思い出日記 2009/10/17
2009年の今日は大学祭だった。
私の思い出深い学び舎は、なんともいえない木のあたたかみがあり…ボロボロだった。
受験の時は、近所の私立高校の方がきれいで、間違えて入りかけたほど。
今の母校はすっかり建て直されており、当時の面影は残っていない。
会議机にガスコンロをドンと置いた出店があった。
「マシュマロクッキー 100円」と段ボールに油性ペンで描いてあるだけの、シンプルを追求した店構え。
注文したら、爪楊枝に刺したマシュマロをちょっとガスコンロで炙り、500円玉サイズのミレービスケットでサンドしてくれた。
包み紙もなく、素手でお渡しのシンプルスタイル。
わ〜〜うまい!
ほどよくスモアされたマシュマロと、ご存知ミレービスケットの甘じょっぱさがぴったり合う。あとマシュマロのやわらかさと、ミレービスケットの固さもいいコントラスト。すいませんコーヒーないですか?
ほぼ一口で食べ終わってしまうのでまた買いに戻る。
何だこの利益率を超重視している出店…と思いつつすっかり虜になってしまった。
今年の夏、学生時代の友人たちとグランピングに行った。
なんとなくミレービスケットとマシュマロを携えて。
友人たちにこの出店を覚えている人はいなかった。すこし寂しい。
キャンプファイヤーでマシュマロをちょっと炙って、ミレービスケットで挟む。シンプルなのにどうしてうまい。すいませんコーヒーないですか?