2024年6月振り返り

Vtuber関連のことについて、2024年5月を振り返っていこうと思う。
網羅的ではなく、筆者が見ている範囲のみに限る。
ネタバレとか悲しい出来事についても触れているので注意。


6/1 あくあちゃんがアンダーテールをプレイ

あくあちゃんがあの神ゲー・アンダーテールを初見プレイ。
あくあちゃんはあんまりストーリーゲーやるイメージない(昔にニーアオートマタやってたな~くらいしか思い出せない)からけっこう意外だった。
あくあちゃんのアテレコ可愛いしリアクション面白い。個性豊かなモンスターたちにツッコミながら戦わずに優しいルートを進むあくあちゃん。「ばかがよぉ!」がめっちゃ聴けるwww
アズゴアと戦いたくない…!とうめき、ラスボスに恐れおののくあくあちゃんのリアクションめっちゃいい。最後の選択肢もいいよね…。

6/2 あくあちゃんがアンテPルートをプレイ

翌日続けてPルートへと進むあくあちゃん。アンダインと仲良くなり、アルフィーとの茶番に付き合っていたが、研究所で急に雰囲気が変わって怖がるあくあちゃん可愛い。真実を知り、ラスボスに向けて叫びながら戦うあくあちゃん。最高のエンディングに涙するのアンテを満喫してていいなぁ。
Gルートについては、この一週間で覚悟を決めるとして、持ち越し。

6/4 つなちゃんが8番のりばをプレイ

「8番のりば」は大反響を巻き起こした「8番出口」の作者が作った続編で先月末に発売され、あくあちゃんとかうるはちゃんもプレイしてて面白かった。「8番出口」も「8番のりば」もホラーではなくウォーキングシミュレーターと謳われているけど、今作は前作よりもホラーみが増している気がする。前作が発売されてから「異変を見つけるループもの」スタイルを模倣したゲームがたくさん出たけど(それがパスティーシュかエピゴーネンかは見てないからわからんけど)、さすが作者はさらに上手くひねりつつ改善しつつ味を残してるって感じ。

わりとホラゲ好き(好きかどうかは微妙だけどともかく実況してくれる)ぶいすぽメンバーが多い中、めったにホラゲーをしない(半年以上ぶり)つなちゃんがプレイしてくれて嬉しい。まぁつなちゃんはホラゲーだと思ってなかったみたいだけど。腹の底から出る悲鳴最高。さすがのキャラコンで異変を回避したり、「目を離すな」を理解してからクリアのために誘導したりとプレイも光る中、個人的にそこまでだと思っていた手形にめちゃめちゃビビってて草。「べっ別にビビってねーし!」からの最大ビビりだったのでさすがに声出して笑った。これぞ歯茎クイーン。

「8番出口」の「異変を見つけるループもの」という構造自体は伝説にして幻のホラゲー「P.T.」の系譜にあると思っているのだけど(一人称視点という要素も共通。一人称視点は上述の構造よりも早く広く模倣された)、「異変を見つけたら戻る」というルールがクリエイティブだった。だが異変に気付かずに通り過ぎたり、勘違いして戻ってクリア扱いになったり、といった偶然の余地があった。今作ではその余地を潰して、異変を見つける、というよりもむしろ、異変が見つかりに来る、という能動性が今作のホラー感を増した理由だと思う。

個人的には真っ暗になる異変が一番怖いと思う。点滅やしばらくしたら復旧するような一時的なものではなく、正解の脱出路を見つけなければ抜け出せない永続の暗闇。しかも自分の足音しかしない静寂。正直めちゃくちゃ怖い。つなちゃんの突き進む足が止まるのもやむなし。

8番シリーズはこれで終わり、次は新たな(というよりも前から制作中だった)ゲームに取り組むらしいが、それもまた非常に楽しみである。

6/8 こよりちゃんがFF4をプレイ

FF1からプレイしていたこよりちゃんがついにスーファミ世代へ突入。筆者がFF4から知っているのでここから視聴。BGMについてアレンジを聞いたうえで原曲の音の良さを分かってくれるの嬉しいな。サントラ買ったもんなぁ。
FF4のストーリーはしょっぱなからえぐい。ショッキングな旅立ちだよな。情報をメモするのえらいな。

6/8 あくあちゃんがアンテGルートをプレイ

ついにGルートへ。遺跡のモンスターを全滅させ、Gルートに入ると、鳥肌が立つあくあちゃん。Gルートの洗礼に苦しんだあくあちゃんだったが、じょじょに心が摩耗して適応していく。ちょっとこれネタバレしないように言うの難しいな! でも最高の強敵相手に血がたぎるのはまさにゲーマーメイド。明日へ続く!

6/8 よかとちゃんが復活配信

声帯結節の手術をして、3ヶ月の沈黙期間を経て、ついに声出しできるようになったよかとちゃんが復活!
声にがらつきというか、しんどい感じがなくなってすごく発声が楽そう!
高い声が出るようになったのを歌で確かめるの草。

6/8 にじさんじ二期生コラボ

二期生好きなんだ…。
詩子お姉さんが卒業するということでこのタイミングなのかな。誰が来るか、何をするかもわからないままコラボってことだけお知らせするのマジ二期生って感じ(まぁこれは、卒業前に、ということがあるからなんだろうけども)。配信始まってからもぐだぐだだらだらとしてまとまりないのも大好きだ。おえもりめちゃ面白かったし懐かしかった。
来れなかったメンバーもいたけど、みんなで最後に遊べてよかったね。最後のみんなのメッセージはさすがに泣いてしまった。

6/9 あくあちゃんアンテのサンズ戦

あくあちゃんキーボードだから小ジャンプとかで苦労してるけど、パッドだったら半分くらいは余裕があったんじゃないか。初見の攻撃への反射的な対応がすごい。初見なのに最適な動きをはじき出すのすごすぎる。苦しい戦いでもメンタル安定してるのさすが。キーマウでよく最後の攻撃をしのぎ切ったなぁ。強敵と戦っていることが楽しくなってもっと続けたいっていうのほんと狂犬だ。いや、このスタンスこそがソロマスの源か。

6/13 ザレンさんが8番出口をプレイ

今宵は満月なり…今宵は満月なり…
8番のりばが流行ってる今になって8番出口をやるのがさすがザレンさん。コメント欄とばちばちやりながらゲームに関係ない話をずっとしてるのマジでおもろい。後編はいつですか?

6/16 こよりちゃんがFF5をプレイ

前日にFF4をクリアして、続けてFF5へ突入。
個人的に最初に知ったFFだから思い入れが強くて本当に好きなんだよなぁ。
青魔法にこんなに早く可能性を感じてラーニングがんばるの面白いな。アビリティを覚えてジョブと組み合わせていくの楽しいよねえ!

6/19 ホロライブENから新ユニット -Justice- デビュー告知

ホロENの4期生として、3期生のAdbentを捕まえる使命を帯びたJusticeがデビューするとのこと。期生を越えた関係は初か。しかも対立とはね~、面白い。ENは設定がっつりでいいよね。エリザベスとジジ、セシリア、ラオーラの4人。ラオーラのママが前からファンの貓鯨さんでデザインも一番好きかな。太ももは正義。
デビュー配信は22・23とのこと。

6/21 スバルちゃんが「鋼の錬金術師」同時視聴を開始

ハガレンの新アニメをスバルちゃんが同時視聴。いいチョイスだ! ハガレンは名作だよなぁ。何度見てもいい。シリアスになりすぎないギャグも懐かしいし、ニーナとアレキサンダーの話は何度見てもつらい。スバルちゃんのリアクションは相変わらず一級品。

6/24 ぶいすぽENから新人デビューの告知

ENが設置されてから長らく動きがなかったぶいすぽENだが、ついに新人デビューの告知があった。レミア、アーリャ、ジラの3人。相変わらずやけに凝ったアニメを作るなぶいすぽ。デビュー配信は30日とのこと。

6/28 スバルちゃんハガレン同時視聴

第2回目はついにヒューズの話に到達。推したキャラが…なデスバルの本領発揮。と思ったけど改めて見るとこの流れは絶対みんなヒューズ好きになるだろ…って構成だな。「いや、雨だよ」もいいよね…。
ウィンリィはマジいい女。出産のエピソードからの師匠の人体錬成につながるのマジでえぐいな。島での試験で兄弟が感得した全は一、一は全、生きるということ、宇宙と自分のつながりといったことと繋がってくるよねえ。生命と世界の神秘。

6/29-30 こよりちゃんFF5クリア

29日に第2世界のエクスデス城をクリアし、30日にラスボスを撃破。うきうきと楽しそうにジョブとアビリティの組み合わせを考えてるところはほんとにFF5を楽しんでるなって感じでいい。ギルガメッシュに人情を感じて気に入るのわかるわ~。それでこそシリーズを通した人気キャラだよね。オメガに遭遇してぼろ負けしてもくじけずに何度も戦いを挑むのさすがだ。オメガには勝てなかったけど、神龍に勝つのマジですごい。めちゃくちゃ上手くなってる。ラスボスも余裕だったね。
FF5はエクスデスが最初から最後までえげつない悪役としていて、世界はクリスタルが砕けてじょじょに滅びに向かうシビアな世界観で、主人公たちは悲惨な目にあってきてるんだけど、エンディングでは喪失を抱えながらも、それでも支え合って前向きに生きていくっていう明るさ・爽やかさがほんとにいいんだよなぁ。こよりちゃんがぼろぼろ泣いてくれて嬉しかった。

6/30 ミオちゃん復帰配信

2ヶ月ほど入院によって休止していたミオちゃんがついに復帰。嬉しい!
めちゃくちゃ詳細に病状を解説してくれたミオちゃんによると突発性急性膵炎にかかっていたとのこと。めちゃくちゃキツそうな症状だ…。ずっと熱と痛みがあるとかえぐい。原因はやっぱり過労とストレスなのかなぁ。ミオちゃんはがんばりすぎちゃうから…。点滴と尿道カテーテルの生活は大変だったろうなぁ。でもともかく配信できるくらいにまで回復してよかった!

歌動画

栗山やんみ & ちゃげぽよ。「とびら開けて」

ディズニーの「アナと雪の女王」の挿入歌を二人がカバー。アナと王子となって掛け合いも軽やかに歌う。やんみちゃんこういうの似合うなぁ! ディズニーソングもっと歌ってみてほしい。

レオナちゃん「シャンティ」

チャイナ風の新衣装をお披露目したレオナちゃんが中華マフィアを連想させるこの曲をカバー。低音も高音も自在に歌いこなすレオナちゃんが終始低い声で雰囲気たっぷり。かっこいいのズルじゃん…。

あずきち「きゅうくらりん」

儚くて消え入りそうな、あずきちの「きゅうくらりん」。こういう解釈もあるか…! と思わせられる。

すーちゃん&るなちゃん「CHO-DARI-」

ぶいすぽの二大癖になる声質(筆者調べ)のすーちゃんとるなちゃんが二人で歌ってみた! ローテンションでまったりな二人の「CHO-DARI-」めちゃ可愛い。癒される。

holoX「迷宮なラビリンス」LIVE ver.

ルイ姉の生誕ライブにてトラブルがあったため切り出された動画。ラビリンスダンスかわいすぎ。ラプちゃんが「力こそパワー!」とか「お、意外といけるなぁ!」とかでライブアレンジするの好き。

いろはちゃん「風を仰ぎし麗容な」

生誕ライブでお披露目したいろはちゃんのオリ曲。和風なダンスミュージックがおしゃれ! きれいでかっこいいMVもgood。

椎名唯華「ファジーネーブル」

椎名のライブの切り出し動画。椎名の声質と青春なバンド曲の相性が良すぎる。普通に歌が上手い。ほんとなんでもそつなくこなすなぁ。

いろはちゃん「魔法少女まじかる☆ござる」

魔法少女になっちゃったいろはちゃん。マジカルワンド斬りとは? いや可愛いけども…。何気にアニメーションがすごい。

あまからっぺ「花の塔」

かなたんのライブの切り出し動画。この5人のユニット名結局あまからっぺでいいんですかね…なんか既成事実的に決まりそうで草。あやめ嬢のお腹が見られる貴重な機会。

あくあちゃん「プリンセス・キャリー」

これまでのオリ曲とは一味違ったあくあちゃんの新曲。概要欄にあるように、あくあちゃんが見かけた姫プされてキャリーされる女の子を主題にしている。ゲームにストイックな努力の鬼であるあくあちゃんとは正反対のプレイスタイルである彼女に対してあくあちゃんが思うのが、「いつかありふれた幸せで満たされたらいいのにな」なのが、優しいあくあちゃんらしい。
髪下ろしたあくあちゃんも可愛いな。

天音かなた×沙花叉クロヱ「ラビットホール」

二次創作のイラストが大流行したミクの曲を二人がカバー。ちょっとイラストがセクシーすぎる。可愛いけど生意気な沙花叉と可愛いけどガラの悪いセリフが似合うかなたんの相性ばっちり。

クレアさん「禁じられた遊び」

そう来たか!という選曲。クレアさんアリプロ似合うな…もっとほかの曲も歌ってほしくなる。動画もクレアさんが作ったのすごいな。

holoEN-Promise-「Our Promise」

Promiseの初のユニットオリ曲。Promiseも色々事情があってこの5人になってるわけだけど、こうしてユニットの曲ができるっていうのはいいね。うきうきするような曲に可愛いアニメーションがいいね。ぜひ字幕オンでどうぞ。

いろはちゃん「Dreamy Sky」

いろはちゃんひと月の間に新曲3曲出してて草。こちらは可愛さに全振りした一曲。魔法少女と対になるのかな? いろはちゃんのなりたい姿のひとつということか。

さくらちゃん「アイドル」

2023年の大人気曲をさくらちゃんがカバー。かわいく歌いながら引き立て役Bのパートの迫力もばっちり。

名取「秘密の言葉」

親交のある花譜ちゃんの曲をカバー。名取はアーティストとして名取の歌以外も歌っていきたいとしていて、この曲は実際名取の歌じゃないはずなのに、その曲調も歌詞もまるで名取のことを歌っているように感じるのは筆者がせんせえなせいなのか。ポニテ黒セーラー服の名取が(ふだんのナース服の名取と違って)あまりにも青春感が似合いすぎて、爽やかなこの曲と相性がよすぎるせいかもしれない。

こよりちゃんら「Bling-Bang-Bang-Born」

こよりちゃんのリレー式対談企画「ディスコードショッキング」一周年を記念して、スケジュールのあったゲスト12人で歌ってみた。ゲスト含めて10人の「終われまてん」配信もそうだったけど、本当にそうそうたるメンツである。
ねるちゃん、パトラちゃん、ういママ、クレアさん、でび様、シロちゃん、ニュイ、ひなたちゃん、葵ちゃん、フレン、リゼ、こよりちゃんの12人。

のあちゃん「かくれんぼ」

のあちゃんにぴったりな爽快感あるバンドナンバー。力強い歌声が心地よい。コーラス陣にも注目。

ミオちゃん「astro」

復帰したミオちゃんが投稿したBlue Journeyのカバー。宇宙をテーマにした曲ということでミオちゃんの「夜光通信」とも通底するような、出会いと別れと、それでも繋がっていることを歌っている。

番外編

にじさんじ二期生「Blessing」

もはや何も言うことはない。この曲が今月振り返られて然るべきだ。
気ままな二期生たちが、それでも二期生という括りを愛していることがようく伝わる選曲と歌詞割り。有栖ちゃんとザレンさん、いちごちゃんとガッくん、刀かざ、リリむぎ、かざちゃんと詩子お姉さん、環ちゃんとザレンさん、咎人からのトリガー、…と数えるときりがないが、ほんとに色んな組み合わせが大好きなんだ。
「君に幸あれ」「来年も来世も一緒に祝おう」っていう歌詞が送り出してるようにしか聞こえんのよ。

その他

今月はあくあちゃんが活発だったなぁ。アンテのほかあずきちや咲ちゃん等いっぱいコラボしてた。あずきちのは凸待ちスイカゲームからだとしたら同月中とは早いな。ぺこちゃんとの仲もさらに深まってオフでカニ食べに行ったらしいし。ていうかぺこちゃんと15時間カプへコラボしたりマジで仲深まってるな! あくぺこお互いのこと好きすぎ~!

にじさんじではGTA鯖が立って色んなライバーが参加していたようだ。

ニコニコ(というかカドカワ全般)がサイバー攻撃を受けてダウンして、仮設されたニコ動(仮)が2017年の動画から抽出されてて老人会が始まってる。

ホロEN、ぶいすぽEN、にじさんじ、ネオポルテから新人たちがデビューした新しい出会いが多い月でもあった。

28日にえーちゃんがホロライブというかカバーを退職することを発表した。えーちゃんがいなくなるなんて考えたこともなかった。えーちゃんはそらちゃんとともにホロライブを支え続けた大功労者で、筆者にとってYAGOOと並んでホロライブの運営を代表する人物だった。英語が流暢で、海外ニキからも愛されていた。えーちゃんがいないホロライブなんて信じられない。でも、早く体調がよくなって、また元気になって、それで一緒にホロを応援できたらいいな…。そうなることを、願っている。


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