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【遊戯王OCG】2023年11月遊戯王大会結果分析まとめ【ビュー1100以上感謝御礼!!】

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「閉ザサレシ新幹線ノ半島(サロス=エレス・ナガサキケン)」よりこんにちわ。
C.Bです。
毎月300~400の大会情報をTwitterから拾って、その集計ならび報告を行っています。

年末近づく11月、気温は急激に寒くなりましたが遊戯王の大会環境では炎属性が環境を支配するアツい世界が繰り広げられておりました。
10月に存在感を示した【魔術師】はどうなったか、11月に大会環境を席捲した【粛声】はどうなったか。
注目下さい!

より多くの人に大会環境の統計が届き、少しでもデッキ構築の参考になれば嬉しいです!


11月優勝統計

11月に報告のあったデッキ数は328でした。
さっそく見ていきましょう!

優勝シェア3位【粛声】

優勝数3位は【粛声】でした!
10月はまだ注目されていないデッキでしたが、11月2週目から急激に数を伸ばしました。
誘発への受けの良さ、高い安定性、攻撃力4100の圧と独特な強みのある儀式デッキですが、モンスターを大量展開するわけではない上に除去の手数も少ないため古き良き遊戯王のように真正面からモンスターの殴り合いをしていくデッキとなっております。

相互にサーチしあうことができるため非常に高い安定性を誇りますが、その分「灰流うらら」を受けるタイミングは多く、「ドロール&ロックバード」は非常に痛い誘発となってしまう性質があります。
「超融合」などの致命傷になりうるカードも多い現環境ですが【粛声】は確かな強みを持つため、流行の移り変わりによっては今後数を伸ばし得るデッキでしょう。

優勝シェア2位【R-ACE】

優勝シェア2位は【R-ACE】でした。
11月にとうとう首位陥落となり優勝数1位の記録は5ヶ月となりました。
「蛇眼の炎燐」の登場により「篝火」を入れた型が見られるようになった本デッキ。
「賜炎の咎姫」が採用されるようになりEXデッキの形に環境の移り変わりが表れております。

まだまだ環境TOP層をひた走る【R-ACE】、大会環境の仮想敵としては見ておくべき相手で間違いありません。

優勝シェア1位【炎王】

11月の優勝シェア1位は【炎王】でした。
ストラクチャーデッキが環境TOPを取る、より大会環境を身近に感じれるため良い傾向だと感じつつ、「篝火」高いんですよね~(汗)
最近は「篝火」3枚、「蛇眼の炎燐」1枚、「真炎王 ポニクス」2枚の構築が多く見受けられるようになりました。
10月と比べて「真炎王 ポニクス」の枚数が1枚減った様子から、「篝火」3枚、「蛇眼の炎燐」2枚によるアクセス性の向上、モンスターを展開することによるリンクモンスター展開への発展をより意識した構築へ流行が移っていることが分かります。

ただし、リンクモンスター展開を狙うようになったことにより「増殖するG」への耐性が下がったり、「ドロール&ロックバード」の影響が強くなったりと一長一短ではあります。
いっそ「真炎王 ポニクス」を3枚投入し「炎王獣 ガネーシャ」「炎舞-「天璣」」を入れたストラクチャーデッキ発売直後に見られた【炎王】を逆張りで使う、というのもアリなのでは。
と思う逆張りオタクな私です。

その他環境の変化

その他の環境の動きとして、特に注目すべき項目は
①11月に大会環境入りへ【スネークアイ】
②増減の激しい【センチュリオン】
③多くのデッキに支持を得る【ホルス】
④環境を統べる魔女【ディアベルスター】
の4点でしょう。

11月に大会環境入りへ【スネークアイ】

11月哲会でも優勝を決めた【スネークアイ】、実は11月に入ってから大会に現れるようになり、着実に優勝を重ねてきております。

パックで現在進行形でストーリーが展開されている「ディアベルスター」、それに付随してカードが出続けることが期待できる【スネークアイ】は今後も強化が見込まれるため、新規カードによる発展性があります。
そのようなテーマを今の内から握っておくのは新規カード情報が出るたびワクワクすることができるため、非常にオススメです!

増減の激しい【センチュリオン】

10月からTOTALではシェア増加した【センチュリオン】
しかしその数は安定しておらず、週によって優勝数の増減が激しい傾向にあります。
デッキビルドパック産のデッキは新規カードで大きく化けることがあります。
愛好家により使われている今こそ【センチュリオン】への理解を深め、プレイングを磨く時でしょう。

【センチュリオン】も様々な研究がなされており、【ホルスセンチュリオン】【教導センチュリオン】【超重武者センチュリオン】など様々なデッキが優勝を果たしております。
再度【センチュリオン】が環境を取る時、これらのバリエーションの中から採用される動きがあるのか。
しっかり注目していきましょう。

多くのデッキに支持を得る【ホルス】

「ホルス」を採用していたのは33つ。
安定して1割のデッキが「ホルス」を採用しております。

以下が11月に「ホルス」を採用していたデッキ一覧です。
【ホルス】14つ
【センチュリオン】10つ
【キマイラ】4つ
【オルフェゴール】3つ
【スネークアイ】1つ
【セリオンズ】1つ

【ナチュルホルス】や【ホルス百鬼羅刹】など、こちらも様々な型が存在し日々研究が重ねられているデッキです。
どんなランク8とよく採用されていたかは後ほどまとめます。

環境を統べる魔女【ディアベルスター】

「ディアベルスター」が採用されていたデッキは112デッキ、約34%のデッキには「ディアベルスター」が採用されていることになります。
環境TOPを競い合う【R-ACE】と【炎王】の両方で採用されているため非常に人気となっております。

以下が11月に「ディアベルスター」を採用していたデッキ一覧です。
【炎王】39つ
【R-ACE】38つ
【スネークアイ】22つ
【ヴォルカニック】5つ
【オルフェゴール】3つ
【インフェルノイド】1つ
【シャドール】1つ
【恐竜】1つ
【破械】1つ
【蟲惑魔】1つ

以前多く採用されていた「ジェット・シンクロン」は現在採用されていることは稀となっており、主には「蛇眼の炎燐」がよく採用されている現状です。
「スネークアイ・エクセル」が採用されているデッキも見られるため、よく一緒に採用されるカードにも変化が見られています。

11月優勝デッキの各週推移位

特に大きな動きがあったのは11月2週目、【粛声】デッキが一気に注目を浴び爆発的に数を伸ばしています。
その分【R-ACE】が数を減らしてしまいましたが、11月も進むにつれて【粛声】の数が減り【R-ACE】が数を回復させる流れとなりました。
【粛声】への理解が深まり、メタが回り始めた様子が読み取れます。
【粛声】と同時に増加しているのが【センチュリオン】
ただし、先に述べた通りその後数を減らし11月末にはシェア1%まで減りました。非常に動きの激しいデッキです。

流行している手札誘発

11月になってから「ドロール&ロックバード」「ニビル」の数が大きく増加しました。
「ディアベルスター」を組み込むことで【炎王】【R-ACE】がサーチと特殊召喚を多用するようになり、「ドロール&ロックバード」「ニビル」を強く受けるようになったことでメインデッキからの採用が非常に多くなったのでしょう。
数を減らしたところでは「エフェクト・ヴェーラー」。
「賜炎の咎姫」が登場したことにより【R-ACE】の「エフェクト・ヴェーラー」「無限泡影」への耐性が上がり枚数が減ったことが伺えます。
【粛声】に効かないというのも数を減らした要因かもしれません。

平均枚数は9.59枚、10月から+0.51枚と増加しております。
後攻の手札に手札誘発が2枚以上ある確率は3割程度あるため、ある程度覚悟を持って先攻展開を行う必要があるようです。

まとめ


詳細分析

お待たせしました!
ここからは環境に多い各デッキの分析を行っていきます。
今回は【粛声】【R-ACE】【炎王】のレシピ集計から
・メインデッキに採用された手札誘発
・メインデッキに採用された汎用カード
・サイドデッキに採用されたカード
・参考レシピ
をまとめていきます。

オマケとして、【神碑】【ホルス】【センチュリオン】【スネークアイ】の
・メインデッキに採用された手札誘発
・メインデッキに採用された汎用カード
・サイドデッキに採用されたカード
・参考レシピ
を追加しておきます。
年末大型大会に向けて、大量の情報を投げます!
集計結果を見て頂き、環境TOPの【粛声】【R-ACE】【炎王】を使う上でどんなカードがよく採用されているか見るもよし、逆に対策を練るもよし。
是非情報を活かして頂けたら幸いです。

また、出張性の高い「ディアベルスター」「ホルス」に関してもどのような枚数で採用されているかもまとめました。

環境をより詳細に読み解くことができると思います。
是非お読みください!

今回は文章を省いた簡略版でお届け!

【ディアベルスター】統計

「ホルス」とエクシーズモンスターの統計


【ホルス】デッキ詳細統計

メインデッキ-手札誘発

メインデッキ-汎用カード

サイドデッキ

サンプルレシピ

ここから先は

520字 / 18画像

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