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【ラッシュデュエル】8月ラッシュデュエル大会結果分析

今月は忙しく中々記事を書けてませんでした。
C.Bです。

8月のラッシュデュエルは『轟炎のフェニックス』が発売され複数の新たなテーマが登場し、環境に動きが見られております。
さっそく8月ラッシュデュエル統計、見ていきましょう!


8月優勝統計

優勝シェア1位【ハーピィ】

採用されるカードがレベル6以下で構築されており、速攻性が高いです。
前月優勝シェア1位の【ワンダーフュージョン】は「墓地にカードを揃える」という準備の段階があるため、【ハーピィ】は準備が整うまでの間に決着をつけることを勝ち筋としています。

また、採用されている罠も強力で、低めの攻撃力をカバーするのに充分な性能をしております。

・【ハーピィ】レジェンドカード一覧

マキシマムモンスターを採用しているデッキの中でも「天使の施し」が採用されておらず、マキシマム召喚を重視していないことが分かります。

「サイバティック・ワイバーン」が採用されている構築では「レジェンド・マジシャン」「レジェンド・ストライク」が採用されておりました。
このデッキは他にも「ヒール・ヒーラー」「成銀ゴブリン」等非常にユニークなカードが採用されており、動きにバリエーションが産まれております。

・【ハーピィ】サンプルレシピ

優勝シェア同率1位【ワンダーフュージョン】

優勝シェア同率1位として【ワンダーフュージョン】もその強さを表しました。
『轟炎のフェニックス』発売によりレシピが変わったデッキの1つであり、非常に多くのデッキで「レジェンド・マジシャン」「レジェンド・ストライク」が採用されていました。
合わせて「業火の結界像」を採用し、フュージョンモンスターを突破しうるモンスターを封じる構築が最もメジャーな形となった印象です。

・【ワンダーフュージョン】レジェンドカード一覧

LEGEND通常モンスターを採用していないデッキが1つだけだったという結果に「レジェンド・マジシャン」「レジェンド・ストライク」がどれだけ重宝されていたかが分かります。
レジェンド魔法、レジェンド罠はおおよそ採用が固まっている様子です。

・【ワンダーフュージョン】サンプルレシピ

優勝シェア2位【ギャラクシー族】

7月のリミットレギュレーション変更で一番の恩恵を受けたのが光属性ギャラクシー族でした。
切り札の「潜入開始」の制限→準制限復帰によりその攻撃性を取り戻しました。
光属性ギャラクシー族は良くも悪くも様々なデッキ構築の方向性があり、一概にデッキ名を付けられないオリジナリティがあります。

・【ギャラクシー族】レジェンドカード一覧

レジェンドモンスターを採用していないデッキも半分見られました。
種族サポートでのシナジーを意識して採用していないとは思いますが、そうなるとギャラクシー族のレジェンドモンスターは今後1枚も出ないのでは・・・と思います。

・【ギャラクシー族】サンプルレシピ

優勝シェア同率2位【光爬虫類】

いわゆる「秘密捜査官」と言われるデッキですね。
9月は分かりやすさを重視して「秘密捜査官」の名称でやろうと思います。
デッキのカードを墓地へ送ることが非常に得意なデッキであり、1ターンで10枚以上墓地へ送ることもざらにあります。
「エリート秘密捜査官ミステリー」により合計攻撃力8000以上を並べることができるため、非常に爆発力があります。

・【光爬虫類】レジェンドカード一覧

「ブラック・ホール」「激流葬」のモンスター全体除去を好んで採用する傾向にあるため、1ターンの差が勝敗を大きく分けることになります。
一番相手にしていてハラハラするデッキかもしれません。

・【光爬虫類】サンプルレシピ

8月流行りのレジェンドカード(モンスター)

レジェンドモンスターカードの分布としては今までで一番バラけたのではないでしょうか。
「風帝ライザー」「ミラージュ・ドラゴン」と人気なカードはありますが、「サファイアドラゴン」「エーリアン・ソルジャー」などのカードも見られました。

罠カードへの対策が「人造人間-サイコ・ショッカー」や「ミラージュ・ドラゴン」だったのが「レジェンド・ストライク」へ推移し、数を減らしていることが分かります。

大きく「風帝ライザー」が数を減らしていましたが、7月は【ハーピィ】を筆頭に【ワンダーフュージョン】【エクスキューティー】【楽姫】等様々なデッキに採用されていましたが、8月はほど【ハーピィ】でしか採用されていませんでした。

8月流行りのレジェンドカード(魔法)

「天使の施し」「ブラック・ホール」が2/3を占めている固まり様です。
この2枚は7月時点から大きく変わっておらず、人気ぶりが伺えます。

動きとして大きなポイントとしては「大嵐」が大きく減りました。
理由はレジェンドモンスターでも述べた「レジェンド・ストライク」による影響でしょう。
その代わり「ブラック・ホール」「死者蘇生」の数が増加しておりました。
魔法罠対策を他に回した分、デッキの攻撃力を高める形を取っているようです。

8月流行りのレジェンドカード(罠)

「魔法の筒」「聖なるバリア -ミラーフォース-」が半分を占めておりますが、【ハーピィ】のおかげでレジェンド魔法ほど偏ってはいませんでした。
しかし、「魔法の筒」「聖なるバリア -ミラーフォース-」「ゴッドバードアタック」「激流葬」の4枚で9割を占めており、多様性はそこまでありませんでした。

「攻撃の無力化」が登場し、使われ始めました。
「ニゲイター・ドラゴン」はデッキのカードを墓地へ送ることができ、「攻撃の無力化」が墓地にあれば相手モンスターを大きく弱体化させることができます。
1枚で2役こなすことができ、デッキを回すことに寄与するカードですが、「魔法の筒」「聖なるバリア -ミラーフォース-」を切り捨ててまで採用できるかが問題になります。
コンボ性の強いデッキが流行れば今後数は増加すると予想されます。

10月からのリミットレギュレーション変更について

・「グランド・エクストリーム」が無制限→制限
・「セブンス・ワンダー・フュージョン」が無制限→準制限

という変更でした。
非常に大人しいリミットレギュレーション変更でしたが、海竜族を主軸としている「アビス」系統や「プルグラース・スピアース」を活用するデッキには大打撃となりました。

9月30日には【ブルーアイズ】デッキが発売されますが、【ブルーアイズ】しかり【ワンダーフュージョン】しかりどれも墓地を活用する傾向にあります。
「グランド・エクストリーム」の制限はそれらに対しては追い風となるため、今後は墓地を活用するデッキが流行する傾向が強まることになると予想しています。

まとめ

如何でしたでしょうか?
今回から実際のレシピとツイートを引用して残してみました。
流行を振り返る際にも便利だと思いますので、便利だなと思ったら是非「スキ」をお願いします!

9月は8月と比べて大きなカードプールの変更はありませんが、9月30日の【ブルーアイズ】がどれほど大会に影響を与えるかで10月の環境が変わる可能性があります。

『轟炎のフェニックス』へのカードプールの理解が深まることで9月大会環境がどう変化するか、そして【ブルーアイズ】がどれだけ存在感を示すか。

是非注目して見てみてください。

意見、ご要望、感想等あれば是非コメント下さい!
ここまでお読み頂き有難うございました。

もし記事に書いてない内容で、何か他にも知りたい情報があれば是非教えてください! 記事を更新してお答えしたり、今後の記事に盛り込んだりでお応えします!