自信の付け方・持ち方
最近、私の住む静岡県が全国ニュースになります。
良いことなら良いのですが、悪いニュースで。
昨日は、幼稚園児がバスに閉じ込められました。
その前は、85歳の運転した車が事故を起こしました。
なんともやり切れない事故ばかりです。
もっと、みんなが元気になるニュースで静岡県を発信していきたいものです。
さて、私、公務員対策講座で面接指導をしているのですが、自信がなくて自分の良いところを伝え切れない人が多くいます。
「自信」というのは、私たちキャリアコンサルタントの言葉で言うと「自己効力感」とも言います。
みなさん「自己効力感」、聞いたことあるでしょうか。
この自己効力感を上げる方法として、今日、私は3つの方法を話そうと思います。
①他人から褒められる
自分以外の人から思い掛けない言葉をもらうと、うれしくなりませんか?
例えば、思い切ってヘアスタイルを変えてみたとき、友人から「似合ってるね」と言われたら、変えてみて良かったと思いますよね。
この「変えてみて良かった」=「自己効力感が上がる」となります。
ただ、これは周りに褒めてくれる人がいないとできません。
それに、普段褒め慣れていない人からすると、褒めるって結構難しいです。
褒め合える環境作りを、常日頃から意識してみると良いかもしれません。
そこで、二つ目に自分だけでできる方法を紹介します。
②成功体験の積み重ね
少し頑張ればクリアできそうな、ちょっとだけ難しい目標を立てて達成する。
それを、いくつも達成する方法です。
ここでのポイントは、「クリアできそうな」「ちょっとだけ難しい」です。
すごく難しい目標ではなく、すごく優しい目標でもなく、少し頑張ればクリアできそうな目標を、ひとつ、またひとつクリアしていくことです。
この成功体験を増やすことで、自己効力感を上げることができます。
ここでの問題点は、時間が掛かることです。
即効性はありません。
地道にコツコツと積み重ねていくイメージです。
そこで、手っ取り早く自己効力感を上げる方法です。
③思い込む、勘違いする
自己効力感を上げる即効性の高い方法として、「思い込む」ことがあります。
その昔、ボクシング元世界チャンピオンのモハメド・アリは試合前にこう自分に言い聞かせていました。
「蝶のように舞い、蜂のように刺す」
「自分はできる」「大丈夫!」と思い込むことは、誰でもできることです。
「思い込む」は、「勘違いする」とも言い換えられます。
誰も褒めてくれないのなら、自分が褒めてあげれば良いのです。
根拠がなくても、自分を褒めてあげて、できると勘違いし、自己効力感を大いに上げてもらいたいと思います。
自己効力感を上げることができれば、人生の選択を迫られたとき、自分で決断することができます。
「これで大丈夫だ!」と思うことが、とても大切です。
成功すれば、それは更なる自己効力感にも繋がり、失敗すれば、何が悪かったのか反省し改善点に繋がるでしょう。
自信が無いと感じている人は、ぜひ試してみてください。
明日は、「就活面接で想定外の質問が来たら?」についてお話ししようと思います。
就活生の皆さまが良い結果に恵まれますよう、いつも応援しています。