2006.11.20 Cloudberry Jam Live at 福岡 Rooms
リハを終え、開演までの間、会場の目の前にあるラーメン屋さんに駆け込んだメンバーたち。
その間に少しずつ増えていく人だかり。
平日で、19時開演と時間も早いことから開場直後は人もまばらだったが、開演が近づくにつれ、混み合っていく。
東京のように超満員とまではいかないが、Cloudberry Jamの来日を待ちわびていることは十分に伝わってくる。
そして19時、時間通りにメンバーがステージに姿を見せた。
開演
Jennie: みんな、こんにちは。
今日はここでみんなに会えて嬉しいわ。
私たちはCloudberry Jam。
福岡に来るのは2年ぶりかな、前回はBlue noteだったかな…
今日は、ニューアルバム「right here, right now」に収録されている曲も演奏するわ。
と言い、「Let the man」で幕が開けた。
Jennie: ありがとう。
今日はスウェディッシュスタイル福岡に参加することができて嬉しいわ。
(MC聞き取れず)
次の曲は私たちにとってポップミュージックの象徴の一つでもあるの。
「My ever changing moods」
Henrik: Thank you!
Jorgen: Tack sa mycket!
Jennie: Thank you!
これからプレイする曲は、日本では演奏したことがない曲なの。
まぁ、数日前に東京でプレイしたから、福岡では初めてってことになるかな、「Cliches」
と、再結成後2度目の演奏となる「Cliches」へ。
Jennie: Arigato!
Henrik: Thank you very much.
Jorgen: Arigato Gozaimasu!
Jennie: 「I take you where you wanna go」
Jennie: Thank you.
Jorgen: Thank you.
そのまま「Summer breeze」へ。
3人: Thank you!
Jennie: Cloudberry Jamは、もともと3人で始めたバンドなの。
JorgenとHenrik、そして私。
(MC聞き取れず)
でも、今日はスリーピース+サニーの4人よ。
ここで、サポートメンバーとしてパーカッションを担当しているサニーさんを紹介。
Jennie: とても素晴らしいパーカッションプレイヤーよ。
次は「No one else to blame」と言う曲をプレイするわ。
Jennie: Thank you.
(MC聞き取れず)
4月頃に日本でツアーをやろうと思ってるんだけど、その時はフルバンドでプレイするわ。
ドラマー、ギタリスト…とにかく何でも連れてくるわ!
Henrik: フルートやバイオリンもね(笑
Jennie: じゃあ私は、もう一度フルートを練習しなくちゃ!
まぁ、そんなわけで次の曲にいこうかな。
「I sit a while considering」
Henrik: Arigato Gozaimasu.
ここで Jorgen が『ベース』のチューニングを始める。
Jennie: Jorgen が『ギター』をチューニングしている間、何を話そうかな…
Jorgen: ギター?
Jennie: おぉ、ごめん。
今回のツアーでは、Jorgenが初めてベースをプレイしてるの。
(MC聞き取れず)
Jorgen: Arigato Gozaimasu!
Jennie: (MC聞き取れず)
次の曲は「Your love」
Jorgen: Thank you very much.
Henrik: Thank you.
Jennie: Thank you very much.
次の曲はニューアルバム「right here, right now」から、(MC聞き取れず)
「Mesmerized」
Henrik: Thank you.
Jorgen: Arigato Gozaimasu.
Jennie: 次の曲はとても古い曲よ。
スウェーデンでは学校の体育の授業でダンスを習うんだけど、(MC聞き取れず)
「Elevator」
「Elevator」演奏中、2つ左にいた女性が涙ぐんでいたのを見て、もらい泣きしそうになった。
やっぱり古くからのファンにとって「Elevator」は特別な存在なんだ、と改めて実感しました。
Jennie: Thank you!
Jorgen: Thank you very much.
Jennie: Thank you very much.
(MC聞き取れず)
今夜はみんなに会えて嬉しいわ、次の曲は「So happy」
Jennie: Thank you very much.
次の曲で最後になるんだけど…
ここで「えー」と大きなどよめきが起こる。
Jennie: ありがとう、そのノイズのような響きが大好きなのよね。
最後の曲は「Radio」
「Radio」では、コーラスを繰り返した後、アカペラでコーラス、再び演奏+コーラスにしてフィナーレ。
拍手も一段落して退場するかと思いきや、今度はJorgenの合図でサビをもう一度、と言う斬新なアレンジが施された。
実はこれ、パーカッションをつとめたサニーさんのアイデア。
「Radio」はもちろんのこと、「Cliches」や「Your love」の激しいプレイなど、今回サニーさんのサポートがなければ、ここまでの盛り上がりは期待できなかったかもしれない。
「Mesmerized」についても、CD収録版以上にかっこいい仕上がりで、ライブ映え度NO.1だった。
Jennie: Thank you very much.
Henrik: Thanks, Arigato Gozaimasu.
Jorgen: ありがとう。
次の春、できれば4月にもう一度日本でライブをやろうと思ってるんだ。
その時にまた会おう!
とライブを締めくくった。
ライブ終了後は、Swedish Style 2006 Fukuokaのオープニングパーティへと早変わり。
スウェーデンのウォッカ、Absolutをベースにしたリンゴンベリーのカクテルや、スウェーデン料理などが無料で振る舞われた。
メンバーも、常に会場で飲食し、ファンとの交流を楽しみました。
ライブ会場を後にする際は、さすがに疲れ切った様子で
Jorgen: 毎日外食って疲れるね。
なんて口にしていたJorgen。
でも、ホテルへの帰路の途中、Jennieの提案でゲームセンターに行き、プリクラ大撮影会。
最後まで日本への滞在を楽しんで、全てのライブを終えたようです。
Set List
Let the man
My ever changing moods
Cliches
I take you where you wanna go
Summer breeze
No one else to blame
I sit a while considering
Your love
Mesmerized
Elevator
So happy
Radio
My Little Lover
My Little Lover の akko さんが、本ライブをご覧になっていたそうです。
スタッフのblogによると(現在は閉鎖されています)、ライブに大喜びしたようです。
そう、Cloudberry Jamは akko もお気に入りのグループ。
こんなラッキーでハッピーな偶然、なかなか無いですよね。
しかも、ツアーではなく、スウェーデンのライフスタイルを提案するイベントの一環で招聘されていたライブだったようですよ。
当日券有り!ライブ時間までにはプロモーションは終了予定!大阪への乗変も OK! ということで、全ての条件がクリアし、見事ライブを観ることができました!
観る前からウキウキ、観た後も「ライブ最高〜!」とかなーりテンション上がってましたよ☆
会場の喧噪の中で、誰かが「マイラバの akko がいるよ!」って言ってたけど、顔を見た訳じゃないし、「ホント?」って思ってたんですが、どうやら本当だったんですね!
音楽の趣味合いそうだなぁ…(笑
Cloudberry Jamの音楽性は、センスが良くてアンテナの高い層に受け入れられていると思います。
そう言う意味では、ミュージシャンには沢山のファンがいる気がします。
最後に
サポートメンバーとしてパーカッションを担当したWack Wack Rhythm Bandのサニー(野澤徹)さんが、2010年3月に逝去されました。
心より、ご冥福をお祈りいたします。
サポートはCloudberry Jamをより深く知るための活動に使わせていただきます。