始まり
私は東京在住の48歳の元会社員。従業員200人希望の中小企業に9年ほど前に中途採用で入社し、総務部長をしておりました。小さい会社でしたので総務といっても人事・経理・庶務までを担当し、財務以外のことは何でもしなければいけない立場でした。
まだ薄暗い4時45分には起床して、毎日、午前7時前には出勤。夜10時まで働き続けていた。自分がやらないとといけないという使命感でがんばれた。ちなみに当時の半年の勤務実績は下記の通り
1月、出勤日数30日(休日1日)、労働時間270時間
2月、出勤日数25日(休日3日)、労働時間280時間
3月、出勤日数30日(休日1日)、労働時間340時間
4月、出勤日数27日(休日3日)、労働時間310時間
5月、出勤日数28日(休日3日)、労働時間310時間
6月、出勤日数30日(休日0日)、労働時間320時間
この過酷なスケジュールは体と心を徐々に蝕んでいくことにまだ気づいていなかった。