「気」

「道」の次には、「気」について、お話ししたいと思います。

「道」を道しるべに例えるとすると、「気」とはその場の雰囲気だと思います。私の感覚ですが、「道」では物事の大半(6割?7割?)で説明できますが、全部ではないので、どうしてもその時々の雰囲気で左右される部分はそれなりに残ります。

「道」を極めるだけでも難しいのに、「気」なんてかまっていられるかと思われるかもしれませんが、意外とそれを侮ってはいけません。我々の世界で言えば、永久スポンサーがいれば、話は別かもしれませんが、年金でさえ、月次を見て右往左往の時代なので、「べき」論を切りたいが、切れない悲しい現実もあります。

また、逆説でもありますが、「道」を探求するだけではなく、その上「気」を読むことで、究極な技(センス?)を磨くことも可能となり、それこそマシンランニングなんて逆立ちしても勝てませんから、高い参入障壁となります。

では、どうやって「気」を習得するのか?答えは簡単で、様々な「教養」を身につけ、「耳順」になることだと思います。そうすれば、色んな世界がきっと見えて来ると思います。


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