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【ラッシュデュエル】12月ラッシュデュエル大会結果分析

「閉ザサレシ新幹線ノ半島(サロス=エレス・ナガサキケン)」よりこんにちわ。
C.Bです。
毎月300~400の大会情報を#からふだ を元にXから拾って、その集計ならび報告を行っています。

12月大会環境の変化としては、12/16に『ハイグレードコレクション』が発売されました。
【ハーピィ】【ロイヤルデモンズ】【光ギャラクシー】などが強化されただけでなく、新たなレジェンドカードにより環境の新たな変化が見られた月となりました。
去年の振り返りとしては遅いですが、12月ラッシュデュエルの優勝統計結果を見ていきましょう!


12月優勝統計

優勝シェア同率1位【闇魔(キャットロワ)】

シェア1位は【闇魔(キャットロワ)】、優勝数はほぼ変わりませんが若干減少となっているのは1月リミットレギュレーション発表の影響でしょう。
「黒魔術師の宝石」による特殊召喚を軸にハイテンポで高打点を供給する【闇魔(キャットロワ)】はデッキタイプとしてはアグロ(速攻デッキ)に分類されますが、出力される攻撃力が非常に破格なため高い人気を誇ります。
「キャットロワ チョイス」が非常に注目されていますが「魔導書棄却」もあるため、リミットレギュレーションの影響を受けループは失う結果になりますがデッキとしては大会環境に残る形となっております。

・【闇魔(キャットロワ)】レジェンドカード一覧

圧倒的「風帝ライザー」1強のレジェンドモンスター事情、レベルを問わず除去できる上にデッキの一番上に置くため、次の相手のドローを制限することができます。
【闇魔(キャットロワ)】は1ターンで高い総攻撃力を準備することができるため、「風帝ライザー」で直接攻撃しやすい状況を作ることは非常に噛み合いが良いです。
意外とバラつきがあるのがレジェンド罠。
墓地肥やしを軸にする関係で、墓地へ落ちても問題ないカードが多く選ばれている傾向です。

・【闇魔(キャットロワ)】サンプルレシピ

優勝シェア同率1位【ハーピィ】

10月から環境TOP10からいなくなった【ハーピィ】ですが、12月になって環境TOPタイに舞い戻ってきました。
『ハイグレードコレクション』で登場した「スプレンディッド・スラッシュ」が非常に強力で、ラッシュデュエルにおける罠カードの中で最強の除去能力を誇ります。
デッキの下に戻す関係でマキシマムモンスター相手には再利用すら許さない除去となり、「破壊された時発動する」効果のため「攻撃宣言時に罠を発動できない」状態をすり抜けて除去を行うことが出来ます。
【ハーピィ】自身は「トライアングル・X・スパーク」のおかげで罠に怯える心配がないため、非常に攻撃的なデュエルを行うことができます。

・【ハーピィ】レジェンドカード一覧

【ハーピィ】デッキのレジェンドモンスターも圧倒的「風帝ライザー」1番人気です。
特に「トリック・ピジョン」で「風帝ライザー」を使いまわせる点は種族が噛み合う【ハーピィ】ならでは。
レジェンド罠の「ゴッドバードアタック」も優秀なため、罠カードのパワーが環境デッキの中で最も高いデッキとなっております。

・【ハーピィ】サンプルレシピ

優勝シェア同率3位【秘密捜査官】

優勝シェア3位となったのは【秘密捜査官】
光属性爬虫類族で統一され、モンスターを横に並べることが得意なこのデッキは12月に入り新たな型が生まれました。
絶望狂魔デッド・エンド」は除去能力を持っていますが、効果を最大限利用するには墓地に10枚以上のモンスターを要求する超重量級モンスター。
しかし墓地肥やしが非常に得意な【秘密捜査官】であればうまくいけば1ターン目に、そうでなくとも2ターン目には「絶望狂魔デッド・エンド」の効果が使えるくらいには墓地を肥やすことが出来ます。
エクリケラス・ドラコーン」により「絶望狂魔デッド・エンド」を墓地から回収することもでき、【秘密捜査官】の新たな可能性が開拓された月となりました。

・【秘密捜査官】レジェンドカード一覧

全く同じレジェンドカード採用パターンはありませんでしたが、レジェンド罠は恐ろしい程に共通しております。
戦闘でダメージを与えることに長けたデッキであるためにライフを削る速度が早いですが、中途半端に残してしまうことも多々あります。
そんなデッキだからこそ「魔法の筒」の与える"圧"が非常に強くなります。

・【秘密捜査官】サンプルレシピ

優勝シェア同率3位【メテオブラックドラゴン】

そして優勝シェア3位に同率で食い込んだのはOCGから参戦し、ラッシュデュエルで独自の進化を果たした【メテオブラックドラゴン】
どことなく見たことがある モンスター達を駆使して 戦うこのデッキは、恐ろしい攻撃力になる「メテオ・ブラック・マーズドラゴン」、相手モンスターを全滅させうる「ブラック・ドラゴンズ・デーモン」等のフュージョンを狙いながら戦います。
文句なく出たら強いフュージョンモンスターを有しておりますが、現環境TOPはとんでもない速度の【闇魔(キャットロワ)】と【ハーピィ】。
速度負けし3位という結果です。

・【メテオブラックドラゴン】レジェンドカード一覧

墓地の活用頻度が多く、フュージョンを狙う関係上手札に引き込みたいカードの組み合わせも多いです。
レジェンド魔法は「天使の施し」が人気なのは納得です。
レジェンド罠としては「攻撃の無力化」が被る程度に注目されている様子。
「ニゲイター・ドラゴン」の広い用途に活用できる効果が様々なデッキで注目されております。

・【メテオブラックドラゴン】サンプルレシピ

12月流行りのレジェンドカード(モンスター)

【闇魔(キャットロワ)】【ハーピィ】の両方が愛用した結果「風帝ライザー」がレジェンドモンスターの使用率の半分以上を占める結果となりました。
大きく数を落としたのは「アビス・ソルジャー」、そして使用数1となってしまった「青眼の白龍」。
ここまで偏ると、さらに環境が変わった時の変動も大きくなります。
過去に「サイバティック・ワイバーン」が使用率1位を取ったこともあり、何が流行するか読み難いレジェンドモンスター。
今後も注目です!

12月流行りのレジェンドカード(魔法)

こちらも大きく変動がありましたが、1強ではなく3強となったレジェンド魔法。
「天使の施し」「ブラック・ホール」「強欲な壺」が合わせて80%以上となり、偏りながらも派閥争いが見えてきそうな分布となっております。
しかし「天使の施し」と「強欲な壺」はどちらもドローカード。
相手を除去するより、自身の強い動きを成立させた方が勝利しやすいという、コンボ性の高くなってきた最近のラッシュデュエルをよく表した結果と言えるでしょう。

12月流行りのレジェンドカード(罠)

今までのレジェンド罠統計史上、最もバラけたのではないかと思われる分布の広さとなりました。
先月採用率50%を誇っていた「魔法の筒」が半分近く減り、「邪神の大災害」も大きく減少したことで分布が大きく分散しました。
「聖なるバリア -ミラーフォース-」は【魚族】や【蒼救】などで愛用されており、使用率3位までのデッキにはあまり含まれないが使用率が高いという結果になっております。
これは上位デッキには入らないが上位デッキに刺さり得るカードだということが分かります。
1月はここからどちらかの方向に偏る動きとなるでしょうね。

まとめ

如何でしたでしょうか。
12月発売されたカードの影響が濃く出た優勝結果だったのではないでしょうか。
1月はリミットレギュレーションも大きく動きました。
ドラゴンズデュエルトーナメントも開催され、大会環境としてはまた新たな動きを見ることになります。
大会結果としてはそれぞれのまとめとして執筆させて頂きます。

ちょっとプライベートが忙しく中々執筆できていなかった12月大会結果まとめ。
1月の執筆をもっと早く書き始めるために、モチベーションを高めるために、是非コメント頂けると嬉しいです。

来月もお楽しみに!
ここまでお読み頂き有難うございました。

もし記事に書いてない内容で、何か他にも知りたい情報があれば是非教えてください! 記事を更新してお答えしたり、今後の記事に盛り込んだりでお応えします!