が影響を受ける人のジャンルが幅広いことが分かります。
また、イメージ通り、様々な媒体でインフルエンサーからの発信も取り入れているようです。
Z世代だからといって、どこかに大きく偏っているわけではないということが分かります。

では、特にどういった商品で人からの影響を受けているのでしょうか。
次の章で取り上げていきます!

影響を受けやすい商品ジャンル

下記の表では、Z世代が週に1回以上情報収集する商品・サービスのジャンルをまとめています。

Z世代が週1回以上情報収集する商品・サービスジャンル

全体を見ると、「食品・飲料」が50%弱でトップとなっており、次いで、化粧品、ファッション雑貨、日用品が高い割合となっています。
男女で比較すると、
女性は男性よりも「化粧品・ファッション雑貨」、男性は女性よりも「ゲーム用品」の情報収集が多い(=他者の意見を参考にしやすい)傾向にあります。

Z世代はTVCMからの影響も強い?

TVCMは俳優やスポーツ選手など、Z世代も影響を受ける人を多く起用しています。
では、Z世代に対しても従来通りTVCMは効果的なコミュニケーションなのでしょうか。
下記の表では、Z世代のテレビとインフルエンサーに対するイメージの違いを集計しています。

インフルエンサー vs TVCM

ほぼ全ての指標でインフルエンサーがTVCMのスコアを上回っています。
特にインフルエンサーは「参考にする・興味がわく・親しみやすい」などの興味に関するスコアが高い傾向にあります。

つまり、Z世代は「TVCMよりもインフルエンサー」と考えていることが分かりました。
影響を受けやすい人を起用しているからといって、TVCMに良い印象を持っているわけでなく、むしろ媒体としてのテレビの影響力は弱まっているようです。

まとめ

Z世代が影響を受ける人は様々ですが、従来通り家族やスポーツ選手等の影響は引き続き受けやすいものの、とはいえ、TVCMの影響はインフルエンサーと比べると落ちている、という結果になりました。

Z世代へのコミュニケーションを考える際に、ぜひ参考にして頂ければと思います。

★ご相談・お問合せはこちらまで:z-ken@cartahd.com