CBDが新型コロナへ有効?
株式会社沁透の中原です。
先日、はじめて新型コロナウィルスに感染しました。
重症化、肺炎を避けるため、できるだけ薬を使わずに治したほうがいいという医者の助言もあり、主に症状を調整する漢方薬のみを摂取しました。同時に、CBDが抗炎症作用があることが明らかになっていたので、今回、発熱1日目の一番ついらときに摂取してみました。結果的に、若干ではありますが、高熱による関節痛等が緩和され睡眠も少し取れたような気がします。
CBDは、小児および成人の稀な重篤なてんかんの治療薬として米国食品医薬品局(FDA)と欧州連合(EU)から正式に承認されています。CBDには抗炎症作用や免疫抑制作用があるため、COVID-19の治療、特に肺の炎症への適用が検討されています。アメリカの医師の記事によると、CBDの応用に関連する18の論文を見つけ、そのうちの9つが本研究に含まれた。このレビューで検討されたヒトおよび動物ベースの研究はすべて、CBDに副作用や薬物相互作用がないことを示したそうである。
薬理学的研究により、エンドカンナビノイド受容体1(CB1)および2(CB2)が抗炎症作用と関連していることが報告されています。これらの受容体は、ヒトの神経系だけでなく、他の組織にも存在しています。これらの受容体の活性化は、炎症性サイトカインの産生を減少させることが研究により示されています。
ネズミの肺損傷モデルでCBDの抗炎症作用が実証されました。いくつかの研究では、CBDが炎症性サイトカイン、およびARDSを減少させることができたと報告されました。
ある研究では、COVID-19患者にCBD300mgを14日間投与したところ、重症感染症の発症が抑制され、肺実質の損傷が減少し、炎症性サイトカイン濃度が変化し、その結果、入院の可能性が減少したと報告されました。
結論としては、
CBDは,COVID-19重症感染症患者に対する有望な抗炎症剤であることが強く示唆された。しかし,CBDの臨床的な利点と副作用を評価するために,より多くの臨床研究が必要であるとも述べています。
今後も、最新の研究結果をウォッチしていきたいと思います。