【キャップ野球】逆回転蓋論#2
こんちゃ。
今回は、キャップ野球の「逆回転」と呼ばれる投げ方を応用した変化球変化蓋の投げ方について説明します。
序盤、曖昧さ回避のための説明がいくつかあります。変化球変化蓋の投げ方だけ見にきたんじゃ‼️というせっかちなアナタは、下のチャプター「変化球の投げ方」まで飛んでください。
#1を読んでない方は、ドンマイ!w(逆回転蓋論#1のリンク)
前提
キャップにおける面•面上•面下の定義
この記事では、以後面上•面下というワードを用います。キャップの平たいところを面と呼び、握りやリリースの際にそれが上を向くものが面上、下を向くものは面下とします。
変化球の定義
•上向きに変化するもの→ライズ
•投げた手と逆に曲がるもの→スライダー
•投げた手と逆方向に曲がりながら沈むもの→カーブ
•投げた手の方向に曲がるもの→シュート
•投げた手の方向に曲がりながら沈むもの→シンカー
※下方向の球種については触れないので、定義しないこととします。
※左投げのシンカー方向の変化球をスクリューとしているものがありますが、この記事ではスクリューとシンカーは別物として扱うこととします。(参考)
難易度の定義
筆者の独断で、投げる際の難易度を⭐︎を用いながら説明します。⭐︎の数が多いほど操るのが難しい球種とします。
変化球の投げ方
ライズ(難易度:⭐︎)
ライズは面上で握り、キャップを地面と平行に持ちます。そして、面の裏側に空気を押し当てるように投げます。押し当てる方向が、地面に対し垂直に近いほど変化が大きく球速は遅くなります。
面上なので打たれた際に打球が伸びやすく、球速と変化量の調整が重要な球種になります。
スライダー(難易度:⭐︎)
スライダーは面下で握り、キャップの面に空気が触れるように投げます。面を空気に押し当てるように投げると変化量が大きくなります。
また、キャップを地面に対し平行に持つと横変化が大きくなり、反時計回りに傾けていくと変化のベクトルが下向きになっていきます。
カーブ(難易度:⭐︎)
カーブは面下で握り、スライダーより指先でつまむようにします。人差し指をキャップに対し垂直にすると、より落差を生み出せます。
腕を他の球種より遠回りさせるように振り、リリースします。このとき縦振りでリリースすると落差がマシます。
シュート(難易度:⭐︎⭐︎)
シュートは面上で握り、キャップ(と腕)を時計回りに約90°ほど回転させます。そして、面の裏側を空気に押し当てるようにして投げます。腕は横振りの方がしっかり利き手方向に変化します。
シンカー(難易度:⭐︎⭐︎⭐︎⭐︎)
サイドスロー•アンダースロー向けの投げ方です。シンカーは面上で握り、キャップを地面と平行に持ちます。面の上に空気が若干触れるようにリリースします。面の裏側に空気が入らないようにすることと、面の上側に空気を当てすぎないことがポイントです。
まとめ
今回は、逆回転と呼ばれる投げ方を応用した変化球の投げ方について説明しました。難易度⭐︎の多い球種は操るのが難しいですが、操れるようになると非常に強力な球種になります!
最後になりますが、今回で逆回転蓋論は完結です。駄文でしたが読んでくださりありがとうございました!
ほな、また。