CBDの効果と効能
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日本でもCBDオイルやクリームなどが増えてきているが、そもそもCBDにはどのような効能があるのでしょうか。
CBDとは、以前お伝えしたように大麻草に含まれる化学物質である「カンナビノイド」の一種なのですが、THCのように陶酔作用や多幸感を生み出す精神作用はなく、むしろ潜在的に健康面で高い効能をもっていると研究でわかってきており、特に医療の面で注目されています。
CBDの効能・効能
CBDには次のような効能があると考えられています。
1.不安を和らげる
CBDは不安を和らげ、メンタルを安定させる効果があるといわれており、ある研究によれば、社会不安障害の被験者に600mgのCBDを与えたところ、人前でスピーチするときに失敗が少なくなったとあります。また、思考が落ち着きリラックス効果を得られることから、PTSDでの治療においても有効と考えられています。
2.痛み・炎症を緩和する
CBDの効能の中で、もっとも広く認知されている効能に鎮痛作用があります。研究によると、CBDは疼痛伝達経路におけるニューロンの信号伝達を抑制することで痛みを調整することがわかっており、動物実験では炎症を抑えるとして多数報告されています。近年では、脳の炎症と精神疾患への可能性も指摘されており、今度はさらにCBDの貢献が期待されています。
3.発作作用を抑制する
CBDはてんかんの発作抑制に効果的と考えれており、とくに難治性てんかんを患う人へ向けて期待が寄せられています。イギリスのGW製薬のCBD製剤での臨床試験では、200名の患者のうち78%の発作の数が減少し、さらに、25%においては100%発作がなくなったとあります。
4.神経を保護する
アルツハイマー病・多発性硬化症・パーキンソン病・脳卒中などの神経変性疾患は脳や脊髄にある神経細胞が徐々に障害をうけ、機能を失う病気のことですが、原因は不明とされており治療方法も見つかっていない状況です。CBDはこういった疾患にたいして、症状を抑制する効果があると期待されています。
5.免疫システムのバランスを整える
人の健康は免疫システムのバランスによって保たれているのですが、もし免疫が過剰になれば植物アレルギーや皮膚炎・喘息などのアレルギー反応が起こり、反対に低下すれば、癌や感染症の発症リスクが高くなります。CBDはECSに働きかけ、これらのバランスを整える作用があると考えられています。
まとめ
このようにCBDにはさまざまな面で有効に働く可能性があると考えられており、人が持つECSの働きを助け、さらに健康的な生活へサポートしてくれます。
では、今日ものんびりいきましょう。
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