見出し画像

自分が生きた証を残す一歩

CCDMの生い立ちをちょっとだけ、紹介してみたいと思う。
私の相方の副代表とは、品川のセンベロの店で出会った。
共通の友人に紹介されて、お互い何を語ったのかあんまり記憶にはない。
ただひたすら、ビール🍻片手に煙草🚬を吸いまくって、「楽しいことをやりたい」だけ言っていたのは記憶している。

そっから、何か始めてみようとなって打ち合わせを始めてみた。
途中私が父が倒れ、それに連動する形で祖母も酷い認知症となり介護に全てを注ぐしかなかった。
その時、相方だけが必死にそのイベントを遂行してくれようと奮闘してくれていた。

「この人のことを裏切りたくない」

平凡な言い方しか出来ないけれど、私の中で親と元彼である親友以外に、【信頼】と言う絆を初めて直感的に感じたのだろう。
それからだろうか。
どちらともなく、時間がある時にものすごく沢山電話した。
意外とお互い恥ずかしがり屋だったりするから、対面しちゃうと言葉が出てこないのだ。
過去の経験、今の想い、全ての想いを共感して互いを知るのに半年はかかっただろうか。
そんなある日の電話のことだ。

「CCDMを法人化させてみよう」

法人を作ることも、自分が代表になることも想定していなかった訳ではない。
自らのライフプランの中に無かったのか?と聞かれると、答えは「NO」。
正直自前のサービスなんてない、危うい法人設立であることは自覚していた。
でも何だか、歳が8個も離れた副代表とならやれそうな気がした。
最後は、その自分の直感を信じよう、相方を信じてみよう。
持っていた貯金をほぼはたいて、起業費用に充てたことは、未だに相方は知らない。
相方と私は、生き方も違ければバックグラウンドも全く違う。
ただ1つだけ同じ価値観であること、それは
「最初は、必ず人を信用からはいる」
だった。

おかげさまで、設立直前も手痛く2人で痛い目を見たものだ。
その後も、パートナー企業として一緒にやっていきましょうとSNSも途中まで盛り上げたりしていたとある会社さんにも、大分恩を仇で返されてしまったり。
それでもいっつも2人で笑ってた。

「なんとかなるさ🙌✨

2020年度決算は、7月で締まる。
設立してから1年と10ヶ月。
いつの間にか、CCDMは総勢9名(来月にはもう1名追加予定)になった。
沢山の人の出逢いだけではなし得なかった。
過去バイト先で私が少しだけ鍛えた後輩なんて、訳分からないまま巻き込まれた筈だ。
でも今では私にとっては、必要不可欠な右腕の1人だ。私が病気でぶっ倒れた時、全てを遂行しCCDMの歩みが止まらなかったのは間違いなく彼のお陰だ。

特定サービスは持たない私たちが出来ることは、アメーバ🦠のように、どんどんと広がりをみせている。
家族でも友達でもない。
会社を一緒にやっているのだから、同僚と言う名前に当てはまるのか?
いや、どれも全部違う。
名前は付けられないけど、皆が私にとって愛おしい存在。
そしてそれがそれぞれに絡み合って、普通の企業とはちょっとだけ違うことになっているのだ。

これ以上人数が増えたら、きっと今抱いている想いも何処となく薄れて奔走していくことになるのだろう。
コロナ禍という状況の中で、有難いことにCCDMを、私を、仲間を信じて仕事を下さる方もいらっしゃる。
お陰様で規模が広がるのと呼応するように、売り上げも上がってきている。
CCDMは、代表の私を含めて全員が【副業として】コミットしているため、これ以上の仕事量は正直限界に近い。

でも、今が。この瞬間が。
愛おしくて堪らないのだ。
土曜日、日曜日なんてほぼ無い。
側から見たら、休みもなく働いているようにみえるから「そんなに稼いで何がしたいの?」なんて言われることもザラだ。

人間は、全員が等しく「死」に向かって歩き続ける。どれだけ抵抗しようと、抗おうと。
だからこそ私は【自分が生きた証】を、この世界に残したいのだ。
稼いで何がしたいかって?
この愛おしい仲間たちと、この時代を懸命に生きた証をただ残したいのだ。

私はとてつもなく幸せ者だ。
何故って、約1億2千人が住むこの日本の中で縁があって仲間と出逢い、これ以上の選択肢はない納得の布陣を組めることが出来たから。
感謝だけでは語り尽くすことの出来ない仲間と見る明日は、今日よりも常に少しでも明るい未来で在りたい。