横浜市寿地区でプライマリ・ケアを学ぶ~研修ガイドブックの制作~
当協会にて、総合診療、プライマリ・ケアの推進の一環で横浜市立大学大学院ヘルスデータサイエンス専攻、横浜市寿町健康福祉交流センター診療所の医師の金子惇先生とご一緒に「マナブことぶき」という16ページの「研修ガイドブック」を制作いたしました。
金子惇先生が勤務する横浜市寿町健康福祉交流センター診療所は横浜市寿町にあります。
この寿地区は、東京の山谷、大阪の釜ヶ崎とならぶ日雇い労働者の街として知られていますが、現在では住民は高齢化して福祉ニーズの高いまちに変化してきています。
200m×300mの比較的狭い地域に簡易宿泊所が110 軒以上軒を連ね、約5,300人が暮らしている寿地区は、都市部の地域医療やプライマリ・ケアをとても分かりやすく経験できる環境です。
経済状況や生活状況などの健康の社会的決定因子(SDH)が健康にどのように影響するか、あるいは患者の健康問題を見た時に地域全体の健康状況を考慮するきっかけを感じることができる場所でもあります。
金子先生らは、医学生・研修医や医療者の方々に向けて都市部のプライマリ・ケアを体験して頂く研修プログラムを実施していまして、研修に来られたみなさんにこの街のことを少しでも多く感じていただくために、街の歴史や、この地域を支えている様々な取り組みを紹介したのがこの「マナブことぶき ~研修ガイドブック~」になります。
※研修ガイドブックは研修に来られた方に配布いたします。
医学生・研修医や医療者が対象となりますが、ご興味のある方はパンフレット記載のお問合せフォームにてご連絡ください。
「マナブことぶき ~研修のご案内~」はこちら
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