【遊戯王OCG】5月1週目優勝分析
はじめましての方ははじめまして
私のことをTwitterで知ってくださった方はここまで来て下さり有難うございます
普段はTwitterで遊戯王、ラッシュデュエルの優勝統計を取っております、C.Bと申します
完全に趣味で取っている統計ですが、皆様の参考になれば幸いです
では5月1週目OCG統計、さっそく見ていきましょう!
5月1週目優勝統計
5月1週目は大きな動きがありました
「デュエリスト・ネクサス」で新規が追加され一気に注目を浴びた「R-ACE」が2週間で使用率1位に躍り出ました
2週間で使用率が10.5%上昇しシェア1位になることからどれだけ本デッキが注目されているか、確かな強さがあるか伝わってきます
「R-ACEプリベンター」により
①お手軽攻撃力2800
②生きる「月の書」
③「R-ACEタービュランス」すら出せるリカバリー効果(リンク召喚の素材にしても発動するためリンク数を伸ばすこともできる)
「EMERGENCY!」により
①デッキからキーカードを引っ張ってくる
②弱点だった対象を取る無効効果の踏み越え
③「R-ACE」罠の不意の回収(「R-ACEハイドラント」がいればそのまま発動も可)
と2枚の追加だけでとんでもない強化を受け「安定性」「妨害能力」「妨害の踏み越え能力」を得ました
「ピュアリィ」は先攻を取れると汎用カード(「倶利伽羅天童」「壊獣」など)による突破以外では確実にアドバンテージを稼いで有利状況を作り上げることができる上、手数も多く後攻からもある程度動くことができるためやはり一定数結果を残しています
「斬機」は墓地メタが減ったことにより勢力を伸ばし、「斬機超階乗」による妨害と「炎斬機ファイナルシグマ」と高リンクモンスターによるワンターンキル性能で先攻後攻どちらも高い性能を発揮することができます
以降「天岩戸」を採用し制圧色を強めた「神碑」、圧倒的先攻番長の「超重武者」と癖の強い面々が続きます
「クシャトリラ」「ティアラメンツ」は逆に-6%程度シェアを一気に落としているため、流行の動きの激しさが伺えます
流行している手札誘発
メインデッキに採用されていた手札誘発の平均枚数合計は8.63枚
先週から+1.01枚と急増しております
主に増加したのは「ドロール&ロックバード+0.42枚」「D.D.クロウ+0.36枚」「灰流うらら+0.29枚」「幽鬼うさぎ+0.26枚」「屋敷わらし+0.15枚」です
採用率3位に食い込む、世はまさに大「ドロバ」時代
「ピュアリィ」「斬機」「神碑」と刺さる相手は上げればキリがありません
そして墓地メタとして「ディメンション・アトラクター」「深淵の獣」を抑えて「D.D.クロウ」が人気急上昇
魔法・罠も除害できるため「ピュアリィ」「神碑」にも通用するのは「深淵の獣」には無い利点ですね
個人的には「幽鬼うさぎ」が注目です
「ピュアリィ・マイフレンド」「トランスコード・トーカー」「神碑の泉」と有効なシーンが多いため広く活躍が見込まれます
余談-サイドデッキに採用されている手札誘発-
今回はサイドデッキに採用されている手札誘発の流行を取り上げてみます
サイドデッキはレシピに乗せてくれているものだけ統計を取っているため記録している数が全体の半分程度になります
その中で1番採用されているのは「原始生命態ニビル」
後攻で輝くハイリターンな手札誘発の代表格です
多くの人が1~2枚はサイドデッキに入れているため、サイドデッキの常連といって差し支えないでしょう
その後続くカードも「ドロール&ロックバード」「D.D.クロウ」とメインでも良く採用されているカードです
メインデッキに採用してなくてもサイドデッキには入れてる人が多いということですね
余談の余談ですが、汎用カードを含めた上でサイドデッキ採用率1位は「拮抗勝負」合計枚数117枚、平均枚数は驚異の1.75枚
「ニビル」越えの人気は不利状況を返し得る優秀な後攻カードとしてですね、やはりサイドデッキは後攻時用カードの人気が高いです
まとめ
如何でしたでしょうか
GWで大量のデッキを統計取ることで見えてきた激動の環境の移り変わり
地域差もあるかと思いますが流行のデッキと対策を押さえておくことで取れる構築の変化、サイドデッキの採用もあるかと思います
もし参考になりましたら幸いです
ではまた5月2週目でお会いしましょう
もし記事に書いてない内容で、何か他にも知りたい情報があれば是非教えてください! 記事を更新してお答えしたり、今後の記事に盛り込んだりでお応えします!