第76回日本選手権競輪第1日 無料予想
GWも中盤、春の暖かさを感じながら朝晩は少し肌寒い。そんな季節になりました。ということはもちろんこの季節。そう日本選手権競輪、通称ダービーです。第74回は中止、第75回は無観客だったため3年ぶりの有観客開催となりました。
2月に行われた全日本選抜では、グランプリ王者古性優作選手がはやくもGP出場1枠目を確保しました。
明日から開催される日本選手権競輪では誰がチャンピオンとなり、GP出場を決めるのか。
今年度のSSが来年度のSSを決めるのか。
SSから遠ざかっていた選手が復活するのか。
はたまた、初のSSが登場するのか。
6日間の熱戦をこの目に焼き付けたいと思います。
こちらが勝ち上がりの規定番組となります。
どのように勝ち上がっていくのかは理解しておいた方が良いかと思います。
一次予選は1〜3位が勝ち上がり、二次予選は1位と2位に加えて3位のうちの4名が勝ち上がります。
特別選抜予選に出場する選手は1〜3位でゴールデンレーサー賞へ、4〜9位の選手は二次予選に進みます。
ゴールデンレーサー賞に進んだ選手はその後、準決勝へ進みます。
また、第3日にはガールズケイリンコレクションも行われます。
続いてはいわき平競輪場の特徴です。
いわき平競輪場は400バンクで、2015年の改修後はクセのないバンクとなりました。ただし、直線は全競輪場の中で3番目の長さで、追い込み選手にとっては有利かもしれません。ライン3番手の選手の1着率も他の競輪場と比べると高いようです。また、冬場は風の影響が大きいようです。今は春ですが風速によっては考えなければいけないかもしれません。
車券には関係ありませんがいわき平競輪場は通称「空中バンク」と呼ばれ、バンクの内側からレースを観戦できる日本で唯一の競輪場です。選手が空中を走っているように見えることからそう呼ばれているようです。一度は行ってみたいですね。
ではさっそく第1レースから予想をしていきたいと思います。
1レース
少し見にくいかもしれませんが出走表を添付してみました。引用元はkeirin.jpです。
オープニングレース一番車となったのは地元の①高橋晋也選手です。師匠の飯野選手を背負ったG1となればやることは1つ。他に抵抗してきそうな選手は見当たらずここは他のラインは位置取りが大事になってきそうです。
冬場は絶大な強さを見せた③原田ですが、前走優勝しているとはいえ迫力をあまり感じません。
一方で同じく前走優勝の②村田は絶好調に見えます。G1戦線で好成績を残す印象があるだけに穴党の方は狙い目かもしれません。
本命としたいのはやはり強力な地元北日本ライン。もちろんG1ですので⑤飯野の番手捲りも充分に考えられます。それも考慮すると直線が長いだけに①高橋を残せないところ、番手捲りから⑨阿部が差すところを本命とする。3着は誰が突っ込んできてもおかしくないので流して。
穴目で押さえたいのはやはり②村田。⑧稲毛が好位置を取れれば突っ込みも充分考えられる。①高橋がポカをしない限り⑤飯野が連帯を外すとは思えないのでこの2人を軸にマルチで。
2レース
カマシタイプの⑧根田の枠が悪く、抑え先行となりそうで怪我明けもパッとせず、はっきりいって怖さがない。⑦中本を背負った伊藤がいるならば先行は③伊藤と見る。すんなりと逃げられれば⑦中本と言いたいところだが2車で逃げるとなれば話は別。②長島が好位置をとっていればここが捲り切れるだろう。⑦中本の頭も抑えたところを本命とする。
穴目は⑧根田を中心に。枠が悪く最後方からの仕掛けとなりそうだが開き直って足を貯められればチャンスがあるかもしれない。初手次第ではカマシ捲りが決まる可能性もあり、⑦中本の後ろがもつれたり、③伊藤に④竹内や②長島が戦いに行けばチャンスがあるかもしれない。
3レース
①渡邉の捲りに人気が集まりそうなこのレース。⑧上田と⑦中西の先行争いもありそうだが、先行力なら⑦中西とみる。前走決勝進出も落車してしまった②村上、2013、14年にはダービーを連覇したこともある。状態が気になるところだが調子は上向きと見れば買いだ。①渡邉の捲り切りも押さえつつ本命としたい。
穴目は①渡邉の先行策だ。⑦中西と⑧上田が早めからもつれた場合、後方から一気にカマシを仕掛ける展開も充分ある。⑨田中へのズブズブなら配当見込めるか。
4レース
近況の好調ぶりが目立つ②森田がここでは本命か。⑦取鳥が駆けるものの⑥坂本も抵抗見せそうで踏み合いにはならずとも多少なりとも足は使いそう。捲りに構える②森田には絶好か。カマシになったとしても⑤神山は援護期待でき、ここを絞って本命とする。
穴目は⑥坂本のメイチがけから③菊地の番手捲りだ。近況の好走ぶりが目を見張るものがあり⑥坂本次第とはいえ、チャンスは充分とみる。配当がそれなりに見込めそうではあるので広めに構える。
5レース
なかなか展開が読みにくいこのレース。どのラインも捲り、先行どちらもできる。さらには番手に自力ある選手が入っており3番手には差し足が光る選手が待ち構える。まだ先行勝負に出そうなのは②岩谷か。初手が枠なりならば並びは916-275-384と予想できる。切って切っての展開ならば②岩谷の先行体制を⑨黒沢が叩きに行く構図か。⑦荒井の状態がなんとも言えないが、②岩谷が先手取れれば連帯は硬いか。2.3着を広げて。
穴目は3連複で勝負したい。先行争いや叩き合いも起きそうで縦勝負となりそう。ライン先頭選手が不発となれば自力に切り替えるパターンも十分だ。自力がある番手勢と3番手を回る計6人の3連複BOXで穴目を拾いたい。
6レース
地元背負った④大石、対するは松本背負う⑨宮本。虎視眈々と勝機を狙う③野原というこのレース。近況好調に見えるのは縦がしっかりと出ている①伏見。④大石がしっかり仕事をすれば連帯は硬いか。ただやはり③野原のパワーが上位に見える。ここの頭から自力持つ⑥松本、差し足光る⑦内藤なども絡めて本命とした。
穴目は⑨宮本が④大石を出させずメイチで駆ければ⑥松本の番手捲りだ。③野原ラインの3番手⑧三谷が内をついてくるところも押さえて。
7レース
ここは一次予選で1番硬いレースに見える。⑧山田や⑥久米では④野口には敵わない。しっかりと先行し、地元⑦山崎もしっかりと応えて頭を。①永澤が続けるかどうかだが、ここを本命とする。
穴目は③野田を利す⑨小川だ。随所で差し足を発揮する⑨小川。③野田の捲りに⑦山崎が合わせる形なら、コースさえ開けばチャンス充分だ。
8レース
③中川を背負ったなら流石に⑤松本に逃げてほしいのだが、なんとも評価しづらいと言うのが本音。正直すんなり先行から③中川というのが買いづらさしかない。⑧竹内も先行勝負に行きそうでやはりここは地元⑨小松崎の出番か。②和田の差し目や①坂口、⑦田中の突っ込みも抑えて本命とする。
穴目はもちろん、⑤松本の捲りだ。③中川を背負っておきながらそんなことしてほしくないところだがやりかねない。
9レース
好調キープの①松井、地元③成田を背負って持ち味発揮の先行勝負だ。特に対抗も見つからず、3人で決めるところが見たい。たまに後方におかれ何もできない時がある①松井だがこのメンバーなら大丈夫だろう。絞りに絞って3連単2点勝負だ。
穴目なら⑦皿屋の先行から④長尾の番手捲りだ。うまく①松井を後方に置ければチャンス充分だ。
10レース
特に言及することはない。3着を絞って4点で。
穴目はなしと行きたいが、三谷が差せば穴になりそう。おそらく、三谷の離れもそれなりに売れるであろうから差し目を。
11レース
いよいよ特別選抜予選。1〜3位はゴールデンレーサー賞をかけた戦いに進出でき、準決勝進出が確定する。もちろん先行は⑧新山なのだが、⑤眞杉も戦いに行くのか。③清水は久しぶりで状態が読めない上にカマシにいく可能性も。やはり展開は①古性に向いてしまうのか。⑦浅井も続きたいが、前検日に落車したようでなんとも言えない。⑦浅井の差し目も押さえつつ、2着別線も絡めて本命とした。
穴目はなにかと突っ込んでくる④園田を推したい。③清水次第にはなるがどこからでも突っ込んでこれるのがいいところだ。そしてもう1人突っ込んでくるのが②守澤。先行ライン3番手となればむしろ絶好の展開になるかもしれない。前走の落車が気になるが確実に調子は上がってきている。この2人のマルチで穴を拾いたい。
以上で第1日の予想は以上となります。
G1らしく見応えがありそうなレースばかりですね。
予想を考えるだけで楽しいです。
予想を書いていた際に地元ホームバンク福島90期新田祐大選手の欠場というニュースが飛び込んできました。地元ということもあり、楽しみにしていましたが残念です。ただ幸いにもまだ5月です。次のG1での活躍に期待しましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
明日以降も書けたら書きたいと思います。
白熱の6日間、無理のない範囲で楽しみ、熱き戦いを目に焼き付けましょう。