どうする日本、2040年は必ず来るよ。
近頃、「20**問題」が多すぎて、
どれが何年の問題なのかが分からなくなりつつある
キャリアコンサルタントのきゃっさんです(笑)
2040年に75歳以上の後期高齢者数がピークを迎え、18歳の人口が現在よりも2割減るということ。
これにより、高等教育現場では入学者の対象を高校生だけではなく、社会人や外国人にも間口を広げて対応していく必要があるのです。
昨今、大人の学び直しや、育児中の女性へのリスキリングが謳われているのは、2040問題も一つの要因になっていると考えます。
近年では、外国の半導体メーカーが日本国内に大規模工場を建設し、雇用拡大や周辺地域への経済効果が話題になっているのをご存じでしょうか。
良いニュースのように報道されているけど、私は手放しで喜べません。
なぜなら、これは今まで日本企業が海外進出した時と同じ原理が、立場を逆転して行われているからです。
労働熱心で賃金が安い日本人。治安も良い。
アジアの先進国であったはず日本は、この30年で消費される側に立場が逆転してしまったのです。
私は、2040年の大問題は労働力不足だと考えています。
今でさえ、中小零細企業では欲しい人材が集まらず、少数精鋭で一人当たりの負担が増えているのに、これ以上負担が増えると、長時間労働が横行。
もしくは、顧客のニーズに応えられないことによる業績不振。
会社員は給与は上がらず働けど働けど、生活は楽にならない。
なぜ、日本の賃金は上がらないのか。
賃金構造調査を実施している意味は?
日本の偉いさん達は調査結果を見て、何を思い、考えているのか。
このままでは、国力が衰え、民度が下がり、日本が消失する。
今の日本は消滅へ猪突猛進してしまっている。
でも、日本国民は何もしない。
何をどうしたらよいのか分からない。
知らぬ間に植え付けられていた「私が何をしても何も変わらない」の感情。
若者が選挙に行かないのは、政治に民意の反映を期待しないからではないか。
この現状の中で、これからの子ども達はどう生きるのか。
どこで何をして働き、どのような生涯を終えるのか。
なーーーんてことを考えていたら8月が始まっておりました。
大学職員の求人に応募するにあたって、日本の高等教育について調べると悲しいトレンドや恐い未来の話が、わんさかと出てくる出てくる。
2040年は必ず来ます。
少ない労働人口で日本経済を支える為に、日本の未来を存続するためにも、私たちにできることは何かを考え続けたいですね。
大人として、母として、キャリコンとして。
さ、これから夏本番!
みなさまも熱中症にはくれぐれもお気をつけて、お過ごしください☆