低学年・幼児の英会話漬け学童の危険
「セミリンガル」という言葉を知っているでしょうか?
具体的に言いますと、時間とお金を使い、バイリンガルに育てようとしたところ、英語と日本語、両方中途半端になってしまい、日本語を基礎とする他科目までも学力が落ちるということです。専門家の文献がありますので調べて欲しいですが、私の経験として二例、三例知っています。
以下一例を
ある子はアメリカ人、日本人のハーフ、の2年生。夏休みはアメリカに渡り、2か月を英語漬けで過ごします。多くを日本で過ごしていますが、同学年の中では国語や、漢字の出来が悪く、また、国語を基礎とする算数の成績も芳しくなく、観察日記などでは日本語を書きますがその出来も良くないという状況でした。では英会話はどうかというと、ペラペラ喋れるわけでもなく、普段使いは日本語であって中途半端な状況でした。
これは一例であり、日本語と中国語、日本語と英会話、など複数例がありますが芳しくない例を見ました。多数児童の中で相対的に浮き上がってくるので気づきやすいのです。
日本の未来で活躍して欲しい子供たち。あなたは落とし穴に気づいているでしょうか?
私的には英語漬け系は危険と考えています。
参考文献
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