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コロナになってよかったこと

今日から嗅覚がなくなりました。
献立に合わせて、記憶の中から匂いを連れてきて一緒に食べてます。

いろいろな症状や状態の方がいる中、安易にこのような言い方をしてよいのか、迷いはありますが、私にとって今回よかったことがあります。

谷川俊太郎の「生きる」が心に染みたこと

これによって、私の中での大事なことがシンプルに整理されたこと

です。

美味しいお酒とごはん
おしゃれな洋服が欲しい
ピアスが欲しい

これが悪いとは全く言わない、が今までの私は、家族との時間、みんなが元気でいること、笑顔でいること、というような幸せの核となる望みと並列に、このような望みが混在していました。

それがこの詩により、優先順位がついて、自分の中でシンプルになった。削ぎ落とされたとでも言うか。

改めて、ムヒカ元大統領の言葉も思い出しました。

"愛を育むこと、人間関係を築くこと、子どもを育てること、友達を持つこと、そして必要最低限の物を持つこと。発展は人類に幸福をもたらすものでなくてはならない"


また日常に戻ったら忘れるのかもしれないが、こう感じたことは忘れない。

私にとっての収穫として記しておきたいと思います。

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