なぜ、自己分析は必要なのか?
9月になりましたね。
カレンダーをめくりながら、もう秋なんだなと少し寂しくなりました。
秋になれば、食欲の秋、読書の秋、スポーツの秋・・・私は、断然、食欲の秋ですね。
毎年史上最高体重を更新していますので、食べ過ぎには気をつけたいと思います。皆さんは、どんな秋でしょうか?
さて、私、公務員対策講座の面接指導をしているのですが、自己分析の大切さについて聞かれることが多くあります。
なぜ自己分析が重要か理解できないと、きっと身が入らないですよね。
そこで今日は、なぜ「自己分析」が必要なのか?をお話ししたいと思います。
自己分析は自分の強みを知るために行う人が多くいますが、実はほかにもわかることがたくさんあります。
自己分析でわかることは、「興味・関心」「能力」「価値観」「経験」です。
どんなことに興味があり、どんな能力があり、どんなことを大切にして、どんなことをしてきたか。
これらのことを見つけることができると、自分は何をしている時が楽しくて、何のために生きていて(働いて)、何ができて何が得意かがわかります。
例えば、「ありがとうと言われることがうれしい」とか「笑顔を見ると元気になる」とか、「お金が大切」とか「時間が大切」とか、「一つの道を極めたい」とか「いろんなことを経験したい」とか、「体を動かすのが好き」とか「人と関わるのが好き」とか。
自分のことがわかると、どのように生きていけば良いのか、何をすれば自分らしく生きていけるか、いくつかの「道」が見えてきます。
自分の好き嫌いや得意不得意がわかれば、枝分かれした道の中から、自分が進むべき「道」を決めることができます。
この「自分で決める」ことが重要なのです。
自分で決めることができれば、自分の行動に責任を持つことができます。
その選択が成功すれば自信に繋がり、失敗をすれば何が悪かったのかを考え成長に繋がります。
これが、他人の決めた選択だったらどうなるでしょうか?
きっと、決めた人のせいにするのだと思います。
自分のことを振り返りもせず、他人のせいにして、その場に留まるでしょう。
それで、成長できるでしょうか。
この「自分で決める」ために「自己分析」をするのです。
そして自己分析は、学生だけがやれば良いことではありません。
数々の経験が伴えば、「興味・関心」は変わり、「能力」は増え、「価値観」も変化するでしょう。そして「経験」も身につきます。
「自己分析」は何歳になっても、やればやるだけ新しい発見があります。
定期的に振り返って、自分のことを理解し、人生の岐路に立ったときに、自分で決めていただきたいと思っています。
明日は、自己分析と同じくらい大切な「企業分析」の方法について、お話ししようと思います。
就活生の皆さまが良い結果に恵まれますよう、いつも応援しています。
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