【富士山登山日記#6】最終話。伊豆を頼りに。地図と方角の魅力。
富士山頂から五合目まで下山するまでの記録。
6:40
山頂はあんなに急いでいたのに下りは割とスローペース。
ニュースで話題になるような弾丸半袖短パンサンダル人にもすれ違わず、みんなマナー良いと思いました。高校生の有志で登りに来てる団体もいて、良い経験だなぁと思いました。
ガイドさんやツアー仲間と談笑しながら下山。
景色は良好。
青空に緑が映え、私の大好きな伊豆半島がくっきり見えました。伊豆半島然り、駿河湾や御殿場などリゾバで熱海に来てからたくさん出かけた地形を上から眺めて脳内で地図と重ね合わせるのも時をかけて浪漫。
私が山が好きな理由は開放感はもちろん、平面な地図を立体にする瞬間と、自分が移動した距離を実感できる所です。こんな小さな人間があんな所まで行けて、こんな所まで来たんだ...って軌跡を辿ると感動してしまう。地図が好きな私はとにかく方角が命。
建築学生だった時も図面も設計も方角は本当に大切で、今は建築から離れたけれど、思考が繋がってて嬉しい。
北を知るために太陽ではなく、行った場所で判断するのが素人満載だけど、これがいいんだよね。旅好きにはたまらない瞬間。
色んなところ行ったなぁって懐古しながら、ひたすら下山します。疲れすぎて、滑ることも多くなって危ないこともヒヤヒヤ。ポールはとても役立ちました。
日帰り登山者とたくさんすれ違い、道を譲り合いながら進むのが登山コミュニケーションって感じでなんか良かった。
11:00頃
最終の休憩、六合目。まだ昨日だったらご飯食べていない時間。1日のうちにこんなに動けるんだと不思議ですよね。
でもなんと最後に雨に降られました。逆に今まで持ってくれてありがとうが最初の感想。フルセットでレンタルしているから雨の時のザックカバーとか使いたかったしレインウェアも着たかった笑 残り少しだし若干喜ぶ。
そして、昨日の伏線回収。
私たちの次の日に登るツアー御一行とすれ違い、昨日の私たちと同じ状況。今度は見送る立場。
すみません、全くもって元気よくいってらっしゃい〜!と言えませんでした。。なんで昨日の人あんなに元気だったの?
行きの五合目から六合目の道はあんまり記憶なくて帰りなのに新鮮な感覚。
12:00
ついに満身創痍で昨日来たバスの乗降場まで着きました!
富士登山達成〜!👏
...となるテンションでは山頂同様ありませんでしたが、
足もパンパン、汗もだくだく、頑張りました◎
トイレ休憩をすませ、バスに乗ります。
ツアー仲間の方からアイスをいただき、至高!
バスでは爆睡しましたとさ⭐︎
気づいたら三島駅。
まっすぐ熱海の寮に戻り、初めての富士登山が完結しました。
富士山は見る山だけど、登る山にもなりました🗻
完
最後までお読み頂きありがとうございました。
なんだかんだボヤいていますが、一言にまとめれば、
富士登山最高!です。
やりたい時にやるが一番大事ですね。
お鉢巡りも残っているし、他の登山口からも登ってみたい。またやりたいことが増えました🌷
24歳の野望は続く。。