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私の好きな音楽~HR/HM時代~

物心がついた頃という表現があるが、記憶が残っている時代なのか、個としての自律的な判断を始めた時なのか迷ってしまう。

1番古くはっきりとした音楽の記憶は、小学5年生の時だ。
当時4つ上の先輩の影響を大きく受けて、ハードロック/ヘヴィメタル(以下HR/HM)にどっぷり浸っていた。
LOUDNESSやアースシェイカーなどのジャパンメタル。
AcceptやHalloweenなどのジャーマンメタル。
Van HalenやOzzy Osbourneなどのアメリカンメタル。
重厚な音とテクニカルな演奏が印象的で、それぞれに特徴があり、はっきりとした違いがある。
お国柄といった所か。

アメリカンメタルとジャーマンメタルは、先輩に聞かせてもらっていて、後に歌詞の内容を知ってとても子どもが聞いて良いモノではないと笑ってしまった。

特に気に入っていたのはOzzyOsbourneのCrazy TrainでRandy Rhoadsのギターの演奏が大変素晴らしく感じていた。
後にコピーして、リフを繰り返し弾いていた。

Van Halenもアルバム「1984」から聞き始めて追っていたが、David Lee Rothのヴォーカルが気に入っていたため、ヴォーカリストがSammy Hagarに変わったタイミングで少し離れてしまった。
Edward Van Halenのギタープレイは几帳面なのにHR/HM特有の悲壮感はなく、ライトハンド奏法など斬新な音が楽しめた。
現在聞いても良い意味で力が抜けていて、グルーヴ感、ドライブ感を感じられる名盤。

ジャーマンメタルは、とにかく重い印象。
鑑賞するのに多くの体力を使うと感じたため、おすすめされた音楽は、あまりリピートされなかった。

ジャパンメタルは、ハイトーン気味のヴォーカルがメロディアスに歌い、エモーショナルな楽曲が多い印象。
小学生なりに口ずさめた曲も多く、時には部屋で熱唱したものだ。~アースシェイカー/more~など
LOUDNESSの名盤、「DISILLUSION 〜撃剣霊化〜」の収録曲はとても歌えはしなかったと記憶しているが、少年なりにがんばってはいたようだ。

いまだ無意識にPOPから離れられない私は当時、退廃的、喪失感などを感じる音に触れ、後々までエモーショナルな作品を求めるきっかけになったように感じている。

現在も活動されているバンドもあるため、ぜひ一度ふれてみていただきたい。

Van Halen 「1984」
Ozzy Osbourne「Blizzard of Ozz」
Eearth Shaker「Fugitive」
LOUDNESS「DISILLUSION 〜撃剣霊化〜」

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