ジェットになったあやめ嬢:V最valoA1の感想
2023年11月19日、valoのVtuber最協決定戦Act.1が初開催。
1チーム5人が8チームで、40人のVが参加している。valoはAPEXほどわからないなぁと思っていたが、参加者が発表されるとあやめ嬢が参加していて観ることが決定。
チーム分け
メンバーはそれぞれtier1~5に割り当てられており、リーダーのtier1がtierごとにドラフトしてチームが決まる。
チーム1「ラヴゥリー・ヴゥリリアント」はめとちゃんがいて、うぉううぉも強いと聞いていたら、結局優勝したのはこのチームだった。チーム2「せんちねるず」は我らがあやめ嬢がいて、リーダーはあかりん。ほかのメンバーはるなちゃん、にゃらか、エマちゃんの5人で、ぶいすぽが多めか。2つある女子チームのうちの1つ。「せんちねるず」については後で詳述する。チーム3「Good Smells squad」はらむねちゃんがリーダーで、メンバーがフォルテちゃん、のあちゃん、とろろちゃん、ロボ子さん。ぶいすぽの狂犬のあちゃんや名誉ロシア市民(タルコフプレイヤー)とろろちゃん、角待ちキモジャッジ(誉め言葉)ロボ子さんなどそうそうたるメンツのもう一方の女子チーム。チーム4「超銃戯画」はべにちゃんリーダーで、APEXで特級呪物として名を馳せたアステルくん、ゲームセンス抜群の叶くん、エピセンで活躍したすみれちゃん、歌が上手いだけじゃないゆいちゃんとかなりの強敵だと思った。チーム5「蜻蛉軍団」はネオポルテの水無瀬くんをリーダーとし、にじさんじの葛葉、ぶいすぽのきゅぴちゃん、個人勢のかるびちゃん、ホロライブのラプちゃんと所属の異なる5人が揃った唯一のチーム。カオスなメンツの舵を誰が取るのかと心配されていた。チーム6「Vきゅあ6GOGO」はリーダーがなずちゃん、そしてレイドくんがいる。イヅルくんのことはあまり知らないが、普段から仲のいいメンバーが揃っているのでそれが強みか。チーム7「タンクトップサウナ」はうるはちゃんを紅一点にした男子チーム。最強級のAIMを持つローレン、トリッキーなプレイをするエビオと正攻法も奇襲も持ち合わせるチーム。チーム8「たこりべ(多国籍リベンジャーズ)」はtier1の中でもめちゃ上手いと評判の久我レオくんがリーダーで、歯茎クイーンつなちゃん、めーぷるなっつばにーだよで優勝経験のあるミミちゃん、広い視野で盤面を見れるビッグブレイン・イブラヒムと手強そうなメンバーだった。
トーナメント戦で、初戦・2戦目がBO1、3戦目がBO3ということで、どこが勝つかわからないチーム編成な上に、爆発力次第で勝ち上がりうる、結果のまったく読めない大会となった。
せんちねるず
顔合わせの際のチーム内デスマッチではあやめ嬢がトップではあったものの差は大きくなく、フィジカルの水準が高いチームであることがわかった。「せんちねるず」というチーム名はメンバー5人中4人がセンチネルを得意とすることに由来する。この偏りからドラフトアイアンと言われたあかりんは、最初ゲーム内外でチームをまとめられるか心配してしまうくらいだったが、チームコーチにしてあかりんの師匠まざーさんがチームの方針を定め、あかりんがAIMにリソースを割り振れるようにした結果、殺意で破壊することができるようになった。
お嬢は結果的にエントリーを担うデュエリストのジェットをピックすることになったが、ほぼ触ったことのないジェット、普段とは違うデュエリストというロール、おおむねソロでランクをしてきたフルパ経験・大会経験の少なさ、ランクに似合わないtier2の重圧、とかなり苦しいスタートではあったが、大会本番までの短期間でジェットの動きを仕上げ、苦手意識のあったスナイパー武器のオペレーターも時間を見つけて練習に励んで板につけた。ソロプレイから生まれたのか、一人で敵チームを壊滅させようとする溢れる殺意も足枷とすることなく活躍した。
普段からデスマで1位になるまでこもることを日常としているデスマ宮たるるなちゃんはセンチネルとして冷静沈着に状況を読み、エマちゃんに声をかけながら、いざというときにはそのフィジカルを発揮してアルファ宮るなっつとなった。3年モク奴隷を務めてきたと言い放つにゃらかは安定かつ熟達したオーメンによるモクだけでなく、積極的な声出しで戦術の提案や意識の切り替え、議論のまとめ、士気を揚げる励ましあるいは抑制を行なってチームをチームにするのに大いに貢献した。にゃらかの提案や指摘はまざーコーチとほぼ同じというコーチの言もある。エマちゃんはサポートを役割とするイニシエーターのソーヴァ、スカイ、ブリーチという3人をマップ毎に使い分け、攻防のバランスを見極めて動くという大変な任を全うした。
そしてもちろん、コーチであるまざーさんの存在があまりにもデカイ。正式なコーチングは初めてとのことだったが、普段からリスナーのコーチングに取り組んでいるらしく、それぞれの状況に合わせつつ、短期間ということで本番に間に合うようなレベルを目指して細やかで丁寧なコーチングをしてくれた。座学も熱心に教えつつ、実際の動きを見て指針を修正する柔軟さも持つ。試合中にタイムアウトなどでしかVCに参加できないルールのため、早いうちからメンバーだけで考えて動けるように、ということを念頭に置いていたと思われる。あかりんと居残り練習をし、あやめ嬢のオペ練習に何時間も付き合ったように個別指導もいとわなかった。まざーさんのリスナーも顔合わせからスクリム期間まで協力してくれた。後半は娘の運動会を見守る父親みたいになっていたのも微笑ましい。
おわりに
いきなり銃口を向け合い、朝まで練習した顔合わせから始まり、時に女子トークに声を弾ませ、時に殺意を高めあい、まさに大会に向けて励む部活のようで青春のエモさがあるチームだった。
情報量の過剰な報告が飛び交い、まとまらない最初のガタガタ具合から、カスタム全勝(しかも最終日は3戦とも勝利)で大会本番は4位という結果に感動したし、練習期間から毎日長時間お嬢の配信が見れて嬉しかったし、応援してよかったと思わせてくれたので、みんなチャンネル登録させてもらった。あかりんはぶいすぽに加入してから、るなちゃんはレイドくんにツンツンしているコラボで、にゃらかは実はデビューのときから知っていたが、ここでチャンネル登録。まざーさんはtwitchをフォローした。
大会直後ににゃらかがスト6の大会(KZHCUP)があったので二次会とかは行われてないけど、またぜひ縁をつなげて遊んでほしいと思う。
あやめ嬢は慣れないジェットを本番までにしっかりと仕上げて、見事ジェットになった。お嬢の努力に拍手である。
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