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新潟記念2020 回顧

過去5年
過去平均1Fタイム 11.75-11.82 消1持4瞬0
今回想定1Fタイム 11.75-11.80 持続力戦

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まず過去のラップ傾向から。
レースタイムは過去5年1.57.5〜1.58.2で稍重開催の2015年を除けば1.57.5〜1.57.9で非常に安定した傾向になっている。
過去5年すべてのレースで逃げ馬が異なっており、その中でこれだけタイムが安定している。
勝ち馬を見てもユーキャンスマイル、ブラストワンピース、タツゴウゲキ、アデイインザライフ、パッションダンスとアデイインザライフを除けば比較的長く欧州的な末脚を使うタイプ。
今回はウインガナドルの単騎逃げが想定されるがウインガナドルは3歳時にこのレースに出走して逃げてペースを作った前例あり。
前例があるなら、より過去の傾向は信頼できるがウインガナドルが溜めて逃げて自身も早い上がりを使いたいタイプで今年は他に主張する馬もおらず前半は相当楽にハナを奪ってのスロー気味も想定。それでも早いうちから各馬仕掛けて結局は後半持続力戦になるという予想。

レースタイム 1.59.9
レース上がり 33.1(10.8-10.7-11.6)
平均1Fタイム 11.99
RPCI 67.3 瞬発力戦

スタートの反応良かったサトノダムゼルが一瞬ハナをうかがうも、少し押してウインガナドルがハナへ。ハナに立つや否や3馬身ほど後続を離し単騎逃げ。この時点でテン3Fが12.8-11.5-12.5とかなり遅く馬が嫌ったのかミルコがポジションゲームと読んだのか1000m手前でジナンボーがハナへ。他馬が内を空けてレースを進める中ジナンボーは内ラチ沿いを進んだわけではあるがこれが1つ賛否両論分かれているがここで押し上げたのはミルコの好騎乗だと思う。
ハナに立つやさらにペースを落とし究極の上がり3F勝負に持ち込んだ。
直線馬場のいい外へ持ち出すと再度先頭へ踊り出そうとするウインガナドルと併せて叩き合いを制しこれを退けるも大外から伸びてきたブラヴァスがゴール直前捉え頭差V。
ミルコのレース後インタビューでもあったようにゴール手前から勝ち馬と併せることができていればというのはあるがブラヴァスの末脚が圧巻だった。

1着 無 ブラヴァス
2着 無 ジナンボー
3着 ◯ サンレイポケット



7着 ◎ ピースワンパラディ
9着 ▲ ゴールドギア
まずここまでの超どスローは想定してなかったし、仮にスローになったとしても早仕掛けで後半は持続力が問われる展開になる想定だったためキンカメ・ディープでスローから瞬発力を活かすほうがいいと踏んだブラヴァス、さらにスロー気味で早い上がりを出せて前残り展開以外はノーチャンスと踏んだジナンボーを軽視。
さらにブラヴァスは一応早いペースでも実績があるし前走七夕賞2着と重賞実績はあったが外枠が圧倒的に不利という過去データもあった。
結果としてはブラヴァス、サンレイポケットは大外から伸びているわけだし4着も外ラチ沿いを伸びて31.9と超抜な末脚を見せたサトノガーネット。

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さすがにここまでのスローを事前に予想するのは難解。
対抗のサンレイポケットこそ3着にきたが本命が馬券外では全くのハズレ。見当違い。
一方ブラヴァス、ジナンボーともに今後このレースが再現される重賞はあまりなさそうでどういったところを狙っていくのか。
最後に友道厩舎は昨年のユーキャンスマイルに続き連覇となったが11年〜20年の10年間で述べ5頭出走させ4-0-0-2はあっぱれ☀️(圏外の2回はムスカテールで12年5着、16年着外)
来年もここは注目してみては。

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