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【ラッシュデュエル】LEGENDカードってどれだけ引けるの?

みなさん遊戯王ラッシュデュエルはやっていますか?
遊戯王ラッシュデュエル、毎ターン手札が5枚になるようにドローすることができるゲームルールにより遊戯王では考えられないほど大量のドローをすることができる超面白いゲームです
Switchでゲームを無料で遊べるのもいいですね
みんなやろうぜ!(定型文)
前回記事はこちら↓
【ラッシュデュエル】ドローカードってどんだけ大事なの?|C.B|note

さて、ラッシュデュエルには独自のシステム「LEGENDカード」が存在します
モンスター、魔法、罠それぞれ1枚ずつ計3枚入れることができ、どれもデュエルに大きく影響を及ぼし得る強力な能力を持っています
どんなLEGENDカードが人気なのかは私が大会優勝レシピの統計を取って毎月公表してますので、TwitterをチェックしてみてくださいC.B(@CB25306458)さん / Twitter
しかし、40枚デッキ中3枚しか入っていないカードを、果たしてどれくらい引けるものなのでしょうか
ドローカードを活用した場合と合わせて見ていきましょう

【確率計算その1】毎ターン手札を使い切る場合

ラッシュデュエルは毎ターン手札が5枚になるようにドローするため、基本的には手札を使い切るようにデュエルを進めていくことになります
そのため、まずは毎ターン5枚引き続ける想定で考えてみましょう

【条件】初期手札4枚、毎ターン5枚ずつドローする場合の40枚デッキにおけるLEGENDカードを1枚以上引く確率

・1ターン目:33.8%(累計ドロー数5枚,残りデッキ35枚)
・2ターン目:58.9%(累計ドロー枚数10枚,残りデッキ30枚)
・3ターン目:76.7%(累計ドロー枚数15枚,残りデッキ25枚)
・4ターン目:88.5%(累計ドロー枚数20枚,残りデッキ20枚)

5枚引いた段階で3割程の確率で引けることになります
手札を使い切れば2ターン目には60%弱、3ターン目には75%以上の確率で何かしら1枚は引いていることになります
LEGENDカードには「ブラック・ホール」や「聖なるバリア -ミラーフォース-」などの強力なカードも存在しますので、この時点で1度はフィールドのモンスターを全部破壊されていそうですね
それを計算の上で戦うか、破壊されないよう動くかでその人の戦い方、デッキの方針が分かれそうです

「ブラック・ホール」対策は大事

【確率計算その2】毎ターン5+1枚引き続ける場合

次は毎ターンドローカードを活用して引き続けることを想定してみましょう
ラッシュデュエルにはドローカードが多く存在し、それらを活用することでデッキをより早く回すことができます
ちなみに2023年2月現在各種族における専用手札交換モンスターは以下の通りです
魔法使い族:「ミスティック・ディーラー
ドラゴン族:「ザ☆クローン
戦士族または獣族:「緑眼の星猫
悪魔族:「コバルト・コボルト
昆虫族:「ドラモスの幼虫
恐竜族:「メック・テリジノラプトル
「海」または「大海洋」:「カタオモイルカ
機械族:「クラフター・ドローン
幻竜族:「幻刃妖精ピッケロン
ギャラクシー族:「ギャラクティアラ・イブ

【条件】初期手札4枚、毎ターン5+1枚ずつドローする場合の40枚デッキにおけるLEGENDカードを1枚以上引く確率

・1ターン目:39.4%(累計ドロー数6枚,残りデッキ34枚)
・2ターン目:66.8%(累計ドロー数12枚,残りデッキ28枚)
・3ターン目:84.4%(累計ドロー数18枚,残りデッキ22枚)
・4ターン目:94.3%(累計ドロー数24枚,残りデッキ16枚)

結構高い確率になってきました
3ターン目になれば1枚は引いてそうですね
合わせて2枚以上引いてる確率も見てみましょう

【条件】初期手札4枚、毎ターン5+1枚ずつドローする場合の40枚デッキにおけるLEGENDカードを2枚以上引く確率

・1ターン目:5.4%(累計ドロー数6枚,残りデッキ34枚)
・2ターン目:20.9%(累計ドロー数12枚,残りデッキ28枚)
・3ターン目:42.3%(累計ドロー数18枚,残りデッキ22枚)
・4ターン目:65.2%(累計ドロー数24枚,残りデッキ16枚)

1ターン目はもちろん確率は低いですが、3ターン目、4ターン目まで来るとそこそこ確率が高くなりますね
LEGENDカードを2枚引くことができれば「ブラック・ホール」で相手モンスターを全部破壊して「人造人間-サイコ・ショッカー」で相手の動きをけん制する、ということもできて非常に強力です

自分も罠を使えなくなるため、最近は「漆黒の戦士 ワーウルフ」「ミラージュ・ドラゴン」の採用率の方が上がってきています

【確率計算その3】毎ターン5+2枚引き続ける場合

毎ターン2枚引くことを想定した確率を見ていきましょう
2枚ドローするカードの代表例としてLEGENDカード「強欲な壺」がありますが、「強欲な壺」を採用するのであればマキシマム召喚やフュージョン召喚を狙うデッキなどで採用したいですね

【条件】初期手札4枚、毎ターン5+2枚ずつドローする場合の40枚デッキにおけるLEGENDカードを1枚以上引く確率

・1ターン目:44.8%(累計ドロー数7枚,残りデッキ33枚)
・2ターン目:73.7%(累計ドロー数14枚,残りデッキ26枚)
・3ターン目:90.2%(累計ドロー数21枚,残りデッキ19枚)
・4ターン目:97.8%(累計ドロー数28枚,残りデッキ12枚)

毎ターン2枚引くのは大変ですが、その分確率は高いですね
1ターン目でも45%弱あるため、相手が「七宝船」で2枚ドローしたら45%の確率でLEGENDカードを何かしら引いていることになります
それを前提に考えれば相手のプレイング、使用したカードからLEGENDカードを引いているのか、どんなLEGENDカードを引いているのかを推測することも可能なので、1つプレイングの指標にできるかもしれません

【条件】初期手札4枚、毎ターン5+2枚ずつドローする場合の40枚デッキにおけるLEGENDカードを2枚以上引く確率

・1ターン目:7.4%(累計ドロー数7枚,残りデッキ33枚)
・2ターン目:27.6%(累計ドロー数14枚,残りデッキ26枚)
・3ターン目:53.8%(累計ドロー数21枚,残りデッキ19枚)
・4ターン目:79.0%(累計ドロー数28枚,残りデッキ12枚)

3ターン連続で「トレードイン」や「七宝船」で2枚ドローをすれば半々の確率でLEGENDカードを2枚以上引けていることになります
「サタニウスの宝珠」をドローカードとして持ち、LEGENDカードをそのまま攻めに活用できる「エクスキューティー」デッキでは上記確率でLEGENDカードを引ける旨味を十二分に発揮できると言えるでしょう

属性サポートのここら辺の2枚ドローも強いですよね

【確率計算その4】毎ターン5+3枚引き続ける場合

確率計算も大詰め、最後は3枚ドローのパターンです
一番の注目は1ターン目の確率になるかと思います
「アメイジング・ディーラー」を使った時にLEGENDカードを引ける確率と同義なので、多くのデュエリストに当てはまるシチュエーションではないでしょうか
早速見ていきましょう

【条件】初期手札4枚、毎ターン5+3枚ずつドローする場合の40枚デッキにおけるLEGENDカードを1枚以上引く確率

・1ターン目:49.8%(累計ドロー数8枚,残りデッキ32枚)
・2ターン目:79.5%(累計ドロー数16枚,残りデッキ24枚)
・3ターン目:94.3%(累計ドロー数24枚,残りデッキ16枚)
・4ターン目:99.4%(累計ドロー数32枚,残りデッキ8枚)

「アメイジング・ディーラー」を1ターン目に使えばLEGENDカードを約50%の確率で引いていることになりますね
先攻で相手が「アメイジング・ディーラー」を使用して手札にカードが残ったらモンスター、魔法カードのLEGENDカードを、セットカードがあれば罠カードを疑っていいでしょう
後攻であればモンスター、魔法カードのLEGENDカードは早速使われることも多いので、「アメイジング・ディーラー」を使われたらその後のLEGENDカードの衝撃に備えたほうがいいかもしれません

【条件】初期手札4枚、毎ターン5+3枚ずつドローする場合の40枚デッキにおけるLEGENDカードを2枚以上引く確率

・1ターン目:9.6%(累計ドロー数8枚,残りデッキ32枚)
・2ターン目:34.8%(累計ドロー数16枚,残りデッキ24枚)
・3ターン目:65.2%(累計ドロー数24枚,残りデッキ16枚)
・4ターン目:90.4%(累計ドロー数32枚,残りデッキ8枚)

《1枚以上引ける確率》と合わせて、1ターン目で「アメイジング・ディーラー」を使えば50%の確率でLEGENDカードを引けて、さらに10%弱の確率で2枚以上引けているということになります
いかに「アメイジング・ディーラー」の効果を通すことがLEGENDカードを引くことに大きな影響を与えるかが分かりますね
なので、自分がLEGENDカードを積極的に使いたければ「アメイジング・ディーラー」を使い、相手のLEGENDカードを引くのを阻止したければ相手の「アメイジング・ディーラー」を邪魔することができれば大きく有利になれるということですね

「アメイジング・ディーラー」除去代表カード
怪しいディーラーは酢飯にしてしまいましょう

最後に

いかがでしたでしょうか
LEGENDカードを引けるか引けないかはデュエルを大きく左右し、それ故に引く確率を上げることができれば構築時のLEGENDカードの選別段階からデュエルの進め方を計画することもできます
もちろん確率に取りつかれて、ドローカードとLEGENDカードに執着するのが正しいわけではありませんが、それだけドローしつつ戦えるデッキとして構築することができれば、非常に安定した勝利が貴方に訪れることでしょう!

ラッシュデュエルのドロー、手札交換カードをまとめたリストはこちら↓
ラッシュデュエル【デッキ構築の友】まとめ|C.B|note

ちなみに、筆者は緻密な確率計算の全てを無視して
手札事故を起こす天才

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