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亡くなった人は無敵だ。

人はいづれ亡くなる。
人間は必ず死を迎える。
避けようのない事実だ。
不死身の人間など居ないのだから。

だが、人は他人の心の中で生き続ける。
無敵な人となって。

微かにあった少し気になる部分。
そういったことは時間と共に記憶から消えていく。
そして良かった部分だけが記憶に残る。

誰かが言った。
「人は二度死ぬ」
と。

007じゃあないぜ。

一度目は肉体の死。
二度目は人の記憶から無くなった時だ。

だが、敢えて言わせてもらおう。
「無敵な人となった存在が記憶から無くなる訳がない!」
と。

言いたいことは「人の肉体が亡くなっても、記憶から消えることはない。」

つまり
「人の魂は永遠に残る!」
「その人の記憶から別の人の記憶の中で。」
「そして、また別の人の記憶の中で。」
「永遠にだ。」

人は二度死ぬ。

敢えて言わせてもらおう。
人の存在は永遠に消えない。
魂は不滅だ。

死ぬ間際が一番の見せ場だ。

好きな作家が残した文がある。
「喜んで死ぬことができれば、くだらなく生きているよりは幸福なことです。」

もう少し生きたいと思いながら、
消えていく生命がある。

自らの意思で自らの生命を断つのは、
もう少しだけ抗ってみてからでも、
遅くはないだろう?

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